服部産業医事務所の活動

安全帯


こんにちは、保健師の倉です。
墜落制止用器具の安全な使用に関するガイドライン」が公表されました。
既に胴ベルト型からフルハーネス型に変更されている事業所もあるようです。

「安全帯」の名称を「墜落制止用器具」に変わり
フルハーネス型を使用することが原則となります。
墜落制止用器具の構造規格の告示は来年1月、
現行の構造規格に基づく安全帯を使用できるのは2022年1月1日までと
猶予がありますので、今のうちにガイドラインに目を通しましょう。

厚生労働省のHPにはリーフレットもありましたので
私もまずはそちらから頭に入れたいと思います。

車の運転を卒業したい


高齢者の運転による交通事故が社会問題となっています。自分の能力の衰えに対して自覚がなく、ハンドルを握ってしまうことが、この問題の本質のようです。年を取るほど自分の能力を過大評価してしまうというのは、いつの時代にも変わらない人間の性だと思いますが、これからも自動車免許を持つ高齢者が増え続ける以上、何等かの規制が必要な気がします。もちろん私も決して遠くない将来、高齢者の仲間入りをすることになるのですが、若い頃に比べると車を運転することにさほど楽しみを感じなくなってきているどころか、むしろ面倒臭いと思うようになってきています。できればハンドルを握りたくなく、人様に迷惑をかけないうちに車の運転を卒業したいのですが、自動運転技術も開発されてきていますので、そうなりますと問題は少し複雑になりそうですね。

薄暮の運転にご注意を


保健師の宮本です。
先日の帰宅時に駅を降りたところで、車と高校生が接触する事故が起きていました。
信号のない小さな交差点ですが、高校生が歩いているところに発進したばかりの車があたってしまったようです。
車にスピードがなかったことで、大けがはなかったようですが、打撲などはありそうでした。
高校生は3年生で前日にセンター試験が終わったばかりとのこと。これが前日や当日でなかったことがせめてもの救いでした。
これからの受検勉強に影響しないとよいのですが。
確認不足などのちょっとのことが、相手の人生を大きく変えてしまうかもしれないと思うとぞっとしました。

夕方の薄暗くなった時の事故が多いそうです。ライトをしっかりつけて歩行者に車の存在を伝えることも必要のようですね。

安全のABCDの法則


先日出席したある事業所の安全衛生委員会での話ですが、安全について「ABCDの法則」というのが紹介されていました。

 A:あたりまえのことを
 B:ばかにしないで(ぼんやりしないで)
 C:ちゃんとやる
 D:それができる人

なるほど、安全の基本を表現した名文句だと思います。

指差呼称の効果


ヒューマンエラー防止対策として、指差呼称は私が担当している会社でも広く行われていますが、その効果については大脳生理学的にも説明されているのはご承知のことと思います。ちなみに鉄道総合技術研究所が行った操作ボタン押し誤り実験でも、何もしない時の押し誤りが2.38%であったのに対し、呼称だけが1.00%、指差だけが0.75%、指差呼称が0.38%と、指差呼称によってヒューマンエラーが6分の1になることが示されたそうです。指差呼称の効果を改めて思い知らされる結果ですが、労働災害防止に限らずミスが許されないあらゆる場面で指差呼称を活用した方が良さそうです。

梅雨入り間近


こんにちは、保健師の倉明日香です。
今週は暑い日が続きましたね。

ゴールデンウイークが明け、
各事業所様におきましては
熱中症対策や予防教育の実施が始まっているようです。
私も安全衛生委員会等で、お話しさせて頂く予定です。

そんな熱中症のピークを迎える前にやってくるのが、
梅雨!!
九州北部に関しては、
5月21日ごろと早い年もあったようですが、
今年は6月に入ってからやってくるようですね。
昨年は雨に打たれ、
グレーのスーツが
膝下ネイビーのバイカラーになったこともありました。

梅雨の時期に注意して頂きたいのが、
転倒転落です!

雨が降っていなくても、湿気で路面が滑りやすくなりますので、
焦って移動しなくていいよう、
時間に余裕を持って行動しましょう。
交通事故にも気を付けてくださいね。

では、皆さま、よい週末をお過ごしください。
私は梅雨前の晴れを有効活用し、洗濯を頑張ります!

足元注意


こんにちは、保健師の倉明日香です。
今朝は車に雪がうっすらと積もっていました。

通勤や仕事中、移動はJRを利用することが多いのですが、
最近2か所、階段の段差の注意喚起を促すラインが新しくなっていました。

普段は何気なく上り下りしているのですが、
これは見やすい!と思ったラインがこちら↓
階段1
上るときは、ラインを越えようと、より奥に足が進み
下るときは歩幅が狭くなります。

よく見るラインはこちら↓
階段2
こちらもきれいで見やすいのですが、先ほどとはラインの位置と幅が違います。
ちょっとした工夫で、意識の差が生まれるものだと実感しました。

では、今夜は雪が積もりそうです。
土曜の朝にかけて、足元には気を付けてくださいね。
では、よい週末をお過ごしください。

転倒災害は第3次産業に多い


現在わが国における労働災害の中で最も多いのは転倒災害ですが、業種でいうと転倒災害全体の45%は第3次産業で発生しており、トップになっています。製造業や建設業が多いような気がしますが、意外な結果です。最近小売業などに労基署の立ち入りが多く入っている印象を持っていますが、なかでも転倒災害防止についての指導が多くなっているのは肯けます。

天井裏作業の危険性


建築工事などで天井裏の作業を行っていて、誤って天井を踏み抜き落下するという事故が比較的多く発生しています。天井裏での作業は落下すると死亡災害にもつながる危険な作業になりますが、作業をする側から見ると、通常の高所作業のように下が見通せないので、高いところで作業をしているという感覚を持ちにくい作業といえます。やはりどうにかして安全帯その他の落下防止対策を講じて作業をするようにしなければなりません。

高齢者ほど重症災害になりやすい


ある企業の労災に関するデータですが、休業、不休業を含めた発生件数はその企業の労働者の年齢分布に応じた発生になっている一方、そのなかで休業災害のみを取り上げた場合、年齢が上昇するほどその発生件数が増加する傾向にありました。同じ労災でケガをする場合でも高齢者ほど重症になりやすいことを示したデータといえます。