台風と身体の変化
- 2016年09月02日
- 健康管理(倉)
おはようございます。
保健師の倉です。
台風がやってくるようですね。
いつも北九州前で進路を変えてくれると、高をくくっていますが、
今週末は関西方面へ参りますので、公共交通機関への影響が心配です。
帰ってこれるかな・・。
台風や雨の日に、体がだるくなったり、重くなったりしませんか?
気象病や、お天気病などと言われていますね。
低気圧の影響で、大気からの圧力が減り、
細胞内の水分が気圧の低い外に向かおうとすることで、
血管が拡張し、血液やリンパの流れが滞るそうです。
むくみがでたり、頭痛がしたり、喘息が出たり・・。
また、身体は気圧の変化や曇り空、酸素の薄さから、
活動に適さないと判断し、
副交感神経優位(ゆったりモード)になるそうですが、
一方で、低気圧によって増えたヒスタミンという物質が、
交感神経(ちゃきちゃきモード)を刺激!!
「ゆったり」と「ちゃきちゃき」の同時刺激で、
自律神経のバランスがパニック状態に・・。
予定のない日は休めばいいですが、
お仕事の日や、毎日の家事は大変ですね。
ゆっくりお風呂に入ったり、軽く体を動かしたり、
胃腸に優しいものを摂ったりと、
身体を労わり、急な気圧の変化に備えてください。
気圧予報で、頭痛などを予め予想できるアプリもありますので、
身体と相談しながら、週間スケジュールを立ててはいかがでしょうか。