服部産業医事務所の活動

脳卒中週間

こんにちは。保健師の宮本です。

日本脳卒中協会は、毎年5月25~31日を「脳卒中週間」とし、啓発活動を行っています。 脳梗塞といえば冬の寒い時期に多いイメージですが、実は年間では6~8月から増加することが厚生省研究班の調査でわかりました。一般的には動脈硬化を予防が大切で、生活習慣の改善や高血圧や糖尿病、脂質異常症の治療が必要です。

また、脳梗塞は心臓との関係もあり、「心房細動」という不整脈が原因となることもあります。脳梗塞の1/3は心臓でできた血の塊である血栓が詰まることが原因で発症するそうです。心房細動になると、血栓ができやすくなります。この血栓が心臓から流れ出て脳まで運ばれ、脳の血管が詰まると脳梗塞となります。

健診結果を拝見していると心電図の結果で心房細動の所見のある方がいらっしゃいます。この場合は、医療機関を受診し、詳しい検査を受けることをお勧めします。不整脈がある方は、ない場合比較して、脳梗塞の危険性が約5倍、心房細動が原因の脳梗塞の危険性は10倍以上になるという報告もあります。

脳梗塞を予防するためにも、健診結果のご確認と生活習慣の見直しをお願いします。

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