コロナ感染リスクに伴う復職判定事情
- 2020年04月06日
- 健康管理
新型コロナウィルスで大変な騒ぎになっていますが、当然のことながら平時と同じように、産業医として復職面談、判定は行っています。ただでさえ長期欠勤により体力が落ちている方が多いなかで、コロナウィルス感染により重症化しやすいとされている基礎疾患をお持ちの方に対してはなおのこと、今のこの時期復職の許可を出しにくい状況にあります。外出の自粛要請がいつまで続くか分からないなかで、通常であれば復職を許可している方に対しても、当分の間自宅療養を継続するようお願いしている事例が出てきています。復職判定に際し、コロナ感染リスクに伴う今どきの特殊事情といえます。テレワークで復職させるという選択肢もありますが、復職後の体調確認が行いにくいということもあり、それもなかなか難しいところです。