服部産業医事務所の活動

山口保健師をよろしくお願いします

私どもの事務所に強力な仕事のパートナーが入りました。山口保健師です。臨床経験豊富ですが、これからは心機一転、保健師の仕事に邁進すべく、弊社に入社しました。名前のとおり、とてもさわやかなレデイです。早速今日から契約先の職場に出向き保健指導を行いますので、よろしくお願いします。

はじめまして

4月から入社しました保健師の山口佐和と申します。

保健師として働くことは初めての新米保健師です。以前は8年間総合病院で勤務して参りました。
身体に異常がない時は、健康って当たり前のものと考えがちですが、臨床現場では生活習慣病に罹っている入院されている方沢山いらっしゃいました。
糖尿病の悪化で視力が落ちてしまう、透析を余儀なくされてしまう、脳卒中になり麻痺が残るetc…。ここには書ききれません。
そして、ベースに生活習慣病がある方は、ない方と比べて治療期間も長くなり、入院期間が長くなるという印象を受けました。
もう少し早い段階で気をつけて入れば良かったという患者さんの言葉が、今でも忘れられません。これが、私の働く人々の為の保健師になりたいと思った動機付けの一つであると考えます。
自分らしい心身の健康って何だろう?一緒に考え、サポートしていきたいと思っています。
健康って当たり前のものじゃなくて自分でも気をつけなければいけないな、こう思っていただけたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

風疹にご注意を

風疹の患者数が今年わずか3か月で、昨年1年分を上回ったようです。患者の大半を過去予防接種を受けていない20代から40代の男性が占めていますが、妊婦が感染すると胎児に難聴やその他の障害が生じる(先天性風疹症候群)可能性があり、看過できない感染症です。感染予防にはワクチンの接種が最も有効であり、接種費用を負担している企業も出てきています。私も20代の研修医の頃に風疹に感染した記憶があります。当初倦怠感と微熱がありましたが、そのうち首の後ろのリンパ節が腫れ、皮膚にまだらな皮疹が出て初めて自分が風疹に感染していることに気づいたことを思い出します。なお今回の風疹感染のピークは6月とみられていますので、これからますます注意が必要です。今のところ関東が深刻です。

インフルエンザの予防接種は有効である

インフルエンザについては、予防接種を受けていても罹ることがあり、その効果については疑問視する声が多く聞かれます。暖かくなりインフルエンザも終息しつつありますが、私が担当している企業で予防接種の効果を検証したデータを拝見しました。同企業で今シーズン予防接種を受けた社員の割合は全体の約40%だったそうですが、インフルエンザに罹患した社員で予防接種を受けていた方の割合は20%に過ぎなかったそうです。やはりインフルエンザ罹患者は予防接種率はかなり低く、一応予防接種の効果を示唆するデータといえそうです。

保健指導を受けてもらっていたなら

血圧が高かった社員が救急車で運ばれたが、保健指導対象者であったので、過去の指導内容がどうだったかを教えてほしいと契約先の担当者から連絡が入りました。過去の保健指導記録を見ると、毎年血圧が高く保健指導の対象に上がってきていたが、いつも保健師との面談には欠席され、血圧は高いまま放置されていたことが分かりました。もし保健指導を受けてもらっていたなら予防できていたかもしれず、少し残念です。今回契約先には保健指導の必要性を認識していただいたのではないかとは思いますが。

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