服部産業医事務所の活動

ペットボトルに要注意

こんにちは、保健師の倉です。
暑い日が続きますね。
車内表示で、外気温38℃と出ていて、ぞっとしました。
体温計の表示より高い!

暑いとペットボトルを持ち歩く機会が増えますが、
常温で飲みかけのペットボトルを放置しておくと、
口腔内の1000億以上の菌の一部がペットボトルに入り、
内圧が大きくなり、破裂する恐れがあるそうです。
こわいですね…。

口紅を塗る方なら共感して頂けると思いますが
ペットボトルに口をつけた後、飲み口に口紅が残りますよね。
そのままキャップを閉め、再度開けると、
ふたにも口紅がついていると思います。
これを繰り返し菌が繁殖していると思うと
こわいですね…。
同じペットボトルを洗って、再度使うことはなるべく控えましょう。
もし2,3回使わざるを得ない場合は、
キャップも丁寧に洗ってくださいね。

尿路結石や尿酸値の高い人に水分摂取を勧めると、
「会社へ毎日2L水を持っていっているから大丈夫」と、
自宅の浄水器のお水を持参している方々がいらっしゃいます。
水分摂取を心がけていることは素晴らしいことなのですが、
直接ペットボトルに口をつけていなくても、
同じペットボトルを繰り返し使用することは要注意です。
気づいたら底にカビが生えていた…なんていうこともあります。

事務所はエアコンが入っていて涼しく、
手元にお水を置いておきたい気持ちも分かりますが、
飲みかけのペットボトルは必ず冷蔵庫に!お願いします。

来週も暑くなりそうです。
台風の進路が心配ですが、皆様よい週末をお過ごしください。
私は今週土曜日まで。あと1日!頑張ります。

平均寿命と健康寿命

こんにちは。
保健師の宮本です。

厚生労働省から、「2016年の日本人の平均寿命は女性87.14歳、男性80.98歳となり、いずれも過去最高を更新した」と発表がありました。

一方、「健康寿命」は、WHOが2000年に提唱した概念で、平均寿命から日常的・継続的な医療・介護に依存して生きる期間を除いた期間になります。
要は病気で寝たきりになったりしないで自分のことは自分でできる、自立して健康に生活できる期間のことをいいます。

健康寿命は男性71.19歳、女性74.21歳となっています。
平均寿命との差がおよそ9年から13年もありますね。

平均寿命が延びたといっても年をとってから、介護が必要になり第三者の手がかからないと生活できないのでは生活の質が変わってきてしまいます。

どうしても身体の調子が悪くなってから自分の健康を考えることが多くなりがちですが、できればもっと早い時期から、メンテナンスを行う必要があります。現役で仕事をされている今です。

せっかく会社で健診を受けても、そのままにしてしまうと、退職後に調子を崩したりという場合もあります。
保健指導でお会いする中でも、健診の結果をみてすぐに生活の改善に取り組まれている方もいらっしゃれば、結果を見ていないと言われる方もいらっしゃいます。
今元気であればそれでいいと言われる方もいらっしゃいますが、調子を崩してからもそう思うでしょうか。
後悔する前に、ほんの些細なことからでも構いませんので、健診の結果をきっかけに生活の改善に取り組まれてみることをお勧めします。
保健指導ではそのお手伝いができると思いますので、どうぞご活用くださいね。

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