服部産業医事務所の活動


暑くなってきました


こんにちは。保健師の宮本です。
この前までまだ肌寒いな~なんて言っていたら、半袖が心地よい気温になってきました。
ここで気になるのが熱中症ですね。
暑くなりはじめや、急に暑くなる日など、急激な温度変化がある時に熱中症を引き起こしやすいと言われています。

また、これからの梅雨の時期や比較的涼しいと感じる20度くらいの時でも、雨のため湿度が80%以上あるときは汗が出にくくなり、熱中症になる恐れもあります。

これは、急に暑くなったりして、暑さに慣れていないことが原因です。
気温だけでなく、湿度にも注目してくださいね。

また、熱中症は体力に自信のある人も注意が必要です。

一般的には、老人や乳幼児など体力のない人や病気の人などが要注意だと言われていますが、健康だと自覚している人でも体調によっては熱中症になることがあります。
年齢、体調、水分の取り方、住居の環境、運動や労働の程度、睡眠状況、暑さに慣れているかなどいろんな要因が関係しています。

特に5月から6月にかけての暑くなり始めは体からまだ慣れていません。
湿度が高いと汗をかいている自覚もなく、そのまま仕事での作業や運動など続けていると体温が高くなり、めまいや吐き気、頭痛など発生し倒れてしまいます。 自力で水分をとることができない状態になります。

また、今年が暑い中での作業が初めてという人は一番要注意です。
当然暑さには慣れておらず、しかも体調が悪いということを遠慮して言えず、我慢した挙句に倒れてしまう例があります。
初めて作業に就く人に、熱中症に対しては、「体調が悪いということを早めに言う勇気を持とう、我慢することがかえって周りに迷惑をかけてしまうから」という教育をお願したいと思います。

熱中症対策のハード面(空調や飲み物の管理など)の環境を整えることは言うまでなく大事なことですが、ソフト面として、自分の体調などをきちんと伝えられる職場での人間関係づくりも必要になってくると思います。

これからが熱中症対策の本番です。体調管理には十分注意して暑い時期を乗り越えましょう。