『うつ』 を寄せ付けない生活を求めて。
- 2013年08月09日
- メンタルヘルス
『うつ』 いわゆる鬱々とした気分にとらわれてしまうと、本来の自分らしさが影をひそめてしまいます。
鬱々とした気分が生じるのはいろいろな原因があります。
今日は、体の中の生化学的な面から考えてみたいと思います。
人の脳は種々のホルモンの微妙なバランスでコントロールされています。
このうち3種類のホルモンの量が増えたり減ったりしてバランスが乱れると、うつ病発症の原因となるといわれています。
さて、ホルモンは体の中で勝手に存在しているのではもちろんなく、日々口にする食べ物から体内で合成されています。
良い原料を適切な時期に適切な量入れてあげないと、良い製品(ホルモン)は生産されません。
ホルモン生産は、タンパク質にビタミンB群と鉄分を加えた原料(食事)をもとに、夜間限定(睡眠中)での生産という工程が必要となります。
また生産計画は規則正しい消費量に基づいて立てられるので、朝夜とメリハリの利いた生活が必須です。
生産されたホルモンは微量で貴重なものですから大切に使用したいものです。
ここぞというときに使えるよう節約するには、オンオフ(仕事と休養)のスイッチを細めに切り替えることが有効です。
いかがでしょうか。
残業続きで食事が疎かになってくると、栄養の種類が偏ってしまいがちです。
1回2回なら構いませんが、習慣になっていつも同じ食事内容にならないようにしたいものです。
また、いつも疲れていると仕事と休養の境が曖昧になってしまいがちです。
休む時は休んでしっかり眠りましょう。
『うつ』 を寄せ付けない生活の為に、自分の体の中のホルモン製造工場をしっかり稼働させてあげましょう。 (N・H)