服部産業医事務所の活動


隠れインフルエンザ?


こんにちは、保健師の宮本です。
今日のニュースで「隠れインフルエンザ」についての記事がありましたのでご紹介します。

(NIKKEI STYLEより一部抜粋)
インフルエンザは、インフルエンザウイルスによる感染症。ウイルスの感染力が強いのがA型とB型。A型でも毎年違ったウイルス株が流行します。そのためワクチン接種もその年ごとに内容を変えていく必要があります。

感染の経路は、くしゃみや咳からうつる飛沫感染と、物を触ってうつる接触感染があります。国立がん研究センター中央病院感染症部の岩田先生によると、「感染した人が咳やくしゃみをすると、ウイルスを含む飛沫が2mほど飛ぶ。これを近くにいる人が吸い込むと、ウイルスが鼻や喉の粘膜に付着して感染する。インフルエンザにかかったらマスクをつけ、しっかり手洗いをすることが人にうつさないためのエチケット」とのこと。

典型的な症状は、急に38℃以上の高熱が出て、体の節々が痛み、寒気がするというもの。風邪よりも症状の現れ方が急激なのが特徴。

 軽い症状のインフルエンザも少なくないという。「微熱や鼻水が出る程度でも、検査をしてみたらインフルエンザ陽性だったという例もある。しかし軽症でも周囲の人にうつしてしまうリスクはあるので、咳エチケットを心がけてほしい」(岩田部長)。

 同じウイルスに感染しても、体の反応の仕方は人により異なります。若い人や体力のある人は高熱や節々の痛みなどの激しい症状が現れやすいのですが、高齢者や体力のない人では強い症状があまり出てこないことも多いようです。

発熱や痛みなどの症状は、体の免疫機構が侵入したウイルスから体を守ろうとする生体防御反応の現れ。つまり、治す力が強い人ほど、症状も激しくなる傾向があるとのことでした。

これからの時期は、体がいつもと違ってきついと感じたときは、無理な外出などはせず、自宅でゆっくり休むことも必要ですね。また、マスクなどの咳エチケットも忘れずに。

健康診断受診を先延ばしにする傾向


年1回の定期健康診断を、一定の定められた期間に受けるよう社員に義務づけている会社は多いですが、その期間の終わりが近づくにつれて、駆け込みで健診を受ける社員が増える会社が多いようです。やらないといけないことをつい先延ばしにしてしまうのは人間の性といえるのかもしれません。かくいう私もふるさと納税については毎年、年の瀬まで先延ばしにしてしまう傾向がありますので、今年は少し早く済ませたいと思います。

眼鏡の調整


こんにちは。保健師の宮本です。
先日、駅の階段を下りていたら、10円玉が落ちていると思い、よく見てみると、家庭用磁気治療器(ピッ〇エレ〇バンとか)の丸いテープでした。
眼鏡があっていないのか・・・なんなのか・・・・

眼鏡を利用している方は多いと思いますが、必要な状況にもよりますが、最近はパソコンやスマホなどすぐ近くのものを見ることが多い場合は、強い度数のレンズは必要ないといわれています。
近視の矯正レンズの度数が強いと「過矯正」といって遠くのものをみるために調整されてしまい、近くのものを見ようとすると目は必要以上に労力を使い、目に余計な疲労が蓄積してしまい、頭痛などを引き起こす原因となるようです。
眼鏡を作るときは、使う状況を考えておく必要があります。

私もいつもかけている眼鏡は近くをみる用に作っています。
だから10円玉と見間違えたかと・・・皆様もお気を付けください。

トイレと血圧


こんにちは、保健師の宮本です。
日に日に寒くなってきました。
先日、とあるトイレに入った時、なにも気にせず座ったところ、冷た〜っ…、温め機能がない便座でした。
わかってれば、覚悟して座るのですが。
きっとあの瞬間、血圧が上がったと思われます。

このように急な温度の変化は血圧を上げます。
また便秘も気をつけましょう。
出そうとしていきむことが血圧を上げます。
さらに、今はトイレでしゃがむことは少なくなってきたと思いますが、急にしゃがみ込むと、血圧が上がります。しゃがみ込むことによって、ももの部分とひざから下の部分が圧迫されることで、末梢血管の血管抵抗が上昇し、下肢の筋肉が緊張することによって交感神経も緊張するためノルアドレナリン(血圧を上昇させるホルモン)が分泌されるため、血圧が上げるそうです。

トイレと血圧、意外と関係があります。
まずは日頃の血圧を知り、ぽんっと上がらないようにお気をつけくださいね。

五十肩


こんにちは。
保健師の宮本です。
先週、五十肩のことを書きましたので、今日はどのようなものかご紹介します。

まず、五十肩とは、正式な名称は肩関節周囲炎と言い、肩の関節周囲が炎症を起こしていることで痛みが出ている状態です。
痛みだけではなく動かしにくくなったり、安静にしていてもズキズキと疼くこともあります。夜間痛といって、痛みで目が覚めることもあります。
ちなみに、好発年齢は40~60代とされているため、四十肩とか五十肩という名前がついています。

ではなぜ五十肩になるのかということについては、これといった原因がはっきりしていないようです。
痛みや肩の動きが悪くなることの原因は、炎症や肩周りの筋肉が固まってしまっていることが考えられます。

五十肩の場合、動かした方がいいのか?動かさない方がいいのか?・・・
実際は動かしてはいけない段階と動かしても良い段階があるようです。

●急性期
急性期というのは、激しい痛みが特徴です。
この場合は動かしてはいけませんし、痛くて動かすことが困難な状態です。
夜寝ている時に痛みで目が覚めるくらい強く痛むことがあるのも特徴です。
大事なことはとにかく安静にすることです。

●慢性期
慢性期というのは、激しい痛みはないけれど、動かしづらい状態です。
無理に動かそうと思えば動くかもしれませんが、無理に動かそうとせず少し動かしてみるという程度が良いようです。
慢性期の場合、温めることで痛みが弱くなったり少し動きが良くなることもあります。

●回復期
回復期というのは文字通り回復してきている状態で、痛みもかなり治まり動きも良くなりつつある状態です。
この状態になったら動かすことをしても構いません。ただし、強引なやり方ではなく丁寧に行うことが大切です。

基本的に五十肩の症状になった場合、まずは整形外科を受診するのが良いです。
五十肩と思っていても、実は肩の腱板断裂などを起こしていることもあるからです。
そのようなことがないことを確認した上で、投薬や理学療法を受ける必要があります。
必要によっては注射や手術が必要になることもあるようです。
また、五十肩はほっとけば自然に治るということもありますが、場合によっては内臓疾患から肩の痛みが出ている場合もあります。心筋梗塞などがそうです。
まずは本当に五十肩なのかしっかり見てもらう必要がありそうですね。

ちなみに私の、痛くてできないこと、痛みが出る動作は
・痛い方の肩を下に寝ている時、痛みで目が覚める
・下着のホックをとめる
・床の拭き掃除
・テーブルを拭く
・ゴミ箱にティッシュを投げ入れる
・駐車場のチケットを取る、料金の支払い
・前ならえの一番前の人のポーズ
などなど・・・
五十肩経験者あるある(苦笑)

寒くなってくると、痛みが増すようなので、暖かくしておく必要がありますね。
少しずつ動かして、これ以上の拘縮がでないように気を付けます。

肩の痛み


こんにちは。保健師の宮本です。

突然ですが、実は私、五十肩……いや、四十肩です。
2年前に右肩が上がらなくなり、それは痛みがなくなりましたが、半年前から痛みが左肩に移行し現在に至ります。
先日、野球観戦で2本連続ホームランが出たときに、おもわずやったーとバンザイをしたときに、上がらないはずの肩を上げてしまったようで(その時はアドレナリンが出ていたのか痛みは感じませんでしたが…)次の日からさらに痛みが増してしまいました。

さらに寒くなって冷えるのが悪いのか最近ズキズキと痛みます。利き腕が左なので、生活の中で出来ないことが増えてとても不便です。

五十肩・四十肩と言うのは通称で、正式名称は肩関節周囲炎と言います。 40~60代に多い症状で、肩関節周囲組織の周囲に明らかな原因なしに炎症がおこり、肩関節の痛みと運動障害をみとめるものをいいます。
老化現象の一つでもあるようです。

ちょっと長くなりそうなので、肩関節周囲炎については、次回もご紹介しようと思います。

今年のインフルエンザの予防接種は


健診機関によっては健康診断時にインフルエンザの予防接種を行ってくれるのですが、今年はワクチンが不足していることもあり、断られるケースが多いようです。市中の病院でも小児や高齢者が優先で、働く世代は後回しになりそうです。これから少しずつワクチンの供給量は増えてくると思われますが、標準の接種料金も5100円と例年より高めになっています。働く世代にとって今年の予防接種は少し厳しい状況です。

足先の冷え


こんにちは。保健師の宮本です。
朝晩が急に寒くなってきましたね。

特に足先が冷えてしまい、自分の力では温められず、なかなか寝付けない日々がやってくるな~と思うと、ちょっと嫌な季節になってきました。
そこで今回は冷えに関してお伝えします。

たくさん靴下をはいても、どれだけ温めても、なかなか改善できないと、「体質だから仕方ない」と諦めたくなります。。
では、なぜ足先ばかりが冷えてしまうのでしょうか?

体は、血液をつかって体温を調節しています。
体温を調節している血管のほとんどは、「毛細血管」でできています。毛細血管の中を血液が通ることで体温を調節しています。
血液はまずは臓器に優先的に運ばれるので、手足などの末端はいつも後回しとなってしまいます。そのため、冷えやすいようです。

また、靴下の重ねばきや、ヒールや革靴などを履く機会が多くなることで、足を柔軟に動かすことが出来にくくなります。その為、足先の筋肉は凝り固まり、血管が圧迫され、血の巡りが悪くなってきます。
さらに歩く機会が少ないと足の筋肉が衰弱してしまい、自ら熱を生み出すことができなくなります。

そこで改善策として・・・

まずは靴下の重ねばきや、硬い靴を履く回数を少なくしてみる。
薄めの靴下や、スニーカーを履くことで、足を自由に動かす時間を多くしましょう。
そうすると全身の血の巡りが良くなり、毛細血管の先まで血が巡り、足先が温まります。

さらに温めすぎるのも良くないようです。
足先が冷えると、自力で温めることが難しく、ついヒーターの前などで直接足を温めてしまいます。
しかし、ここで注意。
外側から温めてばかりいると、リバウンドのように、反対に足を冷やしてしまう場合があります。
人間には、急激な変化にも体がついていけるように、体が現在の状態を維持しようとする働きがあります。冷えた体を強制的に温めると、体は元の状態に戻ろうとして、元の温度より下がってしまう可能性が大きくなります。

食べ過ぎにも注意です。食べ過ぎると胃腸に血液が集まり、器官や細胞への血液供給量が低下してしまい、手足の冷えが強くなってきます。

少し気を付けることで、足先にあたたかさが戻ってくるようです。寒い冬が来る前に取り組んでみてください。

睡眠


こんにちは。保健師の宮本です。

睡眠はダイエットと関わりがあるということをご存知ですか。
睡眠の時間や就寝の時間などに意識を傾けると、翌日のエネルギー消費に差がでるそうです。

成長ホルモンは就寝中に分泌されるホルモンで、特にノンレム睡眠時に分泌量が多くなります。このホルモン、子供の成長に関わるだけではなく、大人にとっても、疲労回復や代謝作用のある大事なものです。

成長ホルモンの代謝は十分な睡眠時間をとれば、1日あたり300kcalを消費します。
睡眠が十分でないと1日あたりの消費カロリーが100kcalにまで低下するそうです。
夜更かしなどで、睡眠時間が十分でなければ、200kcalも差がでてしまうということです。

また、成長ホルモンが分泌されやすい時間帯は22時~2時と言われています。個人差はありますが、入眠から最初のノンレム睡眠までの時間は30分~1時間なので、遅くても1時までには眠りたいですね。

体内時計には、脳の体内時計と、内臓の体内時計の2種類があると言われています。体内時計は脳と内臓の両方を同時にリセットすることで正しい生活リズムが作られます。
脳の体内時計・・・ 朝日を浴びるとリセットできる
内臓の体内時計・・・朝食を食べるとリセットできる

毎朝、決まった起床時間に起きて、起きたらすぐ朝日を浴び、朝食を摂ると、両方の体内時計がリセットできるといわれています。

このように睡眠の質が高くすることで、疲れを残さないだけでなく、寝ているだけで、ダイエットにつながるのであれば、睡眠の改善を試みてもよさそうですね。

インフルエンザ予防接種2


こんにちは。保健師の宮本です。
前回、インフルエンザ予防接種について記事を載せましたが、その後のニュースで、厚労省が今年はインフルエンザワクチンの製造予定量が昨年度使用量を下回っていることから、例年以上に効率的なワクチンの使用を要請していることを発表したとありました。

通知では、13歳以上の者がワクチン接種を受ける際に、医師が特に必要と認める場合を除き、接種回数を原則1回にすることを求めているそうです。
いわゆる大人は1回と思っていましたが、以下のように

国内で流通しているインフルエンザワクチン製剤の用法用量は全て「13歳以上の者については、0.5mLを皮下に、1回またはおよそ1~4週間の間隔をおいて2回注射する」となっており、13歳以上にワクチン接種を1回で行うことは適応の範囲内である(厚労省)

とありました。(勉強不足…)
しかし今年は2回接種すると不足するそうで、1回にとのことでした。

各医療機関が効率よく発注し、使用して頂ければなんとか回るようですが、もしかしたらいつも行かれている医療機関にはワクチンが例年通り準備できない可能性もありそうなので、接種の予定がある方はお早目に予約等されることをお勧めします。