服部産業医事務所の活動


インフルエンザの集団感染


インフルエンザがかなり流行してきています。定点測定の数値もやがて警報レベルに達することになりそうです。職場でのインフルエンザの集団感染により、生産ラインの稼働が落ちている事業所も出てきました。重症化をふせぐためにも、また他の社員に感染させないためにも、インフルエンザに罹患した社員に対する出勤停止措置を厳格に運用する必要があります。解熱して2日間空けて出社させるというのがスタンダードになります。

想像とは違っていました


こんにちは。保健師の山口です。

先日某小売業の担当者とお話をしていたのですが、自分の考えていた仕事内容と違って大変驚きました。
小売業となると女性が多く接客、販売がメインと思っていたのですが・・・。
担当者曰く、接客等の表向きの仕事は10%、残りの90%は裏方の仕事(商品陳列の変更、陳列変更に伴う棚の入れ替え、バックヤードの荷物整理、等々)だそうです。以前は男性社員も多く、裏方の仕事は男性社員が行っていたということですが、雇用形態の変化とともに女性の従業員が多くなり女性社員も当然裏方の仕事を行っているそうです。
今回のお話は大変参考になり、そういった仕事内容も含めて保健指導を行う必要があることを実感しました。

高炉改修工事の仲間たち


新日鐵住金八幡製鐵所戸畑第4高炉の改修工事もこれからいよいよ本番ですが、先日同工事の職場巡視に行ってまいりました。結局当日は工事現場に立ち入ることはできず、工事会社の現場事務所を伺うに留まりましたが、たくさんの会社のプレハブの事務所がずらっと立ち並び、1つの集落の様を呈していました。そこにはそれぞれの工事会社のなかでも特に高炉の改修を担当している方々が集まってきており、たとえ会社は違っても、どこの製鐵所の高炉の改修工事であっても、必ず顔をあわせるメンバーもいるようです。いわば全国の製鉄所の高炉の改修現場を渡り歩いている方々であり、それぞれお互いが仲間意識を持っておられるようでした。それにしても長期の出張続きで大変な仕事です。さぞ健康管理も大変なことでしょう。

給食、弁当ビジネス


先日は新たに契約いただいた新日本給食さんの本社弁当工場に伺ってきました。私自身今まで同社の給食やお弁当を食べたことがありますし、私が担当している会社にもたくさんの給食や弁当を供給されていますが、同工場では1日あたり約千食の弁当が作られているとのことでした。山崎社長さんは3年前に大手化学メーカーを脱サラして会社を継がれたそうですが、標準的な食材をいかにおいしく調理するか、弁当をいかに温かいままお客様に届けるか、弁当の値段をいくらに設定するかなど、競合相手が多いなか、給食、弁当会社としていろいろなノウハウを持ち事業を運営されていることが伺われました。当日は工場で作られた弁当をご馳走になりましたが、とてもおいしく実際に売られている値段を考えるとかなりお得感がある内容でした。今後は同社が受託しているいろいろな会社の社員食堂にも順次伺う予定です。

真冬の熱中症


先日健康診断の診察を行った時のことですが、熱中症になったという方が来られました。かなりの温熱環境下で蒸気配管の断熱工事をしていた時に、背中の筋肉がつりだしたそうです。さらに帰宅後は嘔吐と下痢の症状が出現し、ほとんど何も食べていないと訴えられていました。おそらくウィルス性胃腸炎にて体調が悪かったところに、温熱環境下で作業を行い、熱けいれんの症状が出現したものと思われます。ベテランの方でしたので、ご本人も熱中症にかかったことを自覚されていました。1年を通して今回のような環境下で断熱工事をされているようでしたが、夏よりも冬の方が熱中症になりやすいとのことでした。おそらく冬は体が暑さに順化していないことがその理由と思われます。それにしても真冬の熱中症、今回初めて聞きました。

血圧について


こんにちは。保健師の山口です。大寒を過ぎましたがまだまだ寒く先日は雪がちらついておりました。1日で博多~北九州~直方方面を移動しますと同じ福岡でも雪の降雪量や寒さ指数が全く異なりおもしろいものです。

冬に気をつけて頂きたいのが血圧です。寒いので血管が収縮し、血圧が夏場に比べて上昇します。冬に脳出血等の脳血管疾患が多いのはこのためです。
お薬でコントロールすることはもちろんですが、急激な気温の変化を避ける、身体を冷やさない、朝の運動時はウォーミングアップを行いながら徐々に体を慣らしていく等工夫していただくと良いですね。

運転免許を更新しました


先日運転免許を更新しました。そこで改めて気づきましたが、現在免許更新の申請書には意識消失や昼間の強い眠気の有無についての質問事項があり、それに対して回答しなければならなくなっています。これはてんかん等一定の病気を持つ運転者対策として設けられたものであり、該当するドライバーは適性検査を受けることになります。昨年6月に道路交通法が改正され、こうした質問に対して虚偽の申告をした場合の罰則が新たに定められ、1年以内に施行されることも決まっています。この件については2月6日に開催される福岡産業保健推進センター主催の労働衛生管理研修会でもお話をさせていただく予定です。ということで、次回の更新ではいい色の免許証を目指したいと思います。

パワハラに該当するかどうか


うつ病になった方と面談していますと、発症の原因が上司のパワハラであると訴えられることが結構あります。話を詳しく聞いてみますと、確かに結構ひどいことを言われたりされたりしているものだと思ってしまいます。一方でその上司や会社の担当者から話を聞いてみますと、往々にしてそれがパワハラに該当するという認識は持っておらず、通常の指導の範囲と捉えておられることが多いものです。労災認定やさらに進んで民事裁判にまで発展するとパワハラに該当するか否かの判定は非常に重要になってきますが、いずれにせよ産業医としては一方的な思い込みで話を聞かないようにすることが肝要だと思います。

 

クレーン玉掛け合図方法の統一


新日鉄と住金が合併して結構日が経ちますが、今まで現場でのクレーン玉掛け合図の方法が両社間で異なっていたこともあり、現在その統一が図られているところです。順次現場作業者への周知、教育が行われているところですが、人数が多いだけに大変な労力を要するようです。大きな会社どうしが合併した場合、運営面で統一しなければならないことは多く、旧会社間の垣根がなくなるまでには月日が必要です。ちなみに昭和40年代に八幡製鉄と富士製鉄が合併してできた旧新日鉄でも旧八幡系だの旧富士系だのと言われる方がいたくらいですから。

休みボケ


こんにちは。保健師の山口です。3連休が終わりいつの間にか1月も中旬となりました。休みボケもなく週末を迎えようと自宅に帰ってきた途端大ボケをしていることに気がつきました。事務所に自宅のカギは忘れる、サブバッグは忘れる。3連休は自宅に入るのに苦労しました。

休み明けから午年であるが為、年始早々馬車馬のように働かされた?疲労と休みボケがでていたのかもしれません。疲れはしっかりと体調、身なりにでてくるものだなとしっかりと認識いたしました。