服部産業医事務所の活動

読書の勧め

本を読むことは良いことです。
本を読むとためになります。気分転換に読書をしましょう。
このように人に話してきましたが、どう良いのか、なぜためになるのか尋ねられた時、読むと知識が身に付き、深く考えることができる等と答えたものの、どこか判で押したような答えに自分自身???な気持ちがあることに気づいていました。
それで、またまたピシャッと膝を叩いてそうだそうだと諸手を挙げたのが、以前ブログに取り上げた「夢をかなえるゾウ」の2巻目「ガネーシャと貧乏神」 飛鳥新社 水野敬也著 の中の一節です。以下に、引用します。

「本を読めってことですか?」
「平たく言うとそういうことやね」
ガネーシャの言葉に大いに落胆した僕は、ため息と一緒に言葉を吐き出した。
「本を読んだくらいで何が解決するっていうんですか」
するとガネーシャは不思議そうな顔をして言った。
「いや、むしろ本読んで解決せえへん問題なんてあれへんで」
そしてガネーシャは図書館を見上げて言った。
「仕事、お金、人間関係、幸せ・・・・・・人間の悩みなんちゅうのはいつの時代も同じや。そんで本ちゅうのは、これまで地球で生きたきた何億、何十億ちゅう数の人間の悩みを解決するためにずっと昔から作られてきてんねんで。その『本』でも解決でけへん悩みちゅうのは何なん?自分の悩みは地球初の、新種の悩みなん?自分は悩みのガラパゴス諸島なん?

本は知識を豊かにします。本は人間の英知の結晶であると共に、自分だけが悩んでいるのではなく、どこかで誰かも同じように悩み考え苦しんでいたことの証しでもあるのです。自分一人が苦しんでいるのではないと考えられると少し気持ちが軽くなります。自分一人ではないと思えることが心を楽にしてくれるようです。悩みの数だけ本が、本の数だけ悩んでいる人が存在するのですね。

あゝやはり、本を読むことは良いことです。  (N・H)

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