服部産業医事務所の活動

あなたの咳、周りに迷惑をかけていませんか?

保健師の宮本です。

早いもので今年もあと2週間になりました。

私事ですが今年中に取れるかも?と少しばかり期待していた自動車免許、先日ようやく仮免取得まで漕ぎつけたところです。

年末年始は自動車学校もお休みになるそうなので、まだまだ時間がかかりそうです><

 

さて、今日は最近よく目にする「咳エチケット」についてお話します。

数年前から貼り紙やCMなどで見かけるようになったこの言葉、鼻水や唾液が周りの人にかからないようにする「エチケット」だけではないのをご存知でしょうか?

 

インフルエンザや風邪といった身近な感染症は多くの場合、かかった人の咳やくしゃみなどに含まれるウイルス・細菌を吸い込む、いわゆる「飛沫感染」で発症します。

そのため、「咳エチケット」という言葉は「周りの人に感染症をうつして回ることを防ぐ」ため、咳・くしゃみが人に直接かからないようにすることを指しています。

 

この咳エチケットを守るうえで勧められるのが「マスク」の着用ですが、マスクの着用はなんと自分自身にもメリットがあります。

具体的に言うと・・・

鼻と口を覆う⇒鼻や喉が乾燥しない⇒ウイルス・細菌が体に入りにくくなる

鼻と口を覆う⇒冷たい空気を吸わなくて済む⇒喘息症状として咳が出るのを防ぐ

 

また、せっかくマスクを使用していても正しく着脱しないと、期待される予防効果を得られません。

以下の点に注意しましょう。

 

~マスク着脱の際の注意点~

【着けるとき】

●ガーゼ(布製)ではなく、不織布(使い捨て)のものを選ぶ

●着ける前に手を洗う

●あごの下から鼻まで、隙間がないように覆う

 

【外すとき】

●口を覆っていた面に触らないようにする

●最低でも1日1枚使い捨てる

●使用後のマスクは放置せず、できればフタつきのゴミ箱に捨てる

●外した後も手を洗う。

 

なお、マスクがないときに咳・くしゃみをするときは、次のことに注意しましょう。

 

~マスクを着用せずに咳やくしゃみをするとき~

○ティッシュなどで口と鼻を覆い、周りの人から顔をそむけて1m以上離れる

○咄嗟のときは感染を広げやすい手ではなく、袖や上着の内側で覆うようにする

○手で覆ったときは必ず手を洗う

 

おまけ❤マスク選びは楽しみながら!

 

最近のマスクは大きさ以外にも色や形、機能、デザインなどの違いによる種類が豊富です。

(中には匂いつきやファンデーションが落ちにくい!眼鏡が曇りにくい!という優れものまで)

今の季節ならドラッグストアやコンビニの目につく場所に置いてあり、選ぶ楽しみもあります。

医療現場で用いられる医療用マスク(サージカルマスク)まで置いてあるお店もありますが、咳エチケットのためには不織布のもの(使い捨てマスク)であれば、家庭用マスクで十分だとされています。

隙間なく鼻や頬を覆うことができる大きさで、形態や機能、デザインの点からもお気に入りのマスクを見つけて、寒い季節を乗り切りましょう!

 

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