風疹にご注意を
- 2013年04月09日
- お知らせ
風疹の患者数が今年わずか3か月で、昨年1年分を上回ったようです。患者の大半を過去予防接種を受けていない20代から40代の男性が占めていますが、妊婦が感染すると胎児に難聴やその他の障害が生じる(先天性風疹症候群)可能性があり、看過できない感染症です。感染予防にはワクチンの接種が最も有効であり、接種費用を負担している企業も出てきています。私も20代の研修医の頃に風疹に感染した記憶があります。当初倦怠感と微熱がありましたが、そのうち首の後ろのリンパ節が腫れ、皮膚にまだらな皮疹が出て初めて自分が風疹に感染していることに気づいたことを思い出します。なお今回の風疹感染のピークは6月とみられていますので、これからますます注意が必要です。今のところ関東が深刻です。