服部産業医事務所の活動

小さな種を蒔く

事務の武田です。
ある時、ふと弊社の服部カウンセラーは
毎日、スタッフになにかしらあたたかい言葉を
かけてくれていることに気づきました。
なんでもないようなことにも
「ありがとうございます」と言ってくれたり、
「その装いは秋らしくて良いですね」とか
「そんな技を使えるなんて素敵だわ」とか
相手を褒めたり、ねぎらったり、ほほえんでくれたり、
私が仕事でいっぱいいっぱいになって
壊れるのではないかと言う勢いで
バシバシとパソコンのキーボードを叩いていると
黙ってそっとお菓子を差し出してくれたり…と、
絶妙なタイミングで気遣ってくれるのです。

それに気づいたとき、
私はそんな風に人と接しているかなぁと反省しつつ、
毎日のさりげない一言や何気ない言動が
その場の雰囲気を和らげたり、
元気を与えたりするのだなと思い至りました。
大切なことだと思いますし、それはまるで
小さな幸せの種を蒔いているようでもあります。

働いていれば、「仕事そのもののストレス」
というものもあるのでしょうが、
そんな忙しさの中にあっても、
そんなひとときがあるかないかで
ストレスの感じ方はずいぶん変わると思います。
朝、出勤したときに、
笑顔で「おはよう!」と仲間と言い合えるだけで
今日も頑張ろう!という気持ちになれるように。

私も幸せの種を蒔ける人になりたいなと思いました。
皆様にも幸せなひとときや笑顔がありますように。

五十肩

こんにちは。
保健師の宮本です。
先週、五十肩のことを書きましたので、今日はどのようなものかご紹介します。

まず、五十肩とは、正式な名称は肩関節周囲炎と言い、肩の関節周囲が炎症を起こしていることで痛みが出ている状態です。
痛みだけではなく動かしにくくなったり、安静にしていてもズキズキと疼くこともあります。夜間痛といって、痛みで目が覚めることもあります。
ちなみに、好発年齢は40~60代とされているため、四十肩とか五十肩という名前がついています。

ではなぜ五十肩になるのかということについては、これといった原因がはっきりしていないようです。
痛みや肩の動きが悪くなることの原因は、炎症や肩周りの筋肉が固まってしまっていることが考えられます。

五十肩の場合、動かした方がいいのか?動かさない方がいいのか?・・・
実際は動かしてはいけない段階と動かしても良い段階があるようです。

●急性期
急性期というのは、激しい痛みが特徴です。
この場合は動かしてはいけませんし、痛くて動かすことが困難な状態です。
夜寝ている時に痛みで目が覚めるくらい強く痛むことがあるのも特徴です。
大事なことはとにかく安静にすることです。

●慢性期
慢性期というのは、激しい痛みはないけれど、動かしづらい状態です。
無理に動かそうと思えば動くかもしれませんが、無理に動かそうとせず少し動かしてみるという程度が良いようです。
慢性期の場合、温めることで痛みが弱くなったり少し動きが良くなることもあります。

●回復期
回復期というのは文字通り回復してきている状態で、痛みもかなり治まり動きも良くなりつつある状態です。
この状態になったら動かすことをしても構いません。ただし、強引なやり方ではなく丁寧に行うことが大切です。

基本的に五十肩の症状になった場合、まずは整形外科を受診するのが良いです。
五十肩と思っていても、実は肩の腱板断裂などを起こしていることもあるからです。
そのようなことがないことを確認した上で、投薬や理学療法を受ける必要があります。
必要によっては注射や手術が必要になることもあるようです。
また、五十肩はほっとけば自然に治るということもありますが、場合によっては内臓疾患から肩の痛みが出ている場合もあります。心筋梗塞などがそうです。
まずは本当に五十肩なのかしっかり見てもらう必要がありそうですね。

ちなみに私の、痛くてできないこと、痛みが出る動作は
・痛い方の肩を下に寝ている時、痛みで目が覚める
・下着のホックをとめる
・床の拭き掃除
・テーブルを拭く
・ゴミ箱にティッシュを投げ入れる
・駐車場のチケットを取る、料金の支払い
・前ならえの一番前の人のポーズ
などなど・・・
五十肩経験者あるある(苦笑)

寒くなってくると、痛みが増すようなので、暖かくしておく必要がありますね。
少しずつ動かして、これ以上の拘縮がでないように気を付けます。

幸せな職業人生

幸せな職業人生とは私のことではなく、日本一になったソフトバンクホークスの工藤監督のこと。私と年代が近く現役時代から見てきましたが、今まで何度も日本一を経験し、優勝請負人のような存在です。1度も優勝を経験することなく終わるプロ野球選手も多い中で、本当に幸せな野球人生といってよいと思います。よい星の下に生まれたというのは失礼な話で、何か持った方なのでしょうね。自分もそれにあやかるべく、精進したいと思います。

たこ焼きの朝

事務の武田です。
明日から3連休です。
皆様はいかがお過ごしになられるのでしょうか?
外出ももちろん素敵ですが、
たまには家で静かに本を読む時間も捨てがたいなと思います。

しかし、読書にもいろいろあるようでして、
先日、朝食を摂ろうとしたときのことです。
ふと目の前で食事をしている人物の顔を見て、

 

「どちら様?」

 

と驚きました。
そこには、両目の瞼をたこ焼きのように腫らし
別人となり果てた夫(←であろうと思われる人)がいました。

何が彼をこんなにも変えてしまったのか…
思い当るのは、前日の夜、
プロレスラー高山善廣選手とドン・フライ選手との
昔の試合を見ながら号泣していたことくらいです。
なにやら琴線に触れてしまったようで、
それはそれは、おいおいと泣いておりました。

が、それだけにしては腫れ方が尋常ではありません。
そこで夫(←多分)に聞いたところ
「この本を寝る前に読んでた」
と、一冊の本を差し出しました。
『やさしいねこ うちのぽー』
という本でした。

いじめられっこだった猫のぽーちゃんの生涯のお話のようです。
あらすじだけで涙腺が緩む予感がします。
この本を寝る前に読んで、またもや琴線に触れてしまい、
果ては涙腺が決壊し、流れる涙をぬぐっては泣き、
泣いてはぬぐい…を繰り返して就寝したところ、
翌朝、瞼がたこ焼きと化したという次第でした。

事情を聴き、一晩で二度も号泣した夫のメンタルが心配になり、
職場でその話をしたところ、宮本保健師から
「泣くのもストレス発散になるよ~。大事、大事~♪」
と言ってもらえたので少し安心しましたが、
心身のリフレッシュの大切さを改めて思いました。

この三連休を泣くもよし、笑うもよしで
ストレス発散できれば良いなぁと思います。
皆様もどうぞリフレッシュしてくださいますように。

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