服部産業医事務所の活動

高校の同期会に参加しました

先週末高校時代の同級生と5人で集まり、福岡で飲んだのですが、今回も結構盛り上がりました。高校卒業後、それぞれの人生を歩んできたなかで、抱えている悩みやストレスや思いを分かち合いつつ、皆が逞しく生きていることも確認でき、皆が大笑いしながらも少しうんちくのある、深い話もすることができました。また集まりたいですね。

医師国家試験お疲れさまでした

8日から9日にかけての2日間、産業医大生の娘が福岡で医師国家試験を受験、試験を終えた後、昨夜無事に帰宅しました。さすがに娘も受験前は緊張していたようですが、昨夜は笑顔で帰宅、家族皆で拍手で迎え、2日間の健闘を労いました。試験中は親のほうが余計緊張していた感がありましたが、自分が国家試験を受けた当時を思い出し、感慨深いものがありました。ちょうど昨日は東京から弟夫婦も帰ってきていましたので、一緒に娘を迎えるとともに、弟夫婦二人が娘の頭のてっぺんから(脳天マッサージと呼んでいます)足の先まで労いの気持ちを込めたマッサージも施し、娘の疲れを癒してくれました。あとは来月14日の吉報を待つのみです。

加湿器使用の注意点

こんにちは、保健師の宮本です。乾燥が気になる季節、オフィスでの加湿器の使用は快適な環境づくりに役立ちますが、誤った使い方をすると健康や機器に悪影響を及ぼすこともあります。以下の点に注意して、適切に使用しましょう。

1. 加湿のしすぎに注意

・適切な湿度は40~60%。湿度が高すぎると、カビやダニの繁殖につながるため、湿度計でこまめに確認を。
・窓や壁が結露している場合は加湿しすぎのサイン。換気を行いましょう。

ただし、最近オフィスなどの職場巡視の際に、加湿器を最大で使用しても湿度が30%くらいにしか上がらない所をよく見かけます。建屋の関係や何か理由があると思いますが、その際は個人レベルで水分補給をするなどの対策も必要となるようです。

2. 定期的な清掃が必須

・タンクの水を放置すると雑菌やカビが繁殖し、それが空気中に拡散する恐れがあります。
・毎日水を入れ替え、タンクやフィルターを週1回以上掃除しましょう。

3. 水道水を使用する

・ミネラルウォーターや浄水器の水は雑菌が繁殖しやすいためNG。
・水道水を使用し、加湿器用の除菌剤を活用するのも◎。

4. 設置場所に注意

・パソコンや電子機器の近くに置かない(水分で故障の原因に)。
・人が直接蒸気を浴びる場所も避ける(のどや肌の乾燥悪化の原因になることも)。

5. 超音波式加湿器は特に注意

・水の中の雑菌やミネラルもそのまま空気中に拡散するため、特に清掃を徹底する。
・加熱式やハイブリッド式に比べてフィルター交換が必要な場合もあるので、取扱説明書を確認。

オフィスで快適に過ごすためにも、適切な加湿と清掃を心がけましょう!

こんな寒さでよいのだろうか

今週この時期としては本当に暖かく、昼の最高気温が15度近くに達して小春日和、こんな寒さでよいのだろうか、いやこんなはずではないと思ってしまうほどの暖かさでした。翻って今月10日にはこの北九州でも雪が積もり、当然バイクは乗れず市営バスもストップしましたので、自宅から折尾駅まで約7キロ半の道のりを歩く羽目になりました。約1時間15分ほどでしたが、本当に良く歩いたものだと自分ながら感心した次第です。長い仕事人生のなかで、通勤もいろいろあるものですね。こうしたなかで今週は本来の寒さが戻り、週半ばには再び雪が降るとのこと、また駅まで歩かないといけないのかと思うと気が重いです。

血圧と睡眠不足の関係

こんにちは 保健師の宮本です。
睡眠不足が続くことが、健康に深刻な影響を与えますが、その中でも血圧への影響は注意が必要です。

血圧は体内の血液が血管の壁にかける圧力を指します。通常、血圧には日内変動があり、睡眠中はリラックスして心身が回復するため、血圧は自然に下がります。逆に、昼間の活動中は血圧が上昇します。このサイクルは健康的な生活リズムの一部として、体が適切に機能するために重要です。

睡眠不足が続くと、このリズムが乱れ、血圧の調整機能が働きにくくなります。具体的には、以下のような影響があります。
1. 交感神経の活性化
睡眠が足りないと、体が「危機的状況」と認識し、交感神経(いわゆる「戦うか逃げるか」の反応)が過剰に活発になります。これが血管を収縮させ、血圧を上昇させる原因となります。
2. ストレスホルモンの分泌
睡眠不足は、体内でストレスホルモン(コルチゾールやアドレナリンなど)の分泌を促進します。これらのホルモンは血管を収縮させ、血圧を上げる作用があります。
3. 体の回復力の低下
睡眠は体の修復と回復に欠かせない時間です。睡眠不足が続くと、血管の弾力性が低下し、長期的には高血圧や動脈硬化を引き起こすリスクが高まります。睡眠は体の修復と回復に欠かせない時間です。

このように睡眠不足が慢性的に続くと、高血圧のリスクが高まります。高血圧は心臓病や脳卒中、腎臓疾患など、さまざまな深刻な健康問題を引き起こす可能性があります。特に、成人においては、毎晩6時間未満の睡眠が続くと、高血圧のリスクが顕著に増加するという研究結果もあります。

健康的な血圧を保つためには、成人で7〜9時間の睡眠が推奨されています。この時間帯に深い睡眠をしっかりととることで、心身の回復が促され、血圧の正常なサイクルが保たれるのです寝る前にリラックスするための時間を設ける(例えば、軽いストレッチや読書)と、睡眠の質が向上します寝る前の数時間にカフェインやアルコールを摂取すると、睡眠の質が悪化することがあります。

十分な睡眠をとることは、健康な血圧を維持するためにも非常に重要です。睡眠不足を解消することで、体全体の健康を守ることができます。睡眠の質を改善し、規則正しい生活を心がけることが、長期的な健康への第一歩となります。

睡眠不足を感じ、生活や業務に支障がある場合は早めに医師に相談することをおすすめします。

インフルエンザ

明けましておめでとうございます。保健師の宮本です。

福岡県では、インフルエンザの流行が拡大しています。第51週(12月16日~12月22日)には59.86と急増し、1週間で11,853人の感染者が報告されました。
特に北九州地区と福岡地区で高い数値が報告されています。

予防と対策として基本的ですが、以下が有効です

• 手洗いの徹底: 外出後や食事前には石けんで手を洗いましょう。
• マスクの着用: 人混みではマスクを着用し、飛沫感染を防ぎましょう。
• 体調管理: 十分な睡眠とバランスの良い食事で免疫力を高めましょう。

インフルエンザは感染力が強いため注意が必要です。症状が現れた場合は医療機関を受診し、他者への感染を防ぐために外出・出勤を控えましょう。

最新の情報 福岡県HP https://www.pref.fukuoka.lg.jp/life/3/21/80/ 

今年やり残していること

今年やり残していること、年賀状書き、ふるさと納税、家の窓ガラス掃除、そして極めつけは大腸ファイバー検査、まだ残っていました、仕事。今年も残りあと1週間ちょっとですが、力を振り絞って頑張りましょう。子供のころ楽しみだった、そして今も楽しみなクリスマスと正月は目の前です。

化学物質管理強調月間

厚生労働省は令和7年2月1日から2月28日までの1か月間、「化学物質管理強調月間」を実施します。
「化学物質管理強調月間」は、職場における危険・有害な化学物質管理の重要性に関する意識の高揚を広く一般に図るとともに、化学物質管理活動の定着を図ることを目的としています。
下記よりご確認ください。

「化学物質管理強調月間」(2月)を初めて実施します
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46325.html

実施要綱
https://www.mhlw.go.jp/content/11300000/001342208.pdf

中災防
https://www.jisha.or.jp/campaign/kagaku/index.html

感染症対策

こんにちは、保健師の宮本です。

空気の乾燥が気になる季節になってきました。注意したいのが病気への感染です。
1つの感染症が治ったらまたすぐ別の感染症にかかってしまう人が増えたようです。「感染ドミノ」と言われます。
このような状況になると、なかなか仕事にも復帰できない状態になってしまいます。
職場でも一人ひとりが対策を徹底することで、まずは感染しない環境を整え、職場全体の安全を守ることができます。

職場は多くの人が集まるため、感染症が広がりやすい環境です。一人ひとりが対策を徹底することで、職場全体の安全を守ることができます。以下のポイントに注意しましょう。

1. 衛生管理の徹底

• 手洗い・手指消毒:出勤トイレ後、トイレの後など、こまめに手を洗うか消毒を行いましょう
• 清掃と消毒:デスクやドアノブ、共有スペース(会議室、休憩室)の定期的な消毒を実施。
• 換気:オフィス内は定期的に換気を行い、空気の流れを確保する。

2. 体調管理の徹底
• 体調不良時は出勤しない:発熱や咳、のどの痛みなどの症状がある場合は無理せず自宅で休む。
• 健康チェック:出勤前に体温を測り、体調に異常がないか確認する。

3. 密を避ける工夫
• 席の配置:席の間隔を確保するか、パーテーションを設置する。
• 時差出勤や在宅勤務:可能であれば、混雑を避ける働き方を取り入れる。
• 会議のオンライン化:会議はオンラインを活用し、対面を最小限に。

4. ワクチンや予防接種
• 季節性インフルエンザやその他の感染症に対するワクチン接種を推奨する。

5. 情報共有
• 感染症に関する最新情報や注意喚起を社内で共有し、社員全員が状況を把握できるようにする。

6. ストレス対策と免疫力向上
• 十分な睡眠とバランスの良い食事を心がける。
• ストレスを軽減するため、リフレッシュできる時間を作る

以上ですが、コロナが蔓延していた時の対策ですね。今一度社内の対策や個々の予防について見直しをお願いします。

PCとタブレットの両方更新しました

ここ1か月の間に仕事用のデスクトップパソコンとタブレット両方を購入し、従来のものは処分しましたが、いずれも動作が格段に速くなり、ストレスなく仕事ができるようになりました。これならもっと早く買い替えておくべきでした。やはり仕事のツールは良いものを使わなければいけませんね。

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