服部産業医事務所の活動


「ご安全に」の挨拶のやり方が変わりました


新日鐵と住金の大型合併に伴い、八幡製鉄所構内で行われている「ご安全に」の挨拶のやり方が変わりました。従来は親指と人指し指で輪を作り「ご安全に」とやっていましたが、これからは軍隊式の敬礼を行い「ご安全に」とやるようになりました。新日鐵が住金のやり方にあわせたことになりますが、海外では従来のやり方は別の少し卑猥な意味に受け取られかねないことも変更した理由の1つのようです。挨拶のやり方もグローバルな視点で変えたわけですが、私自身まだ新しいやり方に慣れておらず、軍隊式の敬礼を行うことに少し照れを感じます。

高血圧について 食事


こんにちは。保健師の荒木優子です。

まだまだ寒いとはいえ、日没の時間も遅くなり、少しづつ春の匂いもしてきましたね

さて、高血圧について食事面の事もふれておきましょう。

高血圧の方は、塩分を減らして!とよく言われていませんか?

塩分で血圧が上昇する方(塩分感受性の高い方)は減塩により血圧が安定する効果が期待できます。

しかし、実際に1日でどのくらいの塩分をとっているかわかりますか?

特に外食やコンビニ弁当が多い方は、塩分量が気になるところ。

塩分の1日の摂取目標は7gです。

そこで、コンビニ弁当が多い方は栄養成分表示をみてみましょう。

塩分という表示がなければ(塩分は表示しなくてもよい項目になっています)、ナトリウムという表示から塩分を計算することができます。

ナトリウム(mg)×2.5÷1000=塩分(g)

この式で食品に含まれる大体の塩分量を計算できます。

外食では塩分表示がされているところも増えていますね。

1食で摂りすぎた塩分は他の食事でバランスをとられるといいと思います(Y.A)

腰痛の多くはストレスから


日本整形外科学会と日本腰痛学会が国内外の医学論文をもとに、医師向けの腰痛の診療ガイドライン(指針)を発表しました。腰痛には原因が明らかなものと明らかでないもの(非特異的腰痛)とがあり、特に後者は全体の85%を占めるという報告もあるようです。また非特異的腰痛の発症と慢性化についてはストレスなどの心理社会的要因、特に職場においては人間関係や仕事量の多さ、仕事上の不満、うつ状態等が関与しており、その場合は精神医学療法が有効とのことです。確かに腰痛を訴える方は非常に多いですが、画像診断で異常を認めず、原因が特定できないことも多いですので、今後は腰痛の推移とストレスとの関係について注意して診ていきたいと思います。

コークス炉上のパトロール


先日は半年ぶりに職場巡視でコークス炉上に上がりました。炉内は千数百度ですので、断熱はしてあるものの、炉上は輻射熱にてポカポカした暖かさで、ちょうど快適に感じました。それでも長い時間作業をしていると汗が出てくるそうです。温度環境的には冬の特に寒い日がちょうど良いくらいだと思います。もちろん夏場は汗だらだらで大変ですが。

集中力の土台は健康から


ご覧になった方もおいでかと思いますが。
産経新聞の生活欄に気楽に生きようというコーナーがあります。
1月8日付の本欄に今回のタイトルで記事が出ていました。
仕事や家庭で効率良く仕事をしたいと考えるなら、時間を有効に使おうと考えるよりも、先ずは、集中力を高めることが有効だそうです。
集中力を高めるには、過不足なくバランスよく栄養を取ることが大事であるとの研究結果が出ているそうです。
また40分の仮眠で生産効率が3割強上がるという研究結果もあるそうです。
つまりよく寝て3食バランスよく食べれる、つまり健康であることが集中力を高める必須条件であるということだそうです。(N・H)

インフルエンザの出勤再開の基準について


定点報告によりますと、福岡県もいよいよインフルエンザの流行地域になりました。確かに担当している多くの会社でインフルエンザ発生の報告があっています。他の方への伝播を防ぐためには、出勤停止措置を厳密に運用する必要がありますが、数年前に新型インフルエンザが流行した頃に比べると、その運用が少しあいまいになっている懸念を抱いています。解熱して2日空けて出勤するというのがスタンダードであり、それを会社全体に周知していただくよう安全衛生委員会等の場でお願いしています。

血圧について


こんにちは。保健師の荒木優子です。

先日お話した血圧の話を少し深めておきたいと思います。

健康診断、面談などで血圧を測定すると、「高い!この血圧計は壊れている!」や「家では正常です」と言われる方が多くいらっしゃいます。家では正常だったのに、病院で測ると160/100mmHgだったとか・・・。このような事は病院や、健康診断の場面ではよくあることなのです。

残念ながら血圧計は簡単には壊れているわけでもなく、血圧値が間違っているわけではありません。

どの血圧値も皆さんの血圧です。血圧は同じ血圧値ではなく、常に変動しています。食事、飲酒、喫煙、日差、精神的興奮などにより常に異なります。

大事なのは、リラックスした時の血圧と活動時の血圧の値を把握しておく事で、いつもより高くなっていないかという事を気にして頂けばと思います

家庭での血圧が135/85mmHg以上、活動時の血圧が140/90mmHg以上となれば血圧が高めとなります。

また糖尿病や腎臓病、心臓病のある方は基準値が厳しくなりますので主治医の先生とご相談されて下さいね。(Y.A)

 

危険体感教育


最近製造業を中心に安全教育の一環として危険体感教育を実施している会社が増えてきており、1つのトレンドになっているといっても過言ではありません。模擬で労働災害を再現することにより、災害の恐ろしさを体感させることをねらいとしており、こうした教育施設を独自で持っている会社も多くなりました。高所からの転落、落下、機械への挟まれ、巻き込まれ、激突、火災など、実際に見るとドキッとさせられることも多く、改めて労働災害の恐ろしさを実感します。カボチャなどの野菜を人間の頭に見立て、機械に挟まれる状況を再現している会社がありましたが、カボチャがつぶれる音はとても生々しくて笑う気にはなれず、あれがもし自分の頭だったらどうしようと思い、ぞっとしました。これからもいろいろユニークな体感施設が出てくることを期待している次第です。

年間労働災害目標件数?


労働災害ゼロを安全衛生管理目標に掲げている会社は多いですが、年間の労働災害発生件数の限度を定め、それ以下に抑えることを目標に掲げている会社があります。もちろんそうした会社でも死亡災害など重大災害については発生ゼロを目標にしていますが、それ以外の災害についてはその程度に応じて年間発生件数の限度を定め、それを下回ることを目標に日常の安全衛生管理が行われています。労働災害は発生するものだという考え方が前提になっており、現実的で現場も受け入れやすく、意図的な災害隠しの防止にもなると思います。労働災害防止取組の考え方として参考までに。

冬場はありがたい加熱炉


冬場に工場の職場巡視を行いますと、北風が入り込んできたりして、かなり寒くてつらいものがあります。そうした寒い日でも加熱炉の前に行きますと、輻射熱の影響で体が温まり、いつまでも前に立っていたい気持ちになります。加熱炉は製鉄関係の工場に多く設置されていますが、夏は地獄、冬は天国といったところでしょうか。