服部産業医事務所の活動

夏バテ予防(食事)

こんにちは。保健師の宮本です。
過去に例のない気象状況と言われ、40度を超える気温だったり、台風の進路がいつもと逆だったりと不思議な状況です。

相変わらず暑さは続いているので、熱中症対策に水分補給をと、連日言われていますが、水分だけでなく、食事にも注意が必要です。

そこで意識してみたいのは、糖質とビタミンB1です。
この時期にはついついサッパリとした麺類などを食べる機会が多くなっていませんか?
麺類は糖質を多く含む食品です。糖質制限などちょっと悪者になりつつありますが、実は
大切なエネルギー源です。しかし食べるときにはビタミンB1を一緒にとらないとうまくエネルギーに変えることができずに、かえって夏バテしやすくなります。

ビタミンB1というと、すぐに思いつくのは大豆や豚肉です。ウナギや玄米にも多く含まれます。
さらには、それと一緒にネギやにんにく、ニラなどを取るとビタミンB1の吸収がよくなります。
豚肉とニラを炒めたり、冷奴にネギをのせたりと工夫できます。

暑いので食べる量が落ちてしまう方もいらっしゃると思いますが、糖質が少なすぎてもエネルギーが足りなくなってしまい、さらにたんぱく質が少なくなってしまうと、不足を補おうと体の中にあるたんぱく質を使ってしまうので、筋肉量が減ってしまい、疲れやすくなります。
食事量は落ちても、これらの栄養素を効率よく摂って、この時期を乗り越えましょう。

またもや荒天にあたりました

7月6日は豪雨で全く動くことが出来ませんでしたので、当日予定していた仕事を30日に振り替え、伺う予定にしていたのですが、またもや今回も台風が来てしまい、伺うことができないのではないかと心配していました。台風は昨夜から今朝にかけて通過したものの、今朝は幸いJRが順調に運行しているようであり、無事予定していた仕事に向かえそうです。週の始まり、今日も頑張って仕事に行きます。

体調確認

こんにちは、保健師の倉です。
熱中症で倒れたという報告をいくつか受けています。
昨年の夏を現場で経験していない、新入社員の方が多いように感じます。
しっかり声掛けを行い、熱中症予防に努めましょう。

朝の体調チェックや休憩時の熱中症症状のチェックは大切です。
厚生労働省 あんぜんプロジェクト 見える化コンクール
のページ内に熱中症の事例もありますので、
ご参考になさってください。

朝から体調が優れない社員さんには
休憩をこまめにとらせる、軽作業に替えるなどご配慮をお願いします。

ここにいます

事務の武田です。
酷暑が続いています。
こんなときにはクーラーが本当にありがたいものです。
弊社に設置されているクーラーは
部屋の中にいる人を検知して部屋のどこにいても、
ちゃんと風を送ってくれる優れもの…のはずなのですが、
なぜか私がいるところにはなかなか風が届きません。
その度、服部カウンセラーがいろいろと調節してくれるのですが、
倉保健師の席には凍えるほどの冷風が届き、
私の席にはなかなか涼しさが届かないのです。
何故でしょう。

考えられることは、クーラーが私を
「人として検知していない」
ということです。
私を植木か土偶とでも思っているのでしょうか。
確かに仕事中はパソコンの前からあまり動かないので、
それがいけないのかもしれません。
そこで、“私はここにいるよ~”と
波間を漂う昆布のように全身をくねくねと動かして
クーラーにアピールしてみましたが、
反応してくれたのは宮本保健師だけでした。

クーラーが私を人として検知してくれるその日まで
とりあえずパソコンにUSB接続して使うタイプの
小型扇風機を自宅から持参し、机上に置いて
試しにクーラーと併用してみたところ、
これが思いのほか涼しいので助かっています。
もちろん、扇風機に向かってお約束の
「あ“~~~~~~~」
を言ってみたことは言うまでもありません。

熱中症予防情報サイト

こんにちは。保健師の宮本です。
「暑い~」
わかっていても、ついつい出る言葉は「暑い」です。

それぞれの事業所様や現場などでも、対策はとられているとは思いますが、体調不良の方などは出ていませんか。
先日、車を運転していると歩道を歩いている高齢の女性が急に倒れる場面に遭遇しました。
意識はあったのですが、近くを通っていた方と救急車を呼びました。搬送後の状況は不明ですが、長く歩いてこられたようで、おそらく熱中症ではないかと思われます。
熱中症は我慢していても自然に回復は難しいと思います。なんらかの対応をしないと、取り返しのつかないことになりかねません。
この暑さは、日ごろから気を付けていても、何が起こるかわからない状況です。
体調不良を感じたら、直ぐに作業を中断し、対応できるようにしておきましょう。

以下は暑さの状況がわかるサイトです。
現場では暑さ指数であるWBGTを測定できるようになっているところが多いと思いますが、装置がなくても、このようなウェブサイトを利用することで、自分のいる地域の暑さ指数を簡単に知ることができます。
ぜひ参照されてください。

環境省 熱中症予防情報サイト

ビールより命

今の季節、仕事から帰って飲むビールは格別ですね。しかしおいしくビールを飲もうと思うばかりに、昼間に水分摂取をひかえ、喉が乾いても水分を摂らないで我慢する人がいますが、それは止めておいた方が良さそうです。特に今のような酷暑の時期にそれをやると、血液濃縮が進んでドロドロ血液になり、脳血栓を引き起こす原因になります。場合によっては命取りにもなりかねませんので、そうならないためにも水分はこまめに摂取し、喉の渇きを我慢するようなことは慎みましょう。実はこういう私も割と最近まで喉の渇きを我慢していました。やはりビールより命です。

楽しい職場

事務の武田です。
某ドラマに出演されている綾瀬はるかさんのヘアスタイルが
ぴっちりとタイトにまとめておられて恰好良かったので、
夏はその方が涼しげで良いかなと自分でもやってみたところ、
綾瀬はるかさんどころか(いえ、さすがにそこは目指していませんが)、
シンクロナイズドスイミング(アーティスティックスイミング)を
真似てみた小太りのオバさんにしか見えず、
宮本保健師にそう見えないか尋ねてみたところ、
ニカッと笑って一切否定しなかったので、異論はなさそうです。

さて、先日、弊社の備品のメンテナンスに使うために
適当なスポンジを探していたとき、
「掃除用のスポンジしかないんですよ」
と服部カウンセラーに話したところ、
「なかったかしらねぇ…」と洗面台の扉を開けた服部カウンセラーが
「武田さん…まさか掃除用のスポンジって…これのこと?」
と言いながらにこにこ笑っているので、
何かと思って近づけば、
そこにあったのは古びてポロポロに崩れかけたレンガ状の

オアシス(花をいけるときに使う緑色の吸水スポンジ)

でした。

武田のことだから、これを掃除用のスポンジと間違えたのでは?
という服部カウンセラーの読みだったのでしょう。
確かに、私のことですからあり得ることではあるのですが、
さすがにそこまでは間違えませんよぉと返答した後、
「そうです。これで床を磨くとびちゃびちゃに…って違いますがな!」
くらいのボケツッコミをすれば良かったなと、
己の会話センスのなさに激しく後悔しました。

後日、服部カウンセラーから
なんともかわいらしい小さなぞうさんの形のスポンジを頂き、
備品のメンテナンスは無事終了しました。
楽しい職場に感謝、感謝、です。

腸の健康(夏バテ編)

こんにちは。保健師の宮本です。
暑い日が続いています。
先週、腸についてでしたが、今回は食事の関係、特に夏バテと腸内環境の関係についてお伝えしてみようと思います。

夏は、冷房で体が冷え、冷たい飲み物を飲む回数が増え、内蔵が冷やされて働きが悪くなり、便秘や下痢の原因になってしまいます。
これが続くと腸の機能が落ちて、悪玉菌が優位の腸内環境になってしまいます。
そうなってくると新陳代謝も落ちて、免疫力が低下し、体調を崩しやすくなり夏バテしやすくなります。

そこで夏こそ腸内環境を整えることが大切になります。

腸内環境を良くすると聞くと、乳酸菌などのヨーグルトなどが思いつきますが、納豆、味噌、ぬか漬けなどの発酵食品にも多く含まれています。
また、ヨーグルトはオリゴ糖が含まれているはちみつやバナナをヨーグルトと一緒に食べると働きが良くなるそうです。

また、食物繊維も必要で、腸を刺激して蠕動運動を活発にし、腸内の有害物質や老廃物を排出しやすくします。

次のような食品に含まれますのでご参考にどうぞ。
▶乳酸菌
・ヨーグルト・納豆・味噌・醤油・大豆食品・キムチ・ぬか漬け
▶オリゴ糖
・バナナ・はちみつ・りんご
▶食物繊維
・オクラ・アボカド・山芋・納豆・海藻類・きのこ・ごぼう・玄米・豆類・イモ類

これらの食品、日ごろから摂れていますか?
腸内環境の改善に繋がりますので、少しだけ意識してみてください。

冷房病

こんにちは、保健師の倉です。
明日から3連休の方も多いのでしょうか。
平日、事務所内で涼しく過ごされているかたは
休日のお出かけで熱中症にならないよう
気を付けてください。

疾患名ではありませんが
夏の事務所内では冷房病にも要注意です。
だるさや疲れ、睡眠不足は室内の寒さのせいかもしれません。
冷房設定温度の見直しや席替え、
衣服での調整を行ってください。
定期的な運動や温かい食事、バスタブでの入浴もお勧めです。
一般的に男性は女性より暑がりです。
間のちょうどいい温度になるよう、ご配慮ください。

私にできること

事務の武田です。
激しい豪雨の後には梅雨明けの猛暑が到来し、
早くも夏バテ気味の私ですが、
被災地はいかほどかと空を仰ぐ今日この頃です。
クーラーの効いた部屋で仕事をしたり、
自宅でくつろいだりできることが
どれほどありがたいことなのか、
報道で被災地の状況を知る度、身に染みて感じます。
当たり前のようにただ日常を送ることですら、
なんだか申し訳ない気がしてきます。

それでも私まで落ち込んでる場合ではありません。
元気な人が頑張らないといけません。
食べること、眠ること、笑うこと、みんな大事です。
そのうえで、困っている方に手を差し伸べることもできるのだろうと思い、
今日も一日頑張ろうと自分に言い聞かせています。

産業医に関するご契約・ご相談は、メールまたはお電話にてお気軽に新規契約をご検討の方下さい。服部産業医SOSコールTEL:093-742-2204 受付時間 9:00~18:00 ≫新規契約をご検討の方フォームはこちら メールは、日・祝日を除き、24時間以内にご返信致します。
お問い合わせフォーム
TEL:093-742-2204 受付時間:9:00~18:00
電話をかける