春の睡眠
- 2018年03月13日
- 健康管理
こんにちは、保健師の宮本です。
前回、春の体調不良についてご紹介しましたが、本日は春の睡眠についてです。
春になると疲れているはずなのに、なかなか寝付くことができなかったり、朝起きても疲れがとれないことが多くなると言われています。
これは、環境などが変わる節目の季節なので起床時間が変化しやすく、その環境の変化対して心が対応しきれずに考え事が多くなったり、さらにアレルギー体質の人は花粉に体が反応してしまうことが影響しているようです。
一つの対策として、眠る時にいろいろと考え事をしてしまう場合は、アイマスクの利用がよいそうです。
アイマスクをすると強制的に視界が暗くなって、目を開かないので、副交感神経が活動しやすくなり、眠る体制を整えて寝つきやすくする効果があるそうです。
また、夜にきちんと眠気がくるようにするためには、起きる時間が大切です。休日も含めて起きる時間を一定にしていくと、眠気を促すメラトニンというホルモンの分泌される時間が定着して、夜になると同じ時間帯に眠気がくるそうです。
睡眠のバランスが崩れてきたなと感じたときは、起きる時間に注目してみましょう。
また侮れないのは、花粉症などのアレルギー症状です。抗アレルギー薬の眠気で日中は頭がぼうっとしているのに、夜も鼻づまりでよく眠れない人も多いのではないでしょうか。治療のためには、きちんと耳鼻科を受診して、状況に合った薬を処方してもらうなどの対処が必要ですね。
季節の変わり目の対応がスムーズにできるよう、今一度生活習慣を見直してみましょう。