服部産業医事務所の活動

血圧計お持ちですか?

こんにちは。保健師の宮本です。
世間では5月の連休真っ只中ですが、カレンダー通りにお仕事をされている方、しっかり9連休の方、シフトの勤務だから全く関係ないという方、様々な過ごし方をされているかと思います。

さて、本日は血圧計についてのお話です。
保健指導をしていると、血圧が高くなってきた方が、血圧計の購入を検討されることがあります。
血圧計にもいくつかの種類があります。
どのタイプのものを選べばよいのか迷ってしまいますよね。

【血圧計の種類】
1.上腕で測定するタイプ
2.手首で測定するタイプ
3.指で測定するタイプ
 があります。

【おすすめの方式は?】
できるだけ正確な数値を知りたい、正確に測りたい方には、上腕で測定するタイプの「上腕式血圧計」がおすすめです。

手首や指で測定するタイプの血圧計は測る度に異なる数値がでることが多く、正確な測定が出来ないことがあります。
手首での測定は毎回測定ポーズが違っていたり、メーカーが推奨する測定方法が守られていないなどが原因と思われます。
したがって、誤差が少なく測定できることを重視すれば、「上腕式血圧計」を選択するのがよいです。
日本高血圧学会でも上腕式血圧計を勧めています。

【家庭で血圧を正しく測る方法】
人間の血圧は常に一定という訳ではなく、時間や環境によって常に変化しています。正しく測って、日々の変化を記録することが大切です。

朝と晩に測定します。
朝の測定:起床後1時間以内・朝食前・服薬前
晩の測定:就寝直前

トイレを済ませ、1~2分椅子に座ってから測定します。
 (畳など床に座ってはかる場合は正座よりもあぐらをかいた状態の方がよいです)
2回測定し、その平均を取ります。
週に5日以上測定した結果を主治医にお見せ下さい

(日本高血圧学会 家庭血圧測定パンフレット「家庭で血圧を測定しましょう」より引用)

数値が正しくでているか不安な方は、受診の際に血圧計を持参して比べて貰うのもよいですが、細かい数値に一喜一憂する必要はありません。

家電量販店に行くといろんな血圧計がずらりと並んでいています。価格も様々です。
試しに腕に巻いてみて、巻きやすく、操作しやすいものなどを選んでみてください。

また参考までに・・・人気のあるメーカーや機種は価格.comなどでも紹介されていますよ。

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