服部産業医事務所の活動

27年度後期労働衛生管理研修会のお知らせ

福岡産業保健総合支援センター主催の労働衛生管理研修会で講師を務めますので、そのお知らせです。来る6月19日(金)15時半から17時の時間帯ですが、福岡産業保健総合支援センターにて「過重労働対策の基礎と実際」というテーマでお話をさせていただく予定です。長時間労働による健康障害とその対策、医師による面接指導の進め方とその実際および企業の現場で遭遇する解決すべき問題点について解説します。もちろん参加費は無料ですので、奮って参加ください。お申し込みは福岡産業保健総合支援センターまで。

今更ながらに健康診断について語る⑤

こんにちは、保健師の山本です。
「健康診断」シリーズも5回目ですが、今回からは健康診断に関するちょっとした小ネタ、いわゆる健康診断あるあるについてお話ししたいと思います。
※何回になるかは不明です(笑)
健康診断あるある第1段は、「採血の時気分が悪くなるのはなぜ?」です。
実は私が某病院の外来で働いていた時に、採血した方が倒れたことがあります。
採血真っ最中に後ろ向きに倒れられたので、それはもう後が色々大変でした。
では、どうしてなのか見ていきましょう。

1.健診の採血で「貧血」?
針を刺し、痛みを伴うことから苦手とする方が多い「採血」。
この採血中に、自分の血が抜かれていく様子を見て、倒れてしまう人がいます。
そんな時よく「貧血を起こして倒れた」と言いますが、しかし本当に、血液検査の採血程度で貧血を起こすようなことはあり得るのでしょうか。

実は血液検査で採取する血液の量はわずか2~3mlです。ティースプーンで2~3杯の量ですので、この程度で貧血が起きるようなことはありません。
ですから、この倒れてしまう症状は、貧血症状ではなく別のことが原因と考えられます。

2.採血後のふらふらの原因は
血液を採取するにはほんの数秒しかかかりませんが、注射が怖い人や、血を見るのが苦手な人にとっては、とても長い時間に感じられるのではないでしょうか。
では、なぜ採血時にこのようなトラブルが起こるのでしょう。

針が皮膚に刺さることでの痛み・恐怖等のストレスから、迷走神経(心拍を遅くし、血管の緊張を緩める神経)が緊張状態になることから引き起こされる、「血管迷走神経反射(VVR)」がその原因です。
これはいわゆる失神のこと。
この反射により血管が拡張し、一時的に循環血液量が低下するため、手足や脳へ十分な血液が送られなくなり、その結果、立ちくらみ・めまい・冷や汗・手足の痺れ・顔面蒼白・悪心・嘔吐といった症状が起こるのです。
ほとんどの場合は数分で意識を取り戻しますので、後遺症が残るようなことはありません。

血管迷走神経反射は、長時間立つ・座るなどしたときに表れやすいという特徴があり、ビックリした時や、排便、お酒、ストレスが引き金になる場合も多いです。
例えば、お酒を飲んだ後にトイレで用を足し、そのまま気絶してしまうというのも血管迷走神経反射です。

3.採血の前にして欲しいこと
血管迷走神経反射そのものは危険な病気ではありません。
しかし意識を失って倒れると、頭を打つなどケガをする恐れがあるので注意が必要です。
採血で倒れた経験のある人は、事前に医師や看護師にその旨を伝えておきましょう。 通常は座って行いますが、このような人は診察台の上に寝かせて採血してくれます。

また、血管迷走神経反射は一生治らないわけではなく、年をとると自然に改善されることが多いので、あまり深刻に考えないようにしましょう。

苦手な方にとっては、本当に嫌な検査だという採血。
しかし、血液からしか分からない身体の情報もあり、この結果によって、初めて病気が見つかることもあります。
毎年の健康診断が憂鬱だという方も、最低年に1回は、きちんと採血を受けましょう。

ブルーベリーでパッチリ!

 

 

保健師の宮本です。

山本保健師が健康診断のお話をされていますが、先週の始めに私も受けてきました!

血液検査も心電図も特に問題はなかったのですが、自分でも毎年驚くのは視力の良さです。

こうやってパソコンと睨めっこしたり、スマホを見たり・・・

あまり自分自身目を労わっているつもりはないのですが、今年は両目1.5の称号が頂けそうです。

 

 今日はそんな目について小話を。

デスクワークの方は特に「夕方になると目がショボショボ」「目が渇いて痛い!」など、目に関する悩みを抱えていらっしゃるのではないでしょうか。

日常的に酷使している目にお勧めなのが、ブルーベリー。

(そういえば小さい頃、我が家では「ジャムといえばブルーベリーかミキプルーン」でした。)

 

Q. 何故、疲れ目にはブルーベリーなの?

A. ロドプシンの働きを助ける効果があります。

 疲れ目の原因は、「ロドプシン」という物質の不足。

ロドプシンとは、目に入ってきた光を受けて分解され、映像を信号化して脳に伝える物質です。

物を見るたびに消費と合成を繰り返しますが、目を酷使すると再合成が追い付かなくなり脳への伝達が不十分となって疲労を感じます。

このロドプシンの再合成を助ける働きがあるのが、ブルーベリーに多く含まれているアントシアニンといわれています。

 

Q. ブルーベリーならどれでも良いの?

A. アントシアニンの含有量が決め手です!

 北欧産の野生種ビルベリーという品種は、アントシアニンを特に豊富に含んでいるそうです。

これは白夜の夏に浴びる大量の紫外線から自らを守るため、たっぷりと果肉に蓄えるから。

この原理でいえば、国内産でも「日が長く、気温の高い」地域のブルーベリーはアントシアニンが多そうですね。

 

Q. ブルーベリーの効果は他にもある?

A. 活性酵素の働きを抑え、アンチエイジングをサポート

 アントシアニンはポリフェノールの一種です。

そのため、紫外線を浴びることなどによって発生する活性酵素の働きを抑制する、強い抗酸化作用があります。

これは白内障の予防にも繋がり、また細胞の酸化を防いで健康な体を維持する働きもあるということです。

つまり!様々な面から目の健康をサポートしてくれるだけでなく、体全体のアンチエイジングにエ役立つ成分としても期待できそうです。

 

おまけ:ブルーライトに注意

 可視光線の中で紫外線に最も近いエネルギーを持っているのが、ブルーライトと呼ばれる青色光です。

特にデジタルディスプレイから発せられるブルーライトは強力なので、できれば

・パソコンやスマホは休みながら使う(1時間に1回小休憩を挟む)

・ブルーライトから目を守る眼鏡を使う

などの対策をとっていただきたいです。

どうしても難しい方は、網膜などに含まれ目を守る役割を持つ「ルテイン」が入ったサプリなどを摂ることもお勧めです。

 

パソコン作業も運転操作も目が資本です。

ご自分の目を労わって、少しでも長い期間今の視力を維持しましょう!

 

それではまた来週!

 

無事に法人の決算を終えました

先週末22日に福岡で川本税理士事務所より弊社の26年3月締めの決算報告を受けました。昨年消費税率増になった影響も加わり、たくさんの税金を納めることになりましたが、これもお客様よりたくさん仕事をいただいた証であり、また納税することで社会に貢献することができますので、とても有り難く受け止めております。報告を受けた後は、弊社のスタッフの慰労も兼ねて、税理士事務所の皆様と一緒においしいお酒を飲むことが出来ました。

備えあれば熱中症なし

鉄鋼関係など熱中症発生のリスクの高い業種での安全衛生委員会では、熱中症に関する注意喚起が既に行われています。この時期になりますと夏日になることもありますので、決して早過ぎることはないと思います。これから熱中症予防のために使うことになるエアコン、冷蔵庫、冷水器などの設備機器については、今のうちに点検をし、必要があれば修理、入れ替えをしておくことをお勧めいたします。本当に暑い時期になり、これらが正常に稼働しないばかりに、暑い思いをして仕事をしないでいいよう、今のうちから備えをしておく必要があります。冷蔵庫についてはたとえ正常に稼働していて冷えが良くても、内外がとても汚れていて使う気になれないようなものも現場では散見されますので、これらの機器の清掃も今のうちに行っておきたいものです。

今更ながらに健康診断について語る④

おはようございます、保健師の山本です。
「健康診断」シリーズも4回目になり、一般的なことはこれまでにに書いたのでちょっと趣向を変えて、今回はお送りしたいと思います。

1.健康診断を受けたがらない社員
このブログをご覧いただいているほとんどの方は、健康管理について興味を持っており、 健康診断の重要性についても十分ご存知だと思います。

「健康」に関するTV番組も増え、健康診断の重要性も言われていますが、まだまだ健康診断を受けたがらない社員の方はいるそうです。
 加えて、受診した従業員の中にも個人情報保護をもちだして、健康診断の結果の提出を拒む人が居るとか居ないとか。

労働安全衛生法によると、事業者は、一般健康診断を1年に1回(深夜労働その他労働安全衛生規則第13条第1項第2号で定める業務に従事する者は6か月ごとに1回)定期的に実施しなければいけないことになっています。。
同法は罰則がある法で、前述の決まりに違反した場合には50万円以下の罰金に処すると同法に定めがあります。

また労働安全衛生法には、労働者に対しても「事業者が行なう健康診断を受けなければならない」と規定しています。
つまり、健康管理は労働者の義務でもあるのですが、労働者の健康診断受診義務に対しては罰則は規定されていません。

2.受けたがらない社員に対する対処
ではいったい、このような社員の方へはどのように対応したらいいのでしょうか。
労働安全衛生法に定められた健康診断については、事業者に実施の義務があるだけでなく、従業員には受診の義務が定められています。

裁判例によると、同法に定められている健康診断の受診については職務上の命令として命じることができ、拒んだことを理由に懲戒処分をもって対処することも可能です。
また、従業員が健康診断結果の提出を拒む場合は、【健康管理上の個人情報の取扱い】が明確でないことも想定されます。

そこで、労働基準法に定めるところの「就業規則」に、『健康診断』、『健康管理上の個人情報の取扱い』の記載をしてはいかがでしょうか。
個人情報の保護に関する法律には、「個人情報を取得した場合は、あらかじめその利用目的を公表している場合を除き、速やかに、その利用目的を本人に通知し、又は公表しなければならない」とありますから、この記載は大切です。
また、取扱いに関しては、衛生推進者、衛生管理者、産業医、保健師等の特定の者のみが取り扱うようにし、提出された情報によって従業員が不利に扱われる事態は、事業者としては、絶対に避けなければいけません。

3.受けたがらない社員に対する対処の実例
実はこの問題に対して、大手コンビニチェーンの〇ーソンでは2013年から新たな制度を導入しているとのこと。
その制度の内容とは

『定期健康診断を受診しなかった従業員の賞与について、15%減額する。直属の上司の賞与も10%減額する。』

というもの。
多忙を理由に健診を受けず、健康を害して仕事を続けられなくなるケースを減らし、社員の健康維持・管理を進めるとともに、企業の医療費負担の軽減にもつなげたい考えです。
同社では、社員が自身の健康管理をおろそかにしないための方法を模索。
その結果、賞与のカットという劇的な方法の導入に至ったそうです。

ちなみに、同社では2011年度の健診受診者が約83%にとどまったそうです。
受診しなかった理由は、「業務が多忙だったため」が多かったとのこと。
その結果、病気の発見が遅れた社員もいるとか…。
担当者は「社員の健康管理のため社としてすぐ行動すべき」と話しています。

健康診断義務があるにも関わらず健康診断を受けない社員が、何か重大な病気を発症してしまった際、間違いなく賠償請求を問われるのは事業者(雇用主)になってしまいます。
このような事業者のリスク回避するためにも、今回のこの某コンビニチェーン店のように、健康診断受診の義務や具体的な対処制度を必ず就業規則に記すということも受診しない人を減らす1つの方策ではないでしょうか。

「カロリーの落とし穴」?

保健師の宮本です。

雨が上がる毎に、少しずつ過ごしやすい良い気候になってきました。

先週まとめてクリーニングに出した冬物を引き取りに行くのが億劫です・・・

 

 

さて、今週はダイエットのお話です。

これも職業柄なのか、ネットニュースやテレビ、広告など様々な場面で「健康」「美容」が取り上げられているとついつい見てしまいます。

先日インターネットのトップ画面に紹介されていた記事が非常に分かりやすかったので、ご紹介します!

(調べてみるとこの説には反対意見もあるようですが、なるほど!と思う部分も多々あります。)

 

以下引用

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「ダイエッターが注意したいカロリーの落とし穴」

カロリーばかりを気にしていると、実はダイエットしにくい身体になってしまう事をご存じでしたか?

 

■ カロリーを減らす=体重も落ちない

 カロリー=摂取量だと思いこんでしまっている人が多いので、まずはこの考え方を正しましょう。

カロリーを減らすと、体重も落ちなくなります。以下に解説しましょう。

 

◎ カロリーを減らすと「低燃費モード」になる

 食事制限によるカロリー低下は、人間の活動エネルギーを奪うことになります。

エネルギーが少ない状態でも、普段通りと同じだけ身体を働かせなければ生きていられません。

なので、摂取カロリーが少ないと、人間は生命活動を維持するために「低燃費モード」に突入してしまいます。

「低燃費モード」になると何が起こるかと言うと、摂取された少ないエネルギーを効率よく消費しようとします。

時に体脂肪などを使って、不足したエネルギーを補います。

これが、体重減少につながります。

 

 しかし、「低燃費モード」中に食べ過ぎてしまったり、少量でもカロリーのあるものを食べてしまうと身体は「低燃費モード」で動いていますから、カロリーが余剰してしまい、結果として普段よりもカロリーを摂取したことになってしまいます。

これがいわゆるリバウンドの原理とも言えるでしょう。

 

◎ 「低燃費モード」だと基礎代謝が落ちる

 基礎代謝とはあなたが特別なことを何もしなくても、身体が必要としているエネルギーのこと。

睡眠や入浴、軽い歩行や家事、食物の消化などもこれに含まれます。

「低燃費モード」中は、身体のはたらきを生命維持ができる極限まで抑えていくことになりますので、基礎代謝が落ちるのです。

例えば、身長160cm・体重50kg、30歳女性の場合、基礎代謝は約1200kcalですが、低燃費モード中はこれを下回っています。

摂取カロリーを抑えても基礎代謝が落ちてしまえば、何の意味もありません。

 

■ ダイエッターのカロリー計算術

 カロリーをダイエットの指標にすることは間違いではありません。

1日必要な摂取カロリーをきちんと摂取することだけ、きちんと守れば良いのです。

そしてもう一つ、1日あたりの摂取カロリーではなく、1週間の総摂取カロリーを気にするようにしましょう。

現代人の生活サイクルは1週間という期間になっており、体内の時計もこれに合わせて動いています。

例えば1日に摂取したいカロリーが1600kcalの人は、1週間あたり11200kcalが必要です。

できるだけ平均値の1600kcalを目指しながら、1週間で調整するようにしましょう。

 

■ おわりに

 1日単位の結果で一喜一憂するのではなく、1週間という単位でカロリー計算をすれば、無理なく、ストレスもなくダイエットができます。

そしてリバウンドという恐怖からも解放されます。

目の前の数値だけでなく、総合的・長期的な目線を維持しましょう!

 

http://a.msn.com/05/ja-jp/BBjfhmI?ocid=st

(著:nanapiユーザー・maicoco 編集:nanapi編集部)

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 いかがでしたか?

「食事制限頑張ってるのに痩せない!」という方は、もしかしたらこの「低燃費モード」に該当しているのかもしれません。

ダイエット方法は何も食事制限だけではありませんし、向き不向きもあります。

お肉や魚、大豆などの良質なたんぱく質をしっかり摂って、その分動く!というダイエット方法に切り替えた方が案外早く効果が出たりすることも。

「もしかして・・・?」と思った方は一度ご自分のダイエット方法について振り返ってみてください。

それではまた来週!

学会に参加してきました

先週15日より大阪に出張し、日本産業衛生学会に参加してきました。今回は生活習慣病、メンタルヘルス、有機溶剤、個人情報保護など各テーマについて偏りなく勉強してきました。やはり今年もメンタルヘルス関係のセッションは大盛況でしたが、意外にも今年12月から施行されるストレスチェックに特化した内容の話はありませんでした。学会終了後は大阪のおいしいものを食べまして、少々喰い倒れ感がありましたが、勉強とリフレッシュが出来た有意義な3日間でした。

ダクトの吹き出し口での酸欠死亡災害

ダクトからの風の吹き出し口の周辺で作業中、設備の再稼働によりダクトから突然吹き出した酸欠空気を吸い込み死亡するという災害事例がある雑誌に載っていました。そのダクトはそれまで長期間密閉されていたようですが、どうもその内面の鉄が錆びダクト内が酸欠状態になっていたようです。通常酸欠症は密閉されていた空間で起こることが多いですが、条件が重なればこうした場所、作業でも起こるということで、大変教訓になる事例です。

今更ながらに健康診断について語る③

こんにちは、保健師の山本です。
「健康診断」シリーズ3回目は、年末年始あたりから弊社にも服部先生宛に送られてきている「健康診断結果報告書」についてお話ししたいと思います。
以前わたくしもコレを作成していましたが、本当に面倒で大変でした(苦笑)

1.実はこんなにある「健康診断結果報告書」
年に1度、労働基準監督署(労基署)へ提出義務のある健康診断結果報告書ですが、様々な報告書様式があることはこのブログを見られている皆さんはご存知ですよね?

一般健康診断の結果報告用の定期健康診断結果報告書のほか、特殊健康診断の報告に関しては、それぞれの種類に併せた報告書様式があります。
その種類は下記の通りで、

①定期健康診断結果報告書様式
②特定化学物質健康診断結果報告書様式
③有機溶剤等健康診断結果報告書様式
④鉛健康診断結果報告書様式
⑤四アルキル鉛健康診断結果報告書様式
⑥高気圧業務健康診断結果報告書様式
⑦電離放射線健康診断結果報告書様式
⑧除染等電離放射線健康診断結果報告書様式
⑨石綿健康診断結果報告書様式
⑩じん肺健康管理実施状況報告様式
⑪指導勧奨による特殊健康診断結果報告書様式

の全11種類になります。
※来年度からは、これにメンタルチェックの報告書も入ることになりそうで すが。

それぞれの健康診断にあわせて、指定の様式で提出しなければなりません。
尚、各種報告書は厚生労働省HPよりダウンロードできます。

2.「健康診断結果報告書」作成時に注意していただきたいこと
定期健康診断結果報告書については、常時50人以上の労働者を使用する事業者は提出しなければいけないことはご存知ですよね。
他にも深夜業務などの特定業務(労働安全衛生規則第13条第1項第2号)は、6ヶ月に1回、年2回の健康診断実施義務があります。
その報告も行いますが、その際は定期健康診断結果報告書の中に、特定業務に従事する労働者数を記入する欄があるので、そちらに人数を記入し提出なければいけません。
また、じん肺健康診断に関しては、毎年年末(12月31日時点)における実施状況について、翌年2月末日までに所轄労働基準監督署に報告書を提出しなければなりません。
ちなみに、他の健康診断の結果については、全ての事業者が、遅滞なく所轄労働基準監督署に報告書を提出しなければなりませんとあるだけで具体的な提出期限は設けられていません。

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