服部産業医事務所の活動

外食が多い方に②

こんにちは、保健師の山本です。
前回に続いて外食についてですが、今回は外食の際に気を付けてほしいことについてお話ししたいと思います。

3.外食やファーストフード店で食事をする際に気をつけたいこと  
食べ過ぎが肥満につながることを理解していても、レストランなどの外食では「つい食べ過ぎてしまう」という人も多いと思います。
外食でメニューを見るときには、「これだけは見逃さない方が良い」という重要なポイントがありますがご存知ですか。  
米国糖尿病学会(ADA)は、外食やファーストフード店を利用するときに、次のことに注意するよう呼びかけています。
ちょっとしたことですが、内容的には普段の食生活につながる部分もありますので、応用していただけたら思います。

① 注文する前に、何を食べたらよいか、あらかじめ計画をたてる。単品を選ばないようにし、全体の量を控えめにする。
②メニューに栄養成分表示やカロリー表示がある場合は、必ず見るように。
※ホームページで公開している店も多いので、よく利用するお店は要チェックです
③なるべく多様な食品を選ぶようにする。
※「ハンバーガー、ポテト、コーラ」という注文は最悪です。ポテトの代わりに、サイドメニューで野菜を一品追加すると栄養バランスが改善されます。
④特大メニューは、1食で800~1000kcalを超えるものもあるため、なるべく標準サイズを選ぶ。
⑤ 飽和脂肪とトランス脂肪酸を少なくするために、油で揚げた食品は控えめにする。
⑥塩分の過剰摂取は、高血圧につながるだけでなく全体のカロリーが増えすぎる原因に。塩入れがテーブルに置いてあっても使わない。
⑦ 可能であれば、パンやごはんは全粒粉や玄米に交換する。ミルクは低脂肪のものを選ぶ。
⑧サラダバーを活用する。レタス、ニンジン、玉ねぎ、セロリ、ブロッコリー、カリフラワー、ホウレンソウなどの野菜を多めにする。その際に、ドレッシングをかけすぎないようにする。

特に女性は、言われるまでもなく上記の内容を意識されている方も多いのではないでしょうか?
老若男女問わず、食事は体を作る大切なものです。 これからの外食時、少し意識してメニュー選びをしてみませんか?

産業医に関するご契約・ご相談は、メールまたはお電話にてお気軽に新規契約をご検討の方下さい。服部産業医SOSコールTEL:093-742-2204 受付時間 9:00~18:00 ≫新規契約をご検討の方フォームはこちら メールは、日・祝日を除き、24時間以内にご返信致します。
お問い合わせフォーム
TEL:093-742-2204 受付時間:9:00~18:00
電話をかける