5月病
- 2014年05月07日
- 未分類
こんにちは。保健師の山口です。
今日からGW明けの仕事はじめという方が多いのではないでしょうか。最初のうちは張り切っていたのに、5月の連休明け頃から、なんとなく気分が落ち込む、疲れやすい、仕事や勉強、家事などに集中できない、眠れないといったスランプ状態に陥ること、これがいわゆる「五月病」。仕事や学校、転居などで環境が変わったり、異動・転職前後で仕事や職場のイメージが違い過ぎることで受けるショック、新しい環境の変化についていけないあせりやストレスが、精神的な症状だけでなく、食欲不振や胃の痛み、めまい、動悸などの症状を訴える人も多く、知らず知らずのうちに体の症状となって出てくるのです。
五月病といっても、新入生や5月に限って起きる病気ではなく、完璧主義で物事にこだわりがちな人や、内向的で孤立しやすい人、過保護に育てられた人などが五月病になりやすいといわれています。たいていの場合は一過性の心身の不調で、1~2ヶ月で自然と環境に慣れ、症状が良くなると言われています。
五月病かな、と思ったら、とにかく気分転換・リラックスできることをしてみましょう。これらのことは、五月病の予防法でもあります。
・会話でストレス解消(友人や同僚などに、話を聞いてもらう)
・質の良い睡眠をとる睡眠は疲労回復に重要な役割を果たします。睡眠の質を上げるために、「起床・就寝の生活リズムを整える」、「夕食は寝る2時間前まで、入浴は1時間前までに済ませる」、「寝る前にテレビやパソコンを見ない」などの生活習慣を身に付けましょう。
・休日はの過ごし方(オフの日は自分の好きなことに時間を費やし、仕事のことは忘れ、気分転換を図る)