肥満症
- 2013年11月06日
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太っていて、糖尿病や高血圧、脂肪肝、睡眠障害などがある人は治療が必要になる。「肥満症」という病気。9月に国内で初めての脂肪の吸収を抑えるタイプの新薬、セチリスタットが承認されました。厚労省の調査によるとBMI25以上の肥満は全国民の24.7%。特に男性の30~60代はBMI25以上の割合は30%を超えています。日本肥満学会は2011年、BMI25以上の「肥満」に加え、糖尿病や脂質異常症、痛風等の11の肥満に関連する病気があり、CT画像で腹部の断面咳のうち内臓のまわりについた脂肪の面積が100平方センチ以上あれば「肥満症」として治療が必要とする診断基準を作っています。
食事制限等でも肥満が続けば薬による治療の開始となります。新薬の治療対象者となる患者は2型糖尿病と脂質異常症があり、食事療法と運動療法を行っていても十分な効果が得られない肥満症(BMIが25kg/m2以上の場合)に限って使用することができます。
減量は食事療法、運動が基本であると思いますが、ライフスタイルの見直しを行っても減量できないという方は、内服による治療も必要なのかもしれませんね。