服部産業医事務所の活動

減量指導


明日からは8月。1日1日があっという間に過ぎるのは年齢を重ねたせいでしょうか・・・。こんなことを言ってしまったら、まだまだ若手?の私は怒られてしまいますね。
先日、産業保健推進センターの研修に参加してまいりました。テーマは「保健指導スキルアップ」
歴史とともに保健指導も変遷しています。むかしむかしの結核、伝染病対策とは全くことなるわけです。生活習慣病対策だと、保健師も結果評価される時代となっているわけです。
基本的技術について講義を受けましたが、ウロコだったのが「減量指導」。基本的に運動メインの指導は避け、運動を取り入れる際は日時、時間、頻度、具体的に聞くことが望ましいとのこと。メインは食事指導。本人が気づいていないような食習慣を聞きだすことがカギとなる。習慣的に食べてる物は本人としては間食と捉えていないことが多いためです。
納得。。新しい習慣を継続することって本当に難しいですよね。運動なんて特に思います。自分自身にも言えることですが、よっぽど強い動機がない限り、雨が降った、仕事が遅くなった、そういう言い訳でいくらでもやめることはできますもんね。
栄養学的知識が不足している私には耳の痛いお話でしたが,まずは知識得る。重点的課題の一つとなりそうです。

 

こころに良い食事はどこに・・・


暑い熱い夏の日が続きます。
食欲が落ちてのど越しの良いものが恋しい方もいるのではないでしょうか。
仕事に疲れ、暑さにめげてしまった方は、夕食の準備をするのもおっくうになるのではないでしょうか。
一般に旬の食べ物はその季節の体が欲する栄養素や、働きがあるので、多く食べると良いと言われます。
しかし疲れて炊事がままならないとつい出来合いのもので済ませたくなってしまいます。
体に良い食物は、できるだけ近くでとれたもの、と言えます。
近いので、「保存の処置」をしなくてもそのままで持って来れるからです。
また旬のものも、「保存の処置」をすることなく手に入ります。
当たり前のことですが、

さて、お惣菜を買うとなると、どこで、いつ作られたかで体に与える影響度が変わってきます。
近所で今日作られた惣菜はまずまずよろしいと言えますが(輸入された材料だと?)、遠くでちょっと前に一度にたくさん作られたものだと体に良い?とはならないようです。(野菜の煮物やサラダであっても)
時間や距離を埋め合わせするのに化学的な薬品の力を借りなければならないからです。
化学的な薬品は往々にして体にとっては毒です。
心はというと、体の中で作られる化学的な成分のちょっとしたさじ加減で影響を受けたりします。
ですから食べ物として体に入った化学的なものは、心のバランスに影響を与えてしまうこともあります。
一度に、ではなく少しづつの積み重ねとして。
手軽さ、の中にこころに良い食事を見つけることは難しそうです。  (N・H)

熱中症による死亡災害


製鉄所の製鋼工場で熱中症による死亡災害が発生したようです。災害報告によりますと、同工場の天井クレーンにトラブルが発生し、そのリカバリー作業中に被災したとのことです。工場内の熱気はその建屋を上昇していきますので、真夏の製鋼工場の天井クレーン周辺の気温は考えられないほど高くなり、50度を超えるような状況です。以前私も製鉄所の天井クレーンの整備作業を巡視したことがありますが、あまりの暑さに息苦しさを感じたことを思い出します。この時期に工場建屋の上方で作業をする場合は特に注意が必要です。故人のご冥福をお祈りしたいと思います。

清涼飲料水の摂りすぎにはご注意を


こんにちは。保健師の山口です。気温も35℃を超えることもあり職場の皆さんは熱中症には敏感になっているのではないかと思います。夏バテで冷たい飲み物をたくさんとってしまいますね。夏になると清涼飲料水を飲む機会が増えると思います。さっぱりしますしね。
しかし炭酸飲料は注意が必要です。
炭酸飲料は、炭酸によって甘味が抑えられているので糖分が多く含まれています。炭酸飲料には角砂糖が平均で16個分、ジュース類には13個分、スポーツ飲料には8個分の糖分を含むものが多いと言われています。
砂糖やブドウ糖が体内で燃焼するときには、触媒としてビタミンB1が必要となるため、体内のビタミンB1が消費されるのです。暑い季節には体内の糖を燃焼させるビタミンB1が他の季節の2~3倍消費され不足がちとなります。ビタミンB1が不足すると、糖分はエネルギーに変わらず疲労物質である乳酸となり、夏バテを引き起こします。
清涼飲料水を飲みすぎるとどうなるか・・・。
夏に不足しがちなビタミンB1をさらに消費させ、糖分の摂りすぎによって疲労物質がどんどんたまってしまうのです。ちなみに、ビタミンB1が多く含まれる食品は豚肉、ウナギ、カツオ、豆類など。ニンニク、ネギ、ニラなどアリシンを含むものと一緒に食べると、ビタミンB1の吸収がぐんと良くなります。

・清涼飲料水の飲みすぎない
・ビタミンB1の入った食材を摂取する

ハード面だけでなく、ソフト面からも夏バテ・熱中症対策行っていきましょう。

JR鹿児島本線沿線を制覇?


7月から新たに産業医契約をしていただくことになった事業所の最寄駅がJR陣原駅ですので、JR折尾駅から門司駅までの間で仕事上で利用しない駅はなくなりました。これで北九州市内にある鹿児島本線沿線の駅はすべて制覇した(?)ことになります。地域に根付いて仕事ができていることの証と考えており、うれしく思います。あっ、忘れていました。北九州市内の鹿児島本線の駅がまだ2つ残っていました。小森江駅、門司港駅です。となるとまだまだですね。残念!

体力の消耗度2倍の職場巡視でした


今日の午前中は化学工場の構内の職場巡視を行いました。暑いなか巡視場所が多いうえに、階段昇降が多かったこともあり、体力の消耗度は気候が良い時期の巡視の2回分に相当しました。しかしながら真夏の現場作業の実態がよく分かり、実りの多い巡視になりました。やはり現場に足を運んでこそ見えてくるものがあります。それにしても今週から少し気温が下がり涼しくなると予想されていただけに、その予報は見事にはずれたようです。しばらくの間、各社の安全衛生委員会では熱中症の話題が中心になりそうです。

塩分摂取不足による熱痙攣


熱中症がいつ出てもおかしくない暑さですが、先日工場の若い作業者の方に熱中症が発生しました。手足がつる症状が出ましたので、熱中症のなかでも熱痙攣のタイプと思われます。出勤前には食事も摂り、作業中も水分は500ml程度摂取していたようですが、塩飴を1個だけしか摂っておらず、どうも塩分の摂取が足らなかったようです。水分を500ml摂取する場合、1gの塩分摂取が必要ですが、塩飴1個では到底足りず、今回のレモン塩飴では7個食べてようやく1gの塩分を摂取できることが分かりました。塩飴も大量の発汗がある場合にはある程度の個数を摂る必要がありますのでご注意を。

湿度も重要


こんにちは。保健師の山口です。

ある企業の職場巡視に伺いました。春頃に一度伺った時の予備知識として屋内だったこと、熱を出すような職場ではないので暑さにやられることはないだろうと鷹をくくっていました。
伺ってみると低温サウナのような状態で今までに伺った職場の中で一番の大汗の中での巡視でした。マスクをつけていたということもあると思いますが。建屋は風通しもなく湿度も60%を超えていたそうです。身をもってWBGTの重要性を知ることとなりました。気流、湿度って本当に関係するんですね。

ちなみに服部先生は前日に発した「室内だし製鉄所構内に比べつらくないと思います」という私の言葉にひそかに,「そんなに甘くない」と思っていたそうです。
みごと先生の思うとおりとなった次第です。 これも勉強です。

 

 

安全運転管理者講習のお知らせ


安全運転管理者講習にて特別講演をします。安全運転のための健康管理について分かりやすく話をします。詳細は下記のとおりです。奮って参加ください。

日時:平成25年8月2日(金)15時~16時半

会場:若松市民会館

テーマ:過重労働による健康障害防止について

主催:財団法人福岡県交通安全協会

度を越した節電には注意しましょう


梅雨が明け真夏に入り、今年も電力会社より節電の要請があっていますが、それも度を越すと危険を招くことになります。照明が消され暗過ぎる階段や通路、エアコンが消された暑い部屋での弁当の保管、温度を高く設定し過ぎてカビの生えた冷蔵庫、エアコンの温度設定が高く涼むことのできない現場の詰所などなど。これらがどのような結果を招くかは火を見るよりも明らかです。バランス感覚を持って、節電に臨みましょう。