マスクの二重装着
- 2012年05月16日
- 活動報告
今日は粉じん作業場の職場巡視を行いましたが、作業者のなかに簡易マスクの上にさらに防じんマスクを着用している方がおられました。要するに保護マスクの二重装着をされていたのですが、呼吸抵抗が増して息苦しくなるだけでなく、防じんマスクと顔面との間に隙間ができ、粉じんの捕集効率の低下につながりますので、マスクの二重装着はしないよう指導しました。たぶんご本人は少しでも粉じんを吸い込まないようにという思いから二重にマスクを着けていたものと思われます。気持ちは理解できるのですが、やはりその場で指導しておかないと、これからもずっとこのまま作業を続けることになりますし、他の作業者も同じことをする可能性があります。昨日はマスクは着けているけれども鼻にかかっていない方も見かけました。防じんマスクに限らず保護具を正しく装着していない方は結構いらっしゃいます。保護具は正しく装着しましょう。