ぐっすり睡眠ですっきり!①
- 2015年07月07日
- 健康管理(宮本)
保健師の宮本です。
本当に7月?!と疑いたくなるほど涼しい日が続いていますね。
おかげさまで、今のところ非常に快適に過ごしています。
今年の夏は涼しいという話ですが、このまま秋に突入・・・という訳にはいかないでしょうね。
夏本番が恐ろしいです。
さて、今日は3大欲求の1つ、元気の源「睡眠」についてお話します。
眠りの時間の長さは人それぞれですが、「眠らない」という人はいません。
ナポレオンは2~3時間でOK、逆にアインシュタインは10時間以上寝ないと本調子が出なかったという話は有名ですよね。
(その代わりナポレオンは昼寝を欠かさなかったという話もありますが)
私たちの生活の中に当たり前のように根付いている「睡眠」。
では、何故睡眠は必要なのでしょうか。
「疲れをとって、翌日への準備」
毎日の生活で、私たちの体と脳は精一杯働いています。
1日の疲れをとって新たな1日をスタートさせるために、疲れた体と脳を休ませる「睡眠」は大切なメンテナンスの時間です。
そして、睡眠の役割は疲れをとるだけではありません。
睡眠には体をコントロールする司令塔である大脳を休ませ、眠っている間に膨大な情報を整理する働きがあります。
具体的には不要な記憶を削除し、短期記憶を長期記憶へ保存します。
記憶をうまく引き出すための整理作業が行われているのです。
そのほかにも睡眠中には色々なメンテナンスが行われています。
・免疫力を高め、体調を整える
・成長ホルモンを多く分泌させる
・心を落ち着かせて、ストレスを和らげる
・肌の調子を整える
睡眠時間が足りないと・・・
心も体も疲れを回復させることができず、様々な影響が現れてきます。
・仕事中に頭がぼんやりとして、集中力が続かなくなる
・やる気が出ず、体もだるい
・体調を崩しやすくなる
・顔色が悪く、肌が荒れる
あなたも寝不足の時に思い当たることはありませんか?
快適で質の良い睡眠をとり、睡眠の効果を最大限に引き出せるようにしましょう。
具体的な「快眠法」については来週お伝えします。(長くなりそうなので・・・)
お楽しみに!
参考:中央労働災害防止協会©「はたらく人の快眠BOOK」