服部産業医事務所の活動

痛風

こんにちは。保健師の宮本です。

暑いこの時期に尿酸値が上がり、痛風発作を起こす方が増えてきます。
痛風発作は尿酸値が高い状態で起こります。法定での定期健康診断の項目には尿酸値は入っていませんが、会社によっては検査を実施している場合も多いようです。

血中の尿酸は、汗をかくことで体内の水分が奪われてしまい濃度が上昇します。
痛風(高尿酸血症といいます)は、細胞内の核に含まれているプリン体が分解されるときに生じる老廃物(これが尿酸です)が、尿中に排泄されずに、血中の濃度が高まることで発症します。尿酸値の高い状態でいると、尿酸が結晶となり、特に足の親指などの関節にたまって、激痛となります。これが痛風発作です。尿酸値が高いと全ての人が痛くなるわけではありませんが、注意が必要です。
痛みのために靴が履けず、車も運転できず、一人で病院受診さえも大変な思いをするようです。

尿酸値を上げないようにするためには、食事管理も大切ですが、水分摂取を十分にして脱水状態にならないことが重要です。
充分な尿量を確保するために、しっかりと水分を摂取しましょう。一度にまとめてではなく、小まめに飲むのがおすすめです。
もちろん、アルコールは水分補給とはなりません。
また、アルコールは尿酸値を上昇させますのでお気を付けください。

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