服部産業医事務所の活動

風疹


こんにちは。保健師の宮本です。

風疹の感染が全国に拡大しています。今年の患者数はすでに362人で、昨年1年間の患者数の約4倍になっています。

風疹とは…
風疹ウイルスによって引き起こされる感染症で、主な症状としては、発疹、発熱、リンパ節の腫れ、などがあります。
発熱や発疹などが3日程度でおさまることから、「3日ばしか」などとも呼ばれますが、風疹と麻疹は、全く違うウイルスによる病気です。

風疹は感染力はそれほど強くないですが、予防法が予防接種のみで、大人の方が重症化する傾向にあります。

感染で問題なのは妊婦さんがかかってしまった場合です。
妊婦さんが風疹にかかると、先天性風疹症候群を引き起こし、胎児に悪影響を及ぼす恐れがあります。
先天性風疹症候群は、先天性の心疾患や、白内障・緑内障・網膜症などの視覚障害、聴覚障害などを引き起こします。

風疹も、麻疹と同様に、予防接種を受けていない世代があり、十分な抗体がない人方が多いです。
特に昭和54年4月2日~昭和62年10月1日に生まれた方は、風疹の予防接種を受けていない確率が高い世代とされています。
法令の改正によって今まで中学生で接種していたものが、乳幼児に接種することに方針転換したため、当時小学生であった子供は中学で接種を受けることができなくなり、そのころに小学生だった先の該当の方は接種率が低いと考えられます。

感染の機会が多い職場としては
★公共施設等多数の者が利用する職場
★昭和37年度~平成元年度生まれ(特に昭和48~55年度生まれ)の男性が多い職場
★海外等で風しんが流行している地域へ出張することが多い職場
★海外等で風しんが流行している地域からの人材の受け入れ(例:会議開催)の機会が 多い職場
が、あげられます。

念のため、ご自分ワクチン接種について見直しをしてみましょう。

以下参考にされてください。↓
職場における風疹対策ガイドライン