服部産業医事務所の活動


健診結果、見てますか?「期外収縮」


 保健師の宮本です。

本格的な夏到来か?!と思うようなカンカン照りと大雨が繰り返すような変な天気ですね。

寝ている間に蹴飛ばした掛布団を求めて、明け方目を覚ましてはいませんか?

この時期は暑いと思って油断していると、朝晩の気温差で風邪を引きやすいと言われています。

「季節の変わり目」に注意してくださいね!

 

 さて、今日はたまに質問される「心電図」から「期外収縮」についてお話します。

 

Q1. 期外収縮って何?
 心臓には、自分自身を動かすためのスイッチ(ペースメーカー)が存在します。
このスイッチのおかげで心臓が全身に向けて血液を循環しているのですが、何らかの原因によってスイッチの入り方に異常が出ることがあります。

規則正しくリズムを刻んでいた脈が一瞬途切れる・・・このように脈が飛ぶ不整脈のことを「期外収縮」といい、最も一般的に見られる不整脈の1つです。
(本来の脈と脈の間にもう1度脈が触れる「間入性期外収縮」というものもあります。)

 

Q2. 期外収縮は自分で気づける?
 ほとんどの期外収縮には自覚症状はありません。
これは、運動後や飲酒中くらいでしか心臓の「ドキドキ」を感じることがないことからもご納得いただけると思います。
(中には「ドキッとする」「胸が一瞬重くなる」「胸の辺りがモヤモヤする」「ドーンと大砲が響くような感じ」などと表現される方もいらっしゃいます。*)

*間入性期外収縮を除く一般的な期外収縮では、期外収縮の後に正常よりもやや長い休止期がやってきます。
この休止期の間心臓には余分な血液が流れ込むため、期外収縮の次の心拍は力強く収縮することになります。
これが「動悸」として表現される、様々な自覚症状の一因です。

 

Q3. 期外収縮の原因は?
 期外収縮は

① 心臓に異常のない人に様々な要因が加わって一時的に起きるもの
②何らかの心臓の病気(心筋症、心筋梗塞、心臓弁膜症、先天的な心疾患など)があり、その症状として起こる

の2パターンに分けられます。
① のケースは自律神経の異常によって起こることが多いようですが、アルコールやコーヒーなど興奮作用のある食品の過剰摂取、睡眠不足、疲労、ストレス、喫煙、加齢などの生活習慣が誘因となることも少なくありません。
また、①の原因と呼ばれるもの(上記)が②の症状をより強大にするという影響も!

【補足】
お薬の中にも不整脈を引き起こす作用(催不整脈作用)を持つものもあります。
現在服薬中で脈の乱れが気になる方は主治医に相談してみましょう。

 

Q4. 何だか脈が飛んでいる気もするけど Q3の①に当てはまる気がするし、放置して良いですよね?
 Q3の①のように「期外収縮」は治療の必要のない場合がほとんどであると言われています。
特に「上室性期外収縮」は心機能に異常のない人でもよく見られる所見です。
しかし、これも「ほとんど」という表現が重要。
中には「早急に治療を開始しなければならないケース」もあります。

また、脈がふれなくなる不整脈は「期外収縮」だけではありません。
洞房ブロックや房室ブロックという不整脈でも、脈と脈の間隔が長くなることで「脈が飛ぶ」現象が起きます。(2~3秒程度)
洞房ブロックや房室ブロックでは、4秒以上脈の間隔が開くことでめまいや失神発作のリスクが急激に高まります。

治療が必要かどうかは
1) 自覚症状の程度
2) 不整脈の重症度や原因となる疾患の程度
で判断されているようです。
健診結果の心電図所見に「要精密検査」「要受診」と書かれていた方、このブログを読んで少しでも「もしかして」と思った方は専門知識を持った循環器科医を訪ねてみてください。

 

 それではまた来週!

喫煙室のドアには通気口を設けることが必要です


喫煙室に備え付けられている換気扇の能力は充分あるにも関わらず、喫煙室からタバコの煙が漏れていることが時々見受けられます。こうしたケースの多くは喫煙室の密閉性が悪いのではなく、逆にあまりにも密閉性が良すぎて換気扇がタバコの煙を屋外に排出できない状況になっているようです。特に喫煙室のドアに通気口が全く設けられていない場合にそういう現象が起きています。物理的に考えますと、喫煙室に空気を吸い込まないことには、喫煙室内の空気を排出することも出来なくなりますので、喫煙室のドアには必ず通気口を設ける必要があります。盲点になりがちですので、注意しましょう。

 

飲料のラインナップを夏用にシフトしましょう


現場の巡視に行きますと、この時期になっても自販機の飲料がコーヒー中心のラインナップになっていたり、あるいは詰所内の冷蔵庫内にスポーツドリンク系よりもコーヒーが多く入れられていたりすることを結構見受けます。コーヒーは利尿作用のあるカフェインが入っており、塩分は入っていませんので、熱中症対策の飲料としては不適です。早めにスポーツドリンク系飲料にシフトして、熱中症に備えて頂きたいと思います。

がんリスクチェック


おはようございます、保健師の山本です。
4月や5月に健康診断を受けた方は、そろそろお手元に結果が届いている頃ではないでしょうか。
私も、春以降の健診の結果説明の仕事がだんだんと増えてきています。
健診結果はもらったらゴミ箱やロッカーの奥深くに押しやるのではなく、目を通していただいて、必要があれば病院に行ったり、食事等普段の生活を見直してみたりと、ぜひ活用してくださいね。

さて、本日はとあるサイトのご紹介をしたいと思います。
このサイトは、国立がん研究センター がん予防・検診研究センターが制作したもので、今後10年にがんに罹るリスクをウェブで自己チェックできる健診ツール「5つの健康習慣によるがんリスクチェック」等計4つのリスクチェックの公開をしています。

例えば、「5つの健康習慣によるがんリスクチェック」は、がんとの関係が深い健康習慣である、(1)喫煙、(2)飲酒、(3)食事(塩分)、(4)運動、(5)肥満度(BMI)についての質問に答えると、今後10年でがんにかかる危険度が分かるもので、利用対象は45~74歳となっています。
※他の項目も40~69歳の方が対象のため、40歳未満の方は使用できません。
診断結果が画面では実施できている健康習慣を表示して教えてくれ、今後10年でがんになる危険度を、5つの健康習慣を実施した場合と、実施しなかった場合とに分けて表示してくれます。

5つすべてを実践するのが理想ですが、そうでない場合でも、どの組み合わせが効果的ながん予防をもたらすのかが分かるようになっています。
私も、実年齢は45歳未満ですが年齢詐称してやってみました。
入力自体は簡単にできるようになってますし、結果もわかりやすく作られています。

もし興味がある方がいらっしゃいましたら、各リスクチェックをやってみて下さい。
がんリスクチェック (http://epi.ncc.go.jp/riskcheck/index.html

健診結果、見てますか?「総タンパク質(TP)」


 保健師の宮本です。

気が付けばまだまだ先だと思っていた7月がすぐそこまで来ていますね。

先週末帰省すると、愛犬が丸刈りにされていました。

これで少しは暑さが和らいでくれると良いのですが、少しおかしなことになっています。

 

 さて、今週は久しぶりに健診シリーズから「総タンパク質(TP)」のお話です。

ご存知肉や魚、大豆製品に含まれる「タンパク質」ですが、私達人間の体の中にも存在しています。

その中でも血液中のタンパク質量を確認することで、健康状態や栄養状態を見ることができるんです。

 

 

総タンパク質の基準値(成人)

 基準値(男性) 6.3~8.1 g/dl

 基準値(女性) 6.3~8.1 g/dl

 

 

Q.1 総タンパク質(TP)って何?

 総タンパク質とは、血液中に含まれる様々な種類(100以上!)のタンパク質の総量を指します。

中でもアルブミンや免疫グロブリンの2台巨塔がその大部分を占め、肝機能腎機能の検査に用いられるのが一般的です。

 

・アルブミン(血清アルブミン):血液の浸透圧調整や体外物質の保持・運搬機能を担う

・免疫グロブリン:免疫の中で大きな役割を担っており、それぞれの分子量や機能によって名称が異なる(IgG、IgA、IgM、IgD、IgE)

 

Q.2 総タンパク質(TP)値が異常だと病気ですか?

 総タンパク質(TP)は体内で常に一定の状態が保たれていますが、製造機関である肝臓や腎臓などに異常が生じたり、消費・排出のバランスが崩れることがあります。

 

~低値の原因~

(1)合成の低下(肝硬変、炎症性疾患など)

(2)尿、大便、分泌液などへの漏出(ネフローゼ症候群、吸収不良症候群、火傷など)

(3)代謝亢進(甲状腺機能亢進症、炎症性疾患、重度感染症、がんなど)

(4)タンパク摂取不足(過度のダイエット、低栄養、吸収不良など)   など

 

~高値の原因~

(1)脱水により血液が濃縮されるため(=見かけ上高値)

(2)免疫グロブリンが増加する病態(慢性肝炎、多発性骨髄腫など)

(3)防御反応としての抗体産生(感染症、自己免疫疾患など) など

 

Q.3 今年は総タンパク質(TP)がガクッと下がっていました。

どこも痛くもないし特別キツイ訳でもないから、タンパク質が多いものをたくさん食べれば大丈夫ですよね? 

 食生活が不規則でタンパク質をあまり多く摂っていないようでしたら、栄養のバランスを考えた食生活を心がけてみてください。

それだけで改善するようであれば問題ないのですが、血清アルブミンの量が極端に少ないと血液の浸透圧が保てずにむくみが発生します。

むくみがある場合(靴下やパンツのゴム跡がなかなか消えない、起床から何時間も経っているのにまぶたが腫れぼったいなど)は、Q2いずれかの疾患に該当している可能性があります。

必ず検査を受けるようにしてください。

 

Q.4 この前の健診では総タンパク質(TP)が低かったから気になる・・・

 でも病院に行くまではないかな?

 総タンパク質(TP)を始めアルブミン(Alb)、アルブミン対免疫グロブリン比(A/G)も献血(成分献血・400ml献血)でチェックできます

お出かけついでに献血ルームに寄ってみてはいかがですか?

 

 それではまた来週! 

関心の高い過重労働対策


先週19日に福岡産業保健総合支援センターで開催された労働衛生管理研修会において、過重労働対策について講義をしてきました。私としては同研修会で初めて取り上げるテーマでしたが、思ったより多く30人くらいの方が研修を受けに来られていました。講義後の質疑応答を含め皆さんに熱心に話を聞いていただき、この場を借りて感謝申し上げます。最近産業保健ではストレスチェック制度に対する関心が高まっていますが、過重労働対策は該当する企業にとって今でも決して古くはない切実な問題なのかもしれません。なお後期も同じテーマで話をする予定ですので、聴講ご希望の方は9月以降福岡産業保健総合支援センターにお申込みください。

内分泌疾患と熱中症


昨年の夏、作業中に熱中症になった方が、最近ある内分泌疾患の診断を受けたのですが、その症状は既に昨年の夏にはあったようですので、その内分泌疾患の症状がたまたま作業中に強く出たために、熱中症と誤診された可能性も出てきました。逆にその内分泌疾患を持っていたために、熱中症に罹りやすい状況にあったという考え方も成り立ちますので、当時の症状が内分泌疾患と熱中症のいずれの症状だったのかよく分からなくなってきました。いずれにせよこうした基礎疾患を持つ方の配置については慎重に検討する必要性があることを改めて感じました。

今年は屋内でも熱中症予防


こんにちは、保健師の山本です。
なんと6月11日に沖縄地方は梅雨明けしたとのこと。
例年より12日、昨年より15日早いとの事で、ちなみに北陸や東北はまだ梅雨入りもしていません。
九州北部の梅雨明けは例年7月20日前後ですので、まだまだジメジメした時期が続くかと思うと、ちょっと憂鬱になります…。

さて、健康診断ネタも飽きてきたかと思いますので、今回は「熱中症」をテーマにお送りします。
私が取り上げたのは、屋内での主に睡眠時におこす熱中症についてです。

1.熱中症による搬送者の割合は
炎天下や運動中にかかるイメージが強い熱中症ですが、実は屋内や家の中でも熱中症は起きやすくなっています。
発生しやすいのは7〜8月、梅雨明けや急に気温が上がった日で、調理や掃除といった家事の最中だけでなく、テレビを見ている時など何もしていない時にもリスクがあるからこそ、注意が必要です。
屋内における熱中症は、「部屋の中だから大丈夫」という認識のもと、特別な暑さ対策をしていないことに起因するケースが多いとされています。
炎天下に置かれている車を思い浮かべるとわかりやすいのですが、屋内は状況によっては熱がこもって屋外よりも気温が高くなるケースがあります。
近年は住宅における高齢者の熱中症が増えており、国立環境研究所によると高齢者は住宅での発生が半数を超えているという。
そして熱中症の脅威は、私たちが活動してない睡眠時にも迫ってくるといい、その理由は寝汗による脱水にあると言われています。

仮に6~7時間の睡眠を取るとなれば、その間水分を一切摂取していないということになるため、寝ている間は脱水状態につながりやすいといいます。
また、湿度が高い状況も脱水につながりやすいので、注意が必要とされています。

2.起きている時の屋内での熱中症対策
➀喉が渇く前からこまめな水分補給
喉が渇いた後や、具合が悪くなってから水分補給しても手遅れになって熱中症の症状が現れてしまうことがあります。喉が渇いてから水分を補給しても、必要な部位に水分が届くまでには時間を要するからこそ、喉が乾く前からこまめに水分を摂ることが大切です。

②通気性の良い服を着る
湿度が高いと、体内に熱がこもって体温が下がらず、熱中症にかかりやすくなってしまいます。汗をかきやすい時期は熱中症予防のためにも、通気性の良い服を着たり、エアコンの除湿をかけたりして、風通しの良い状態で居ることを心がけましょう。

③暑さ指数(WBGT)、アラートメールの活用
熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案されたWBGT(湿球黒球温度)も熱中症予防を意識するにあたって有効です。暑さ指数は気温と同じ℃単位で示されますが、暑さ指数(WBGT)が28℃(厳重警戒)を超えると熱中症患者が著しく増加する様子が分かりますので、環境省が運営している熱中症予防情報メールなどを上手に使って、その日ごとの熱中症のリスクを理解しておくと良いでしょう。

3.寝ている時の屋内での熱中症対策
➀エアコンや扇風機をうまく活用する
暑い夏場は、冷房をうまく利用して質の良い眠りを確保することが大切です。環境省も「我慢せずに冷房を入れる」ことが重要と、熱中症マニュアルで注意喚起をしています。エアコンのタイマー設定を活用してもいいですし、冷気を部屋全体に行きわたらせるため、扇風機を組み合わせるという選択肢もあります。また、場合によっては設定温度が高めの状態でもいいので、エアコンをつけっぱなしにして寝るのもいいでしょう。

②就寝前にコップ1杯分の水を飲む
睡眠中の脱水状態を防ぐため、就寝前に冷たい水をコップ1杯分飲むといいです。夜中にふと目が覚めたときや起床時にもサッと水分補給できるよう、枕元近辺に水筒などに入れた冷たい水を置いておくのもおすすめです。ただ、水分補給としてビールを飲むのは危険。アルコールは脱水を促し、利尿作用もあるため体から水分を奪っていく。就寝時間が迫ってきたら、アルコールは控えるようにしましょう。

③ゆったりした衣服を着用する
気温や湿度が高いため、汗がうまく蒸発できずに体内に熱がこもることが熱中症の引き金となります。そのため、衣服をうまく活用して体から出る熱と汗を上手に逃がしてやることが肝要です。吸汗・速乾に優れた素材や、ゆったりして通気性がよい衣類を着用して寝るようにしよう。

屋外や工場内のような場所では気を付けていても、自宅などでは意外と熱中症に関して意識していないと思います。
今年はどこにいても頭の片隅に「熱中症予防」の文字を置いていただき、元気に暑い季節を乗り切りましょう。

カルシウムあれこれ


 保健師の宮本です。

梅雨と言うほど雨が続く訳でもなく、かと言って夏の日照りという訳でもなく。

なんだかはっきりしない天気が続いていますね。

服部産業医のブログにもありましたが、気温差が激しいと風邪をひきやすいだけでなく熱中症のリスクも上がります。

活動中の水分・塩分補給はもちろんのこと、しっかり寝てしっかり食べる「体作り」も心がけてくださいね!

 

さて、鉄・ビタミンCと栄養素の話題が続いていますので、ついでと言ってはなんですが今週はカルシウムを取り上げてみたいと思います。

商品名や宣伝文句などによく使われるので、誰でも知ってる栄養素の1つと言っても過言ではありませんよね。

でも、カルシウムにはどんな効果があって体内でどのように使用されているか、ご存知ですか?

 

 端的に言うと、カルシウム=骨や歯などをつくる栄養素です。

体重の1~2%の重さで体内に存在していますので、体重60㎏の人の場合0.6㎏~1.2㎏はカルシウムという計算になります。 

体内のカルシウムのうち99%は骨と歯に、残りの1%が血液などの体液や筋肉などの組織にあります。

この1%のカルシウムが出血を止めたり、神経の働きや筋肉運動など生命の維持や活動に重要な役割をしています。

では、骨と歯に使われる99%のカルシウムは、その一生を歯や骨の構成だけで終わらせるのでしょうか?

 

いえいえ、そんな勿体ないことはしません。

食べたカルシウムは小腸から吸収されて血中に入り、すぐ使う分だけ残して残りは骨に蓄えられます(骨の形成)。

一方、血中には常に同じだけのカルシウムが必要なので、血中のカルシウムが不足する時は骨が自らを壊してこれを補います(骨の破壊)。

骨は体を支えると同時に不足に備え、常に出し入れができるカルシウムの貯蔵庫なのです。

 

 

それではカルシウム小話をいくつかご紹介します。

 

「血管美容にカルシウム」

 最近話題の「血管美容」は血管の若さを保ち、巡りを良くすることで美肌や代謝アップを狙うものです。

カルシウムが不足すると動脈を硬くして、高血圧や動脈硬化の原因にもなるという説も。

しっかり摂って、しなやかな血管をキープしましょう。

 

「肩凝りや筋肉痛に効果あり!」

 カルシウムには筋肉の働きを高める作用もあり筋肉をスムーズにしなやかに動かすためには不可欠な、いわば筋肉の潤滑油的な存在です。

そのため、不足すると筋肉痛や肩こりなどの悪影響が出ることもあります。

 

「眠れないと感じる夜にカルシウムのチカラを!」

 カルシウムには一般に、イライラを抑える働きがあるといわれます

これは正確には脳の興奮を沈静化させ、精神を安定させる働きのことを指します。

それに加えて、夕食後の軽い空腹感を満たしてくれるので就寝前のホットミルクがお勧めです。

 

「骨粗しょう症予防にカルシウム」

 カルシウムは背が伸びて骨が育つ成長期、赤ちゃんの発育する妊娠・授乳期には特に不足しないようにしたいものです。

また、長い間のカルシウム不足などから骨の破壊が形成を上回ると、高齢になって骨がもろく折れやすくなる病気(骨粗しょう症)になる恐れがあります。(※身長や骨粗しょう症とカルシウムには関連がないという研究結果も存在します)

骨粗しょう症予防には若いうちから丈夫な骨をつくっておくことが大切です。

そのためには、体をよく動かして栄養のバランスに配慮し、カルシウムをきちんと摂ることが基本!

 一方、とり過ぎによる過剰症には、泌尿器系結石や他のミネラルの吸収抑制などがあります。

一般の食品からとり過ぎはおこりにくいと考えられますが、薬やサプリメントなどではその利用目的、方法、摂取量に十分に注意して適切なご利用を心がけてください。

 

~カルシウム含有量の多い食品~

牛乳、小魚、海草、大豆および大豆製品、緑黄色野菜など

(牛乳コップ1杯(200ml)には約230mgのカルシウムが含まれており、これは栄養素等表示基準値(日本人の1日に必要な量の平均的な値)700mgのおよそ1/3にあたります。)

 

大人になってもカルシウムを摂ることは大切なんですね!

そういう私は朝食・間食にフルーツグラノーラを食べているので、毎日コップ2~3杯分くらいは飲んでいるようです。

それではまた来週! 

熱中症発症か?


先日ある事業所の工場の職場巡視を終えて作業者の控え所に戻ってきた時のことです。1人の若い方がテーブルに頭を伏して寝ていましたので、巡視に同行いただいた担当者が声をかけたのですが、返答がありませんでした。それでもどうにか本人を起こしたところ、体がだるい様子で体力をかなり消耗した感じでした。本人の話では、朝から現場で作業を行っていたそうですが、その後体がだるくなったので控え所に戻り休憩していたようです。顔色も良くなく熱中症の疑いもありましたので、私からは控え所備え付けのOS-1を飲むよう指示しました。その前の日は雨が降り肌寒いくらいだったのですが、うってかわって当日は急激に気温が上昇したうえに、本人が高卒の新人で暑さに順化していなかったこともあって、この比較的早い時期に熱中症を発症したのではないかと考えました。衛生委員会等では常々注意喚起していますが、6月、新人、急激な気温上昇というのも今時期の熱中症発症を考えるうえでキーワードになるかと思います。