服部産業医事務所の活動


うつ病発症の誘因


うつ病は発症前に何らかの誘因のあることが多いですが、特に産業医が対応するケースにおいては、業務上のストレスが発症の誘因になっていることが多いようです。産業医は労働者を対象に仕事をしているわけですから当然といえば当然ですが、それでもそれぞれの方の話を詳しく聞いてみますと、そのかなりの割合で業務上の問題だけでなくプライベート上の問題も絡んでいることに気づきます。業務上およびプライベート上どちらの問題も抱えていると、うつ病発症のリスクが高くなるといえます。やはり人間は逃げ場を失うとよくないということでしょうね。

オリンピック放送視聴による睡眠不足に注意をしましょう


いよいよロンドンオリンピックが始まりました。今回は前回の北京大会と異なり、時差の関係で深夜にライブ中継が行われることが多く、特に各競技の決勝は日本の深夜の時間帯に行われることが多いようです。したがって普段夜更かしをしない方もオリンピックの期間中はついつい夜更かしをしてしまい、睡眠不足のまま仕事に出ることになってしまいがちです。しかもこの時期は一年で一番熱い時期ですから、ただでさえ体調管理が大変な時期です。特に日常現場で作業をされている方は睡眠不足のまま現場に出られますと、熱中症になる危険性が高くなりますので、注意が必要です。もし可能でしたら少しの時間でも昼寝をすることをお勧めいたします。

リラックス


リラックスするのはどんな時ですか?
久しぶりに本を読みました。
もっとも手にしたのはコミックです。
ヤマザキ マリさんの「テルマエ・ロマエ」をⅣ巻まで読みました。
とってもおもしろくて、久しぶりに大笑いしながら読みました。
大笑いした後、日本と古代ローマが≪入浴する≫をキーワードに、ゆうっくりしたい!!しみじみしたい!という気持ちでつながっていることに驚きました。
お湯にポチャンッと浸かることは想像以上の働きかけを、疲れた体と心にしてくれるのですね。
夏はシャワー、と決めている働く皆様方、だまされたと思って今日からあったかいお湯にポチャンッと浸かってください。
きっとリラックスできると思います。(N・H)

AEDの使用


昨日のことですが、私が伺った事業所において協力会社の方が屋外で作業中に意識を失って倒れ、救急車で病院に搬送されるということがありました。私がその事業所に着いた時には既に救急車で搬送されたあとでしたが、倒れた時の詳しい状況を事業所の方にお聞きしてみました。倒れた方は当初心肺停止状態だったようですが、事業所の方がAEDを使用、さらに人工呼吸を行ったところ、心拍と呼吸が再開し、やがて救急車が到着したとのことでした。その事業所では以前よりAEDや救急蘇生法について社員に教育を行っていましたので、いざという時にそれが役だったわけです。それにしても救急蘇生を行った事業所の方、あっぱれでした。

いよいよ熱中症が発生しました


先日私が担当している会社の協力会社の方が作業中に気分不良となり、救急車で搬送された結果、軽い熱中症と診断されました。幸い大事には至りませんでしたが、私の回りで発生した今年第一号の熱中症です。朝の始業前の体調チェックでは特に問題はなかったようなのですが、実際には当日体調不良で朝食抜きだったことを後になって本人は告白されたようです。いわば朝の体調チェックで本人は虚偽の申告をしていたわけであり、体調チェックの難しさを示しています。熱中症を予防するために管理監督者はできるだけ体調不良者を見逃さないよう入念なチェックを行っていただきたいと思います。決して帳面消しの体調チェックにはならないように。

暑い夏に欲しくなるもの


保健師の荒木優子です。

昨日、帰宅すると夏休みを迎えた子供とその友人が飲んだ清涼飲料水の缶が捨ててありました。

暑い夏は甘く冷たい飲み物が欲しくなりますね 。

日頃から炭酸飲料はダメ!なのですが、鬼の居ぬ間にこっそり飲んでいる子供たち 👿

さて、1日で摂ってもよい糖分量は20gと言われています。生活習慣病をお持ちの方や高齢の方は10gです。

炭酸飲料が清涼飲料水の中で糖分量トップなのは皆様ご存じだと思いますが、炭酸飲料は350mlで35g~40gの糖分を含んでいます。

ちなみに、缶コーヒー(190ml)は平均17g。健康にいいのでは?とよく飲まれる事の多い果汁100%ジュースは割と糖分が多く、10%以上の糖分を含みますので350mlで平均35gとなります。

今朝、我が家の旦那サマが飲んでいた栄養ドリンクは平均15%の糖分量となり、1本(100ml)で平均15gです。

朝、栄養ドリンクを飲んで、昼間缶コーヒーを1本飲んだらすでに糖分量オーバーですね 😥

糖分の摂りすぎは肥満、生活習慣病、歯周病の原因となります。皆様もお気をつけて。

Y.A

梅雨が明けて体力勝負の夏になりました


北九州もようやく梅雨が明け、真夏に入りました。この時期は移動だけでも体力を消耗しますが、昨日は現場の職場巡視のはしごを行いましたので、さすがの私も夕方になる頃にはかなり疲れていました。現場で1日ずっと作業をされている方には頭の下がる思いです。これからしばらく現場を受け持つ産業医は体力勝負になってきます。自分が熱中症にならないように気をつけなければなりません。ちなみに昨日は大体どの現場も35度くらいありました。溶接作業や加熱炉のある現場はもっと室温が高かったようです。それにしても昨日は家に帰って飲むビールは最高でした。現場の人が飲みたくなる気持ちもよくわかります。

「非喫煙」 チャレンジしてみませんか?


保健師の松田聖子です。
今日は『禁煙』についてお話します。

皆様、喫煙者率ってどのくらいか、ご存知ですか?
国の施策もあって、H22年度は19.5%と17年連続で減少しています。
しかし、国民の5人に1人は喫煙をしている状況です。
そこで来年度より示される新しい「国民健康づくり」では
H35年までに成人の喫煙者率を12.2%まで低下することを目標に掲げるそうです。

7月20日付の読売新聞でも喫煙コーナーが次々に撤去され、
「有料喫煙所」が紹介されていました。
愛煙家の肩身はこれから増々狭くなる一方だと思います。
これを機に愛煙家の皆様、「非喫煙」 チャレンジされてみてはいかかでしょうか? 😀
S.M

新しい精神障害の労災認定基準について


2011年12月26日に労災認定の
「判断指針」 が 「認定基準」 に変わりました。
指針から基準に変わったことで、よりわかりやすく、具体的に労災認定の判断が進むことが期待されます。
また、「ひどい嫌がらせ、いじめ、暴行」といったいわゆるパワハラが、心理的負荷の強度Ⅲとして追加されました。
各事業場では、ハラスメント関連の労務管理、教育研修を充実させていく必要がありそうです。(N.H)

夏本番


毎日、暑い日々が続きますね。今日、終業式を迎えた学校も多く、子供達も夏休みに入ります。

職場でも学校でも、地域の場でもこの時期は熱中症対策が大きな課題ですね。屋外はもちろん室内でも熱中症の可能性はあります。気温、湿度だけでなく、体調なども大きく影響されます。私も以前、寝不足の時に公民館で熱中症を起こした事があります 😥

作業所等ではスポーツドリンクや塩飴などを支給されていました。皆さまも水分補給、体調管理に気をつけて下さいね。