秋の花粉症(予防編)
- 2016年10月05日
- 健康管理(宮本)
保健師の宮本です。
現在北九州市では、部屋の中にいても風の音がするくらいの強風吹き荒れています。
暴風や停電対策を忘れず、不必要な外出は避けるようにしてくださいね!
今週は、秋の花粉症『予防編』です。
秋の花粉症の原因となるのは、イネ科の植物や、ヨモギ、ブタクサといったキク科の雑草類。
春の花粉症と同様、花粉が鼻や口の中などの粘膜につくとアレルギー反応が起きて、くしゃみや鼻づまりの原因となります。
季節の変わり目と重なることもあり、秋の花粉症を鼻風邪と勘違いしている人も多いようですが、見分け方は鼻水の色やねばりけ。
風邪の鼻水は黄色くねばりけがありますが、花粉症の鼻水は透明でサラサラしていることがほとんどです。
第一予防策は、「原因となる植物に近づかないこと」!
通勤・通学や散歩などで通る場所に原因物質があるのなら、ルートを変えましょう。
秋の花粉症を起こす植物の花粉はスギ花粉のように遠くへは飛ばないため、それだけでもかなりの効果があります。
日常生活(普段)
・室内では窓を閉め、花粉の侵入を防ぐ
・洗濯物や布団は部屋干しに
・規則正しい生活を心がける
・バランスの良い食事(洋食より和食の方が良いとか?)
外出時(屋外)
・マスク、サングラスを装備
帰宅後(屋内)
・家に入る前に衣服をよく払い、花粉を落とす
・うがい、手洗いをする
・部屋着に着替える
薬物療法は飛散のピークが予測される前(9月下旬~10月上旬)に始めておいた方が良いそうですよ!
それではまた来週~!
【参考・図】
コンタック http://contac.jp/