記憶力の低下~物忘れ防止編~
- 2017年09月15日
- 健康管理(倉)
こんにちは、保健師の倉です。
今日は前々回の続き、記憶力低下と物忘れについての
対策をお伝えしようと思います。
記憶には長期記憶と短期記憶がありますが、
前々回の「あるある」として挙げた物忘れは短期記憶にあたります。
対策①不要な情報をインプットしない
空き時間についスマホを開くと、今必要ないお知らせが届いていたり、
インターネットを開くと、知らなくてもいいニュースや広告が飛び込んで来たりと、
私たちは常に情報にさらされています。
スマホを触る時間を限定する、集中している間はメールチェックしない、
テレビをつけっぱなしにしない、など
脳に無意識にインプットされる情報を限定しましょう。
瞑想やヨガなどで頭を空っぽにすることもお勧めです。
マッサージやツボ押しなどのケアで、
身体の感覚(気持ちいい、温かい、痛いなど)だけに
目を向けることもお勧めです。
対策②得意な形式でインプットする
例えば勉強するとき、視るだけで写真のように取り込める人もいれば、
聴いて覚える方が得意な人、書いて覚えることが得意な人もいます。
口頭で記憶するのが苦手な人は、脳内で画像に変換したり、
イラストを描いたり、紙に書いたりするといいかもしれません。
そして、インプットしたことは繰り返して思い出すほど、記憶に残ります。
対策③脳を鍛える
いつもと同じ刺激、いつもと同じ方法をやめてみると、
いつも使っている脳の場所と、違うところが働くそうです。
メールではなく電話してみる、電話ではなく会ってみる、
他には利き手を変えてみる、通勤路を変えてみるなど。
誰かにほめてもらうことも、いい刺激になるそうですよ。
今日1日の頑張りをアピールして、いっぱいほめてもらいましょう。
大きく3つ挙げましたが、取り入れられそうなものはありましたか?
今週末はあいにくの台風ですね。
まわりの人の休日の過ごし方を真似ることで、
いつもと違った休日をお過ごしになってはいかがでしょうか。
では、皆様よい週末をお過ごしください。