早歩きしませんか
- 2017年02月14日
- 健康管理(宮本)
こんにちは。保健師の宮本です。
最近、電車通勤になって歩く機会が増えました。
しかし、駅まで行く途中に人にどんどん抜かれていることに気が付きました。
私、歩くのそんなに遅かったっけ?と思い、ちょっとショック。
きっと、この数年間、車中心の生活で歩くことがめっきり少なくなっており、歩く力が低下してきたのでしょうね…いけません。
歩く速さと寿命には密接な関係があるという研究が海外でなされており、歩行速度が速い人は同年代・同世代の人よりも平均寿命が長いという結果が出たそうです。
また、早歩きをする人の方が大きな病気をすることなく、健康に過ごせているという研究結果もあるようです。
歩く速さを今すぐ早くしたからといって、急激に寿命が延びる訳ではありませんが、日頃から活力ある身体を作るためには必要なことですね。
早歩きのメリットは、消費カロリーが大きくなることです。
体型や筋肉量によって差は出ますが、たとえば10分歩いた時、通常のスピードならば26kcal、早歩きでは38kcalのカロリーを消費できるそうです。たった、12kcalと思われるかもしれませんが、特に歩く頻度が少ない人ほど、せっかくの歩くチャンスを無駄にしないようにしたいですね。
「塵も積もれば山となる」の気持ちで。
まだまだ、寒くて歩くことが億劫な時期ですが、通勤でなくても、ちょっとの移動の時に、いつもより歩幅を広げて、姿勢を正してシャキッと歩いてみませんか。
私も、人を抜くことができるまで頑張ります。