安全衛生管理を促進させるもの
- 2012年02月09日
- 活動報告
事業場における安全衛生管理を促進させるものとして、産業医の熱意や指導力といいたいところですが、現実にはそう簡単ではありません。長年その必要性を説いていたにもかかわらず、なかなか事業場がいうことを聞いてくれないということはよくあります。こちら側に説得するだけの能力がないのかもしれませんが、そうした事業場でも労基署の指導が入った途端に風向きがガラッと変わることはよくあります。事業場としても労基署からの勧告や指導を無視するわけにはいかず、特に中小零細企業については、行政指導が安全衛生管理を促進させるという側面があることは否定できません。労基署から指導が入ったあとに産業医の仕事が増えることは結構ありますので、私としてはうれしいやら悲しいやらといったところです。やはり労基署の指導の効果は大きい。