高炉の休風
- 2012年03月15日
- 活動報告
今日は八幡製鉄所の高炉の24時間休風(月1回の定期補修)の日でした。いろいろな工事が行われますが、今日は主に耐火物の吹付作業を巡視しました。安全帯、防じんマスク、COガスモニターを装着し、途中からエレベーターで炉口まで上がりました。遠くまで見渡すことができ、高所恐怖症の方はとても上ることのできないような高い所でした。今日は炉体内部の壁に耐火物の吹付を行うためふたが開けられていましたので、生まれて初めて炉体の内部を覗くことができました。炉体内部には鉄鉱石とコークスが交互に積み重ねられているのですが、1番上のコークスの層の表面からメラメラと青い炎があがっているのが確認できました。実際には危険なCOガスが発生しているのですが、なんとも言葉では言い表すことのできない神秘的なものを感じた次第です。