服部産業医事務所の活動

ブルーベリーでパッチリ!

 

 

保健師の宮本です。

山本保健師が健康診断のお話をされていますが、先週の始めに私も受けてきました!

血液検査も心電図も特に問題はなかったのですが、自分でも毎年驚くのは視力の良さです。

こうやってパソコンと睨めっこしたり、スマホを見たり・・・

あまり自分自身目を労わっているつもりはないのですが、今年は両目1.5の称号が頂けそうです。

 

 今日はそんな目について小話を。

デスクワークの方は特に「夕方になると目がショボショボ」「目が渇いて痛い!」など、目に関する悩みを抱えていらっしゃるのではないでしょうか。

日常的に酷使している目にお勧めなのが、ブルーベリー。

(そういえば小さい頃、我が家では「ジャムといえばブルーベリーかミキプルーン」でした。)

 

Q. 何故、疲れ目にはブルーベリーなの?

A. ロドプシンの働きを助ける効果があります。

 疲れ目の原因は、「ロドプシン」という物質の不足。

ロドプシンとは、目に入ってきた光を受けて分解され、映像を信号化して脳に伝える物質です。

物を見るたびに消費と合成を繰り返しますが、目を酷使すると再合成が追い付かなくなり脳への伝達が不十分となって疲労を感じます。

このロドプシンの再合成を助ける働きがあるのが、ブルーベリーに多く含まれているアントシアニンといわれています。

 

Q. ブルーベリーならどれでも良いの?

A. アントシアニンの含有量が決め手です!

 北欧産の野生種ビルベリーという品種は、アントシアニンを特に豊富に含んでいるそうです。

これは白夜の夏に浴びる大量の紫外線から自らを守るため、たっぷりと果肉に蓄えるから。

この原理でいえば、国内産でも「日が長く、気温の高い」地域のブルーベリーはアントシアニンが多そうですね。

 

Q. ブルーベリーの効果は他にもある?

A. 活性酵素の働きを抑え、アンチエイジングをサポート

 アントシアニンはポリフェノールの一種です。

そのため、紫外線を浴びることなどによって発生する活性酵素の働きを抑制する、強い抗酸化作用があります。

これは白内障の予防にも繋がり、また細胞の酸化を防いで健康な体を維持する働きもあるということです。

つまり!様々な面から目の健康をサポートしてくれるだけでなく、体全体のアンチエイジングにエ役立つ成分としても期待できそうです。

 

おまけ:ブルーライトに注意

 可視光線の中で紫外線に最も近いエネルギーを持っているのが、ブルーライトと呼ばれる青色光です。

特にデジタルディスプレイから発せられるブルーライトは強力なので、できれば

・パソコンやスマホは休みながら使う(1時間に1回小休憩を挟む)

・ブルーライトから目を守る眼鏡を使う

などの対策をとっていただきたいです。

どうしても難しい方は、網膜などに含まれ目を守る役割を持つ「ルテイン」が入ったサプリなどを摂ることもお勧めです。

 

パソコン作業も運転操作も目が資本です。

ご自分の目を労わって、少しでも長い期間今の視力を維持しましょう!

 

それではまた来週!

 

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