熱中症予防のための糖尿病者の適正配置
- 2012年06月07日
- 活動報告
糖尿病の方の熱中症予防の観点から、特にコントロール不良の方やインスリン治療中の方については、ハイリスク群として適性配置を検討しています。こうした方は元々糖尿病に伴う脱水が少なからずありますので、暑熱な環境で作業を行うことにより発汗が加わりますと、さらに脱水が進み熱中症の発生リスクは高まると考えられます。したがってコントロール不良の糖尿病の方については、特に夏場は厳しい条件の作業からはずすよう指示しています。先日対応した方はコントロール不良の糖尿病に慢性炎症性腸疾患を合併していましたので、迷わず暑熱な現場作業からはずずよう指示しました。もちろん糖尿病の方でも大部分は現場作業可能なのですが。