服部産業医事務所の活動

ヨーグルトはいつ食べるのがいいのか?

こんにちは、保健師の山本です。
台風が再びやってきていますね。
庭等の台風対策はこの週末にした方がよさそうです。

さて、今回はヨーグルトをテーマにお話ししたいと思います。
色々な効果のあるヨーグルト、私も好きな食べ物の一つです。
ところで皆さんはいつ、どのタイミングでヨーグルトを食べていますか?
実はヨーグルト、食べるタイミングでその効果が変わってきます。
自分の欲しい効果が得られるよう、効果的なタイミングについてお話ししたいと思います。

➀ダイエットの味方としてのヨーグルト
ダイエットをしているなら、食前にヨーグルトを食べるプレミールとして食べるのがおすすめです。
ほんの80g程度食べるだけで満腹感が得られるので、食べ過ぎ防止に効果的。ヨーグルトには血糖値の急激な上昇を抑える働きもあるので、まず野菜から食べる「順番ダイエット」と同じような効果も期待できます。
また、ヨーグルトにはカルシウムや鉄分の吸収を良くする働きもあるので、健康な体のためにもピッタリです。

②便秘改善のお助けアイテムとしてのヨーグルト
ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌などには、腸内環境を整える働きがあります。
便秘解消が目的なら、食後にヨーグルトを食べましょう。
実は、乳酸菌は胃酸で死滅してしまうと言われています。
死滅した乳酸菌は、腸内で食物繊維と同じような働きをするので、決して無駄にはなりませんが、できれば生きたまま腸に届けたいもの。
胃酸が薄まっている食後に食べるのが効果的です。腸内環境が整えば、肌荒れやニキビも解消して美肌になる効果も期待できます。

③眠りをよくするためのヨーグルト
覚醒と睡眠を切り替えて、自然な眠りに入るには睡眠物質メラトニンが効果的です。
ヨーグルトにはメラトニンが入っているので、ストレスを軽減してぐっすり眠るには、寝る前にヨーグルトを食べましょう。
※寝る2時間前位がいいようです
もちろん、ヨーグルトに含まれるカルシウムも自律神経のバランスを整え、速やかに眠りに入るために効果的です。
カルシウムの働きを助けるマグネシウムも一緒に摂ればなお効果的。
マグネシウムが多い黄な粉や擦りゴマを振りかけて食べるといいですよ。

以上、効能別にヨーグルトの食べるタイミングについてお話ししました。
自分の目的にあった食べ方をして、効率よく得ていただけたらと思います。
また、ヨーグルトの上に溜まった上澄みは、水ではなくホエーです。
ホエーはタンパク質たっぷりの栄養食品。
捨ててしまわずに一緒に食べるようにしましょう。

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