服部産業医事務所の活動

今年こそは脱正月太り①

こんにちは、保健師の山本です。
今週に入り、また一段と寒くなりましたね。
私もついにダウンコートやら手袋やらヒ○トテ○クを導入して防寒対策してます。
今週いっぱい冷え込むみたいなので、皆さん体調管理に気を付けて下さいね。

さて今回のタイトルにもあげていますが、これからは私たちのような保健指導をする人間には鬼門の時期になります。
クリスマスにお正月、忘年会に新年会…暴飲暴食の機会のオンパレードだかです。
ということで、今月は脱正月太りと題しましてダイエットに関する話題を提供したいと思います。
まずは初回の今回は、年末年始の食事の際の注意点について述べたいと思います。

➀ポイントはバランスのとれた食事
 毎年この時期は外食が続き、つい太ってしまう…と言う人も多いと思います。
 原因として考えられるのは、単純に食べる量が増えてしまうこと。
 もう1つは、食事のバランスの乱れです。
 量はそれほど多くなくとも高カロリーのメニューを食べることが多かったり、おつまみ程度の食事でもお酒をたくさん飲んでしまったりすると、1日の理想の栄養バランスが崩れ てしまい、これが体重増加につながってしまうのです。
 1日の摂取カロリーの目安は人それぞれですのでここでは省きますが、炭水化物やたんぱく質、野菜・果物類、乳製品、卵などをバランスよく食べることを意識すると、この時期 でも体型・体重維持ができます。
 さらに、食事時間も大切です。
 本来、食事の時間もできるだけ一定にする方が体のためにはいいのですが、年末年始は夜にたくさん食べそうだからと朝食や昼食を抜いたりする方はいませんか?
 空腹時にいきなり食べ物を口にすると、血糖値がぐんと急上昇することによって食欲が増し、体に栄養分が摂取されやすくなります。
 つまり、良かれと思ってやったことが、逆効果というわけです。

⓶年末年始のごちそう、ダントツで多いのは「脂肪」と「糖分」
 年末年始のイベントなどで口にするメニューを見てみると、おつまみ(スナック類)や肉料理、お寿司、ケーキやスイーツといった、糖分や脂肪分の多いものがたくさん見受けら れます。
 逆に、野菜料理はサラダ位…これでは栄養バランスが崩れてしまいます。
 盲点なのが、ヘルシーだと思われがちな和食やおせち料理。
 実はすき焼きや煮物といった和食に多い”甘辛い”味付けのメニューは、想像以上に多くの砂糖が使われています。
 調味料などの「かくれ砂糖」は、食事に気を付けている人でも意外に見落としてしまうところです。
 メニューを選ぶ際は使用素材だけでなく、味付けにも注意しましょう。
 また、飲む機会も増える時期でもあります。
 たとえばビール1杯のカロリーはお茶椀2杯分のご飯に相当します。
 そこでその分ご飯を食べなければ帳尻があうと考えるわけですが、そうはうまくいきません。
 ビールではご飯に含まれる食物繊維やビタミン、ミネラルは摂れません。
 ビタミンやミネラルは摂取したカロリーを燃焼するのに必要なので、それがないことでかえって太りやすくなってしまうことも…。

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