服部産業医事務所の活動


「多血症」知っていますか?②


保健師の宮本です。

 

先週に引き続き、「多血症」についてお話します。

今日は前回のお知らせ通り、多血症の3分類「真性多血症(骨髄増殖性疾患) 」「二次性多血症」「相対的多血症(ストレス性多血症)」についてです。

多血症の基礎知識については前回の記事(2016/11/24)をご覧ください!

 

 

真性多血症(骨髄増殖性疾患)

骨髄の働きが病的に強くなり、赤血球・白血球・血小板が増加することがあります。

一般的には慢性の経過をとるものを慢性骨髄増殖性疾患(腫瘍)と呼んでいます。

 

慢性骨髄増殖性疾患(腫瘍)は、以下の5つに分類されます。

*真性多血症(特徴:赤血球の増加が著しい)

*慢性骨髄性白血病

*本態性血小板血症(特徴:血小板の増加が著しい)

*特発性骨髄線維症

(特徴:骨髄が線維化→正常な造血機能が失われる→脾臓など髄外造血が起こる→脾臓が腫れる)

*慢性骨髄増殖性腫瘍

 

 

二次性多血症

何らかのきっかけで造血因子(エリスロポエチン)の量が増え、結果として赤血球量が増えてしまった状態です。

 

具体的には、以下の2つが挙げられます。

 

*酸素欠乏性多血症

1.酸素欠乏状態に陥る

原因例:高地生活、呼吸器疾患、心臓・血管異常による血流不足、肥満、睡眠時無呼吸症候群、常習的な大量喫煙など

2.赤血球(身体に酸素を送り込む役割)のニーズが上がる

3.腎臓や肝臓での造血因子(エリスロポエチン)産出量が増加する

4.赤血球量増加

 

*非酸素欠乏性の多血症

1.腎がん、肝がんなど、造血因子(エリスロポエチン)産出細胞あるいは腎組織に異常が生じる

2.造血因子産出細胞が病的に増加する

3.赤血球増加

 

子宮筋腫でも多血症が見られることがありますが、子宮の腫瘍化した平滑筋組織が造血因子もしくはそれに類似した物質を産出している可能性が指摘されています。

 

 

相対的多血症

原因

*脱水(水分の不摂取、嘔吐、下痢、大量発汗、利尿剤の使用や尿崩症・糖尿病などによる多尿)などで体の水分を喪失し、血漿の絶対量が減少する

*各種疾患が原因で、血漿と体細胞・組織の間の水分の移動がうまく行かなくなる

*喫煙など、循環血漿量の減少をもたらす行動

*ストレス

 

多血症は神経質・高ストレス状態・喫煙者・生活習慣病などであることが多く、赤ら顔や肥満は良くみられます。

高血圧や高脂血症・高尿酸血症など生活習慣病等慢性疾患では代謝の異常が起こりますので、機序は明らかではありませんが循環血漿量が減少するといわれています。

 

治療

脱水や下痢などが原因の場合は、その原因を解消し水分を補給すれば基本的に多血状態を改善することができます。

それ以外の、疾患や生活習慣などが原因の場合は、基礎疾患の治療を行います。

 

 

多血症の治療期間と予後

多血症は1つの疾患でなく、様々な疾患、原因によって起きる状態です。

そのため、一様な概要を述べることはできませんが、治療方法はその原因によって大別されます。

 

真性多血症=瀉血(血液を治療の目的で除去する処置)+化学療法

真性多血症以外=赤血球増加の原因を探り、その原因を解消する

(原因の解消が困難であったり合併症が見込まれるとき or Htが極端に高いときは、瀉血などの治療を適宜行います。)

 

次回は冬にちなんだテーマを考え中です。

お楽しみに~!

 

 

【参考・引用】

職と健康の総合サイト e8400.net http://e840.ne

シンメトレルはインフルエンザにも効能あり


パーキンソン病の治療で使われる内服薬としてシンメトレルという薬がありますが、これはインフルエンザにも効能があるようです。先日製造販売元の製薬会社の衛生委員会で知り、不勉強をお詫びした次第です。高齢者のインフルエンザの治療に使うことがあるようですが、インフルエンザの治療薬としてはタミフルやリレンザが主流のようです。

うたた寝に ご注意を


こんにちは、保健師の倉明日香です。

先週末より喉を傷めてしまいました…。
マスクで声が聴きとりづらかった皆さま、失礼致しました。

風邪予防として、手洗い・うがい・咳エチケットが基本ですが、
お部屋の加湿も心がけなければ、と再認識したところであります。

お仕事で疲れて帰ってきた後、
ついうたた寝をしてしまう方もいらっしゃると思います。

ご飯の後、テレビを見ながら、お酒を飲みながら…。

ホットカーペットやこたつで寝てしまい、
起きた時に喉がカラカラになった経験が、
皆さま1度くらいあるのではないでしょうか。

私たちの身体は、
日中使った脳のオーバーヒートを避けるために
睡眠中に脳の体温を下げて休ませます。

眠りに入るときは、
手足から熱を外に逃がすことで、身体の内部の温度が下がり、脳の温度も下がります。

では、つけっぱなしの暖房器具に囲まれたままだとどうでしょう?

熱を外に逃がそうと思っても、まわりが暖かいため、なかなか体温が下がりません。
それでも逃がそうとすることで、汗が出ます。
身体の水分が奪われ、乾燥します。
結果、潤っているはずの喉もカラカラ・イガイガになってしまうそうです。

冬のこたつで脱水症状を来す場合もあるようですので、お気を付けくださいね。

眠くなったら、暖房器具の電源オフ!
お布団やベッドでゆっくり疲れをとってください。
では、よい週末を。

「多血症」知っていますか?


保健師の宮本です。

まだ11月だというのに、関東ではもう初雪が降ったようですね。

ここ北九州はまだ少し我慢できる程度の寒さですが、あと数日もすれば一気に冬になってしまうのでしょうか><?

 

さて、今回はあまり聞き慣れない病気「多血症」についてお話します。

読んで字の如く、「血が多すぎる」つまり「血の気が多い」という状態を指します。

あなたの周りには、いつも顔が真っ赤で怒ったような顔の人はいませんか?

もしかしたら、その人は多血症気味かもしれません。

 

 

多血症の症状

多血症(赤血球増多症)とは、貧血とは逆に赤血球数が異常に多くなる病気です。

頭痛や皮膚のかゆみ、顔面紅潮、結膜の充血などのほかに、血栓ができやすくなり、血管をふさいで、脳梗塞や心筋梗塞を起こすこともあります

 

多血症の数値的な定義

 

性別\検査 赤血球数 Hb(ヘモグロビン) Ht(ヘマトクリット)
男性 600万/μl 18g/dl 51%
女性 550万/μl 16g/dl 48%

 

以上の数値のいずれかが、表示値を超えた場合に多血症と診断されます。

 

多血症にはいくつかの種類があり、

 

真性多血症(骨髄増殖性疾患)

血液の腫瘍性(がんのように細胞が増え続けること)の病気。

赤血球だけではなく、白血球や血小板も増加します。

それに加えて脾臓が腫れる事が多いのが特徴です。

この疾患の確定診断には、骨髄検査などが必要となります。

 

二次性多血症

慢性の肺の病気や先天性の心臓疾患などの原因となる病気があり、そのために赤血球が増えてしまった状態。

肺疾患、心疾患などにより慢性的に酸素が不足すると、それを補うために赤血球が異常に作られてしまいます。

これらの状態は、原因となる病気を治療する事が出来れば改善する事がほとんどです

 

相対的多血症(ストレス性多血症)

本当は赤血球が増えていないのに増えているように見える状態。

ストレスが原因と考えられていますが、メカニズムの詳細は分かっていません。

発症する対象者は、肥満、高血圧症、高尿酸血症などを有し、且つ喫煙習慣のある中年男性に多くみられます

この疾患を改善するためには、生活習慣の改善により危険因子を1つでも減らす事が重要となります。

 

の3タイプに分けられます。

 

そのため、「多血症」は血液に含まれる赤血球量が絶対的/相対的に増加する血液の状態であり、赤血球量が増えるさまざまな疾患・状態を含む概念をいいます。 

 

 

多血症の症状

多血症の症状は、赤血球の増加が著しいケースでは、頭痛・赤面・耳鳴り・めまい等が起こる事があります。

また、真性多血症では、更に高血圧・皮膚のかゆみ・胃潰瘍・鼻血・内出血といった出血傾向が高まります。

 

多血症のリスク

多血症により、赤血球数の増加だけではなく、血小板も増加するため血液の粘度が増します

そのため、治療を行わず放置することで、脳梗塞や心筋梗塞といった血栓が原因として発症する疾患のリスクが高くなります。

また、真性多血症の場合は、他の血液の病気を引き起こす場合があるため、しっかり定期的な経過観察が必要となります。

 

 

次回は多血症の3分類、「真性多血症(骨髄増殖性疾患) 」「二次性多血症」「相対的多血症(ストレス性多血症)」について、もう少し深くご説明します!

お楽しみに~!

 

【参考・引用】

職と健康の総合サイト e8400.net http://e840.ne

産業医伝塾-産業医大交流プログラム2016に参加しました


19日の午後、産業医伝塾-産業医大交流プログラム2016に参加してきました。伝塾は浜口伝博先生が指導医として指導されている関東地区の若手産業医のグループで、浜口先生を除いて産業医大以外の大学の出身の先生で構成されていますが、今回伝塾の先生たちが初めて産業医大に来られ、産業医大産業生態科学研究所の先生方との交流会が行われました。私は同研究所の大神明教授よりお誘いを受けていましたので、産業医大OBとして参加してきました。大学の修練医の先生より研究所の各教室の紹介が行われた後、大神教授が講演、引き続いて伝塾側からは3人の先生がそれぞれの産業医活動について発表されました。伝塾の先生たちは皆個性的でプレゼンテーション能力も高く、また産業医の枠にとらわれず起業されている先生もいて、とても刺激を受ける内容の発表でした。また他学出身の産業医の先生と接することにより、産業医大が産業医養成のための優れた教育システムを備えていることを改めて実感しました。交流会の後は魚庵千畳敷で懇親会が行われました。今回は伝塾の平野井啓一先生も参加しておられ、再会することになりましたが、懇親会ではお得意というよりプロといって良いほどのマジックの技がさく裂し、これも大いに盛り上がりました。今回はカードを使ったマジックに加え、ひもを使ったマジックも披露され、私も先生に呼ばれ一役買いました。平野井先生は医師になっていなかったら、マジシャンになっていたとのことで、これも納得です。

マイコプラズマ肺炎


こんにちは、保健師の倉明日香です。

先日、安全衛生委員会で、
マイコプラズマ肺炎の話題が挙がりました。
少し前にテレビでよく取り上げられていたようですね。

マイコプラズマ肺炎とは
「肺炎マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae)」という細菌が原因の病気です。
幼児や若い人に感染しやすいといわれていますが、大人でも感染することはあります。
初期症状としては発熱、全身倦怠感、頭痛で、少し遅れて痰の出ない咳が出始めます。
熱が下がっても、咳が3~4週間続き、段々痰のからむ咳になってくるそうです。
多くの人は気管支炎ですみますが、一部の人が肺炎になってしまいます。

本来は晩秋~春にかけて流行する感染症ですが、
今年の7月末~8月頭は過去5年間の同時期と比較して、かなり多い報告数でした。
だからテレビによく出ていたのでしょうか??
現在はかなり多いというわけではないようですが、
冬に向けて、順調に感染者数は増えていっているようです。

治療としては、抗菌薬(抗生物質)です。
細菌ですが、細菌壁で覆われていないので、一番よく処方される種類の抗菌薬が効かず、
マイコプラズマ感染症には効くはずの抗菌薬にも、効かない細菌(耐性菌)が出てきているようです。
(薬に対抗するために、細菌が進化するのは、マイコプラズマ感染症に限った話ではありませんが。)

そこで大事なのが予防ですが、
マイコプラズマ肺炎の予防といっても、
これをしておけばOK!!というものはありません。

咳やくしゃみなどの飛沫感染や、手からの接触感染で移るので、
大事なことは、日々の手洗い・うがい、咳エチケット、体調管理です。
予防法は風邪やインフルエンザと同じですね!

11月に入り、インフルエンザも過去5年間の同時期と比べ、
かなり多くなっているようですので、予防して損はありません!

体調に異変を感じたら、まずは安静と休養。
身体の声を聴くこと!無理しないこと!

年末に向けて、休日出勤が重なりお忙しい方もいらっしゃると思います。
貴重なお休みは、しっかり休養にあててくださいね。

1ヶ月が経ちました。


こんにちは。
服部産業医事務所事務の武田理恵です。
おかげさまで就職して1ヶ月が経ちました。
今後ともご指導いただければ幸いです。

さて、皆様にとって癒しの瞬間はどのような場面でしょうか?
私はひょんなことから実家の家族の一員となった猫との時間です。
ふわふわもふもふとした毛をなでていると癒されます。
若干、猫アレルギーがあるので、
なでているとくしゃみが止まらなくなりますが、
それでもやはり癒されています。

皆様にも素敵な癒しの時間がありますように。

11月15日は「口腔がん検診の日」


保健師の宮本です。今日はとても暖かく、ダウンを着て出てきたのを後悔するくらいでした。

またすぐに寒くなって、寒暖の差に悩まされるんでしょうね・・・

 

倉保健師の更新内容を受け、「○○デー」繋がりで見かけた記事をご紹介します。

 

11月15日は「口腔がん検診の日」

日本は「先進国の中で口腔(こうこう)がんの死亡数が唯一、増加している国」だということはご存じでしょうか?

口の中にできる口腔がんは、進行すると舌や顎、頬の大部分を切除する手術が必要になることもあります。

そして、早期発見・早期治療のために欠かせないのが、定期的な検診です。

 

そもそも口腔がんとは

口腔がんとは、口の中に発生する癌の総称です。

口腔がんの種類には「舌がん」「歯肉がん」、舌の下部分にできる「口腔底がん」、口角の後ろなどにできる「頬粘膜がん」、上あごにできる「口蓋(こうがい)がん」、唇と皮膚の境目などにできる「口唇がん」などがあります。

 

初期の場合は自覚症状がほとんどありません。

そして、痛みがでたり、食べた物がしみる、口内炎が治りつらいといった症状がでたときには、すでにがんが進行している可能性があります。

ところが、このような症状を歯周病や口内炎のためだと思い込み、がんの可能性に気がつかない人は少なくありません。

 

そのほかにも、首のリンパ節が腫れたり、舌や粘膜に潰瘍やしこりができる、しびれがある、話したり飲み込みづらいといった症状がでることもあります。

 

 

口腔がんの原因と治療

口腔がんが発生する原因として、虫歯や歯周病などで口の中の粘膜に慢性的な刺激があることや、細菌の感染があげられます。

また、過度の喫煙や飲酒も引き金になると考えられています。

治療法としては「手術療法」「放射線治療」「抗がん剤治療」の3種類があります。

早期であれば、入院せずに簡単な手術で治すことも可能です。

 

実際に口腔がんの5年生存率は60~80%といわれていて、早期に発見し治療を行えば生活に支障なく過ごすこともできるのです。

 

しかし治療が遅れると舌や顎の骨を切り取る手術が必要となり、これまで通りに食事や会話をすることが難しくなります。

 

 

口腔がん患者の死亡数が増加している理由

普段当たり前のように呼吸をし、食事をしている口。

そこにがんができ、大きな手術を余儀なくされることは生活に大きな支障を来すだけでなく、社会でのコミュニケーションに少なからず困難や苦労が生じることが想像できます。

 

しかしながら、口腔がんの認知度はほかのがんに比べて低く、口の中にがんができること自体知らない人も少なくありません。

 

アメリカなどの先進国では、口腔がんの早期発見・早期治療に向けた取り組みが積極的に行われているため、死亡率が減少傾向にあります。

 

一方で日本は、残念ながらまだまだ遅れているのが現状なのです。

 

 

年に1度は口腔がん検診の受診を

口腔がんを予防するためには、まずは日頃から歯医者さんに通い、虫歯や歯周病などのトラブルがないかをチェックしてもらうことが大切です。

 

口腔がん検診には、「ベルスコープ」と呼ばれる機械を使って行います。

口の中に青色の光をあてて異常の有無を確認し、写真を撮影していきます。

 

口腔がん検診の所要時間の目安は30分程度。

費用は施設により異なりますが、5,000円~10,000円程度です。

 

地域や年齢によっては補助がでる場合もあるため、最寄りの市役所などの窓口や、歯科医院で相談してみましょう。

 

「全身の健康の原点」といわれる口。月に1回はセルフチェックを行って、トラブルがないか口の健康をチェックしましょう。

 

そして年に1度は口腔がん検診を受けましょう。

受診するのを忘れないためには「口腔がん検診の日」である11月15日をめやすにするとよいですね。

 

歯医者さんを定期的に受診する習慣をつけて、お口のトラブルを予防しましょう。

 

<執筆者プロフィール>

井上 愛子(いのうえ・あいこ)氏

保健師・助産師・看護師・保育士。株式会社とらうべ社員、産業保健(働く人の健康管理)のベテラン

 

【引用】MSNヘルス http://www.msn.com/ja-jp?ocid=iehp

28年度後期労働衛生管理研修会のお知らせ


福岡産業保健総合支援センター主催の労働衛生管理研修会で講師を務めますので、そのお知らせです。来る11月29日(火)の14時から90分ですが、北九州市小倉のKMMビル(小倉駅北口出て正面の建物)にて「過重労働対策の基礎と実際」というテーマでお話をさせていただく予定です。長時間労働による健康障害とその対策、医師による面接指導の進め方とその実際および企業の現場で遭遇する解決すべき問題点について解説します。電通の女性社員の過労自殺をきっかけに、過重労働問題に対しては今まさに社会の大きな関心が集まっています。参加費は無料ですので、奮って参加ください。お申し込みは福岡産業保健総合支援センターまで。

世界COPDデー


こんにちは、保健師の倉明日香です。

昨日はJRが止まり、11万人の足に影響があったとのことでした。
行き帰りは大丈夫でしたか?
私もその1人でしたが、
その数字はどのように計算しているのでしょうか??

11月は
過労死等防止啓発月間
職業能力開発月間
乳幼児突然死症候群対策強化月間などなど…。
月々によって、いろんな安全衛生行事がありますね。

11月16日は世界COPDデーだそうです。
COPDとは慢性閉塞性肺疾患(Chronic Obstructive Pulmonary Disease)の略です。
慢性気管支炎や肺気腫と呼ばれた病気の総称で
「タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入暴露することで生じた肺の炎症性疾患」です。
原因は喫煙や塵埃、大気汚染や化学物質など様々ですが、
喫煙がその90%近くを占めるといわれています。
多くが喫煙習慣を背景に中高年に発症する病気です。

40歳以上の喫煙経験者のうち、8人に1人はCOPDの可能性があるそうです。
推定患者数は500万人以上で、そのうち治療を受けているのは約26.1万人。
治療を受けている方の少ないことが分かります。

難しく並べましたが、
簡単にいうと、COPDとは、
肺の弾力が失われて、吸うのも吐くのも苦しくなる病気です。

症状を抑える薬はあっても
治す薬がないのがやっかいなところ。
将来、酸素ボンベを退きながら生活する…ということも考えられます。

「タバコが仕事中の唯一のリラックスタイム」とおっしゃる方も多いので
禁煙、禁煙と口うるさく言うわけにもいかず、
なかなか難しいところではあります。

私は、昔々、お付き合いしている方の誕生日か何かに、
禁煙本を渡したことがありますよ…。
今思えば、こちらの都合を押し付けた、いい迷惑です(笑)

マイコプラズマ肺炎なども流行っていますので、
肺のことについて、来週触れられたらと思います。

では、よい週末を。