テレワークにより飲酒量増加も
テレワークにより外で飲む機会が減り、それに伴い飲酒量も減った方が多い一方で、逆に飲酒量が危険な域にまで増加している方も見られます。殊にふだん通勤や仕事で車を使っている方の中には、飲酒運転をするリスクが減った分、気が緩んで自宅での飲酒量が増加している方が結構おられます。そうしたケースの場合、朝の通勤がないので自宅で夜遅くまでたくさんのアルコールを飲み、生活リズムを崩している状況が窺えます。やはり勤労者は毎日会社に出勤することにより、生活リズムを整え、健康管理ができている側面があります。産業医の立場からも、テレワーク勤務者の健康状態の悪化には注意していきたいと思います。