服部産業医事務所の活動


今年は小売業は要注意です


25年度の厚労省の方針が示されましたが、重点業種対策として第三次産業対策をトップに挙げています。なかでも小売業は死傷病者20%以上減少を目標にしており、取組事項として、実態に即した安全衛生管理体制の構築、大規模店舗・多店舗展開企業を重点とした労働災害防止意識の向上、バックヤードを中心とした作業場の安全化の3つが掲げられています。従来行政は第三次産業対策については多少手薄だった感が否めませんが、今後は力を入れて取り組むということを示したものと思います。弊社にとって小売業は担当事業場数が比較的多い業種であり、産業医としてもこれから少し手綱を締めなければいけないようです。確かに以前に比べ小売業に行政指導がよく入るようになった気がします。今年は小売業は要注意です。

 

健康で気をつけている事


こんにちは。保健師の荒木優子です。

先週は桜が満開でしたね。それぞれの桜を楽しまれたでしょうか?

さて、私は保健指導の際に、お尋ねできる方には「健康で気をつけている事が何かあれば教えて下さい」

とお願いしています。

先日、お尋ねした方は「フルマラソン出場の為、マラソンを定期的にしています」とのお返事が。

回答は様々ですが、生活の中でできるだけ(ほんの少しのことでも)工夫されている面を聞くことができます。

例え、健診結果が思わしくない方も同様で、何かしら工夫しようという気持ちが伝わります。素晴らしいなあと私はいつも思います。

「保健指導」というネーミングが、上から目線のような感じだと常々思っているので、相手の方と同じ目線で、どのように工夫されているのか、褒めるところはないのかを教えて頂きます。

面談した方にはいつも教わることばかりです。また気を引き締めてがんばろうと思います。

(Y.A)

安全の確保は家族のためでもある


仮に労働災害により1人の社員がケガしたり亡くなったりした場合、会社にとっては多数の社員のなかの1人の損失に過ぎないかもしれないが、その家族にとってはかけがえのない人の損失になるので、社員の家族を不幸にさせないためにも安全の確保は絶対に必要なのだという話をした方がおられました。とても説得力のある言葉だと思います。

黄砂に霞む北九州空港


先日苅田発電所の職場巡視を行った際に、1号機のボイラーのかなり上の階にまで上がりました。下を見下ろすとおっかなくなりますが、普段は景色が遠くまで見渡せ、とても眺めの良いところです。あいにく当日は黄砂がひどく、晴れていたにもかかわらず、いつもは見える周防灘はおろか新北九州空港も霞んで見えませんでした。今の時期は黄砂だけでなく、花粉、PM2.5も入り混じり、何が飛んできているのかわけがわからない状況です。どうもその日以来、鼻や咽喉の調子が悪くなり、体がだるく風邪をひいたような状態が続いています。先日の黄砂等と症状の因果関係はよく分かりませんが、それ以来マスクをしっかり着けて外出するようにしました。

産業カウンセラー養成講座を受講しませんか?


「産業カウンセラー養成講座北九州教室」よりお知らせです。
養成講座受講申し込みは締め切られましたが、北九州教室に限り空席がありますので申し込みを受け付けるそうです。
職場の安全衛生推進者の方々、管理監督者の方々のラインケアに役立つ傾聴スキルを身につけるチャンスです。
傾聴について、一度きちんと学んでみたいと思われている方は、受講されて見てはいかがでしょうか。
興味をもたれたら、ホームぺージ右側の「こころの耳」バナーをクリックしてみてください。 (N・H)

部下が上司に相談できない理由


先日研修会で聞いた話ですが、部下が上司に相談できない理由として以下の4つが挙げられていました。上司が席にいない。相談すると評価が下げられる。相談すると仕事が増やされる。相談しても答えが返ってこない。部下を持たれている方はご自分の胸に手をあてて考えてみる必要がありそうです。もちろん私自身の反省も含めて。

両手に物を持っての階段昇降は危険!


階段や脚立から足を踏み外して骨折するなどのケガは比較的多く発生していますが、両手に物を持っている場合は特に危険です。災害の発生リスクが高くなりますし、ケガの程度も重くなる傾向にあるようです。両手に物を持っての階段昇降は避け、物を持つ場合は片手で持ち、もう一方の手で手摺りを持つことを心がけたいものです。しかし踏み台や脚立には通常手摺りはついていないですので、悩ましいところです。

家には19時までに帰りましょう


先日受けた研修会で帰宅時間と抑うつ症状との関係についての調査結果が発表されていました。19時以降に帰宅することにより、抑うつ症状の訴えが増えるというもので、帰宅時間が遅くなることによって睡眠時間が短くなり、それが症状増につながるということでした。概ね1日に2時間の残業をすれば帰宅時間は19時を過ぎることになりますので、残業は2時間以内に止めることがメンタルヘルス的にもよいということになります。過重労働面談でも参考になるデータだと思います。

労働災害の連鎖


よく「1度あることは2度ある。2度あることは3度ある。」といわれますが、同じことが労働災害の発生についてもいえるのではないかと思います。すなわち同じ会社や工場の構内において比較的短期間に労働災害が次々と起こる現象であり、いわば災害の連鎖といえます。特に似たような災害が発生することは結構あるものです。類似災害防止の検討は災害が発生する都度行われているにもかかわらず、やはり同じような災害が繰り返されるということは、過去の災害の経験が生かされず残念なことですが、現実には起こっています。改めて労働災害防止の難しさを感じます。

平成25年4月から第12次労働災害防止計画が始まります!


「労働災害防止計画」とは、労働災害を減少させるために国が重点的に取り組む事項を定めた中期計画です。
厚生労働省は、産業構造の変化等、労働者を取り巻く社会経済の変化に対応し、労働者の安全と健康を確保するため、平成25年4月~平成30年3月までの5年間を計画期間とする「第12次労働災害防止計画」を平成25年2月25日に策定し、3月8日に公示しました。
計画の概要やパンフレットは、リンク先をご覧ください。(N・H)