ペットボトル飲料の回栓後の細菌増殖
- 2016年06月27日
- 衛生
食中毒の季節になりましたが、ペットボトル飲料にも充分に注意する必要がありそうです。ある実験の結果によりますと、最も細菌数が増殖したのはカフェオーレで、飲んだ直後の細菌数が1mlあたり1000個であったのが、24時間後には2000万個に増殖していたそうです。2番目に細菌の増殖が多かったのはスポーツドリンクだったようですが、これらの飲料には糖分が入っているため、細菌が増殖しやすいようです。一方、ミネラルウォーターや緑茶は糖分が入っていないため細菌の増殖率も低く、特に緑茶には細菌の増殖を抑えるカテキンが入っていますので、ミネラルウォーターよりもさらに細菌が増殖しにくいようです。いずれにせよペットボトル飲料については、開栓後1度口をつけた後は出来るだけ速やかに飲んでしまう必要があるようですね。