服部産業医事務所の活動

メンタルヘルス不全者を早く見つける体制づくり その1

会社でメンタルヘルス不全者が発生した場合、いかに早く見つけ早く対応するかによって、その後の経過が大きく左右されます。すなわち身体疾患と同様、メンタルヘルス不全も早期発見、早期対応・治療が非常に重要になってきます。産業医を選任している事業場におけるメンタルヘルス不全者の早期発見体制づくりについて、これから数回に分け簡潔に解説していきたいと思います。今回はその1です。まずはメンタルヘルス不全者本人が他者に相談できる体制を構築することは、基本かつ常套手段といえます。社内にメンタルヘルス推進担当者や責任者等を選任している場合は、まずはその方が相談窓口となり本人の話を聞き、必要に応じて産業医や保健師など産業保健スタッフに話をつなぐということになります。通常は総務・人事や安全衛生のスタッフが相談窓口になっていることが多いですが、そうしたスタッフと利害関係がある社員にとっては相談しにくい場合もあると思われますので、社員が産業医等の専門スタッフに直接相談できるようにしておくことも重要になってきます。そのためには産業医の来社日、相談できる時間・場所や気軽に相談できること等を社員全員に広報、周知しておくことが必要になります。もちろんこうした体制が機能すればとても理想的なのですが、現実にはメンタルヘルス不全者から直接、担当スタッフや産業医に相談をいただくことはそれほど多くはないのが現状です。したがって他の体制の構築も必要になってきます。

 

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