夏場の血圧
- 2017年06月27日
- 未分類
こんにちは。保健師の宮本です。
今日は血圧について・・・
一般的には血圧は、冬場は血管が収縮して高めになり、夏場は汗をかき、血管が開くために低めになります。そのため、高血圧の薬を服用していると冬場よりも下がりやすくなることがあります。急に立ち上がったりした時に、急激に血圧が低下して、めまいやふらつきを起こすこともあるようです。また、いつもと違う体の怠さを感じるときは、意外と血圧が下がり過ぎていることもあります。特に複数の薬を服用していたり、利尿剤を使用しているとおこりやすいそうです。気になる方は、主治医に相談してみてください。夏場だけ処方を変えることもあります。
また、熱中症対策で水分補給をしっかり行いましょうと言われていますが、高血圧の人は特に、水分補給は夏場の健康管理には欠かせません。血液がドロドロになって心筋梗塞や脳梗塞もおこりやすい状態になります。脱水状態にならないよう注意してくださいね。
また、暑いとビールを飲む機会も増えるかと思いますが、アルコールは血管を広げる作用があります。その結果、飲んだ後は血圧が下がりますが、アルコールが抜けるとリバウンドで血圧が上がることもあるそうです。多めに飲酒した次の日の朝の血圧にはご注意ください。また、アルコールは利尿作用があるので、脱水になりやすいので、それも注意ですね。
血圧管理というと冬場が大事なイメージがありますが、夏場にも気を付けることがあります。
血圧のコントロールを上手く行って、暑い夏を快適に過ごしましょう。