転倒による労災
- 2012年01月24日
- 活動報告
仕事中の転倒によるけがは当然労災になりますが、ある労基署の集計結果によりますと、転倒による労災の発生件数は意外にも小売業が最も多いとのことです。例えば食品関係の売り場の床が水で濡れていて滑ったとか、レジカウンター内の床にはっていたコードに足を引っ掛けて転んだとか、バックヤードの通路を歩行中に突然出てきた什器とぶつかって転んだとかいう話は、今までも担当の小売店舗において結構聞いたことがあります。もちろん転倒防止のためにはそれぞれが注意して歩くことが基本になりますが、現場の整理、整頓、清掃(3S)を行うことはそれと同じくらい重要と私は考えています。集計結果を受けてかどうかわかりませんが、ある地域では労基署が転倒防止対策の件で小売店舗に調査に入るという話を聞きました。