服部産業医事務所の活動

花粉症と黄砂

黄砂と花粉の飛来が増え、アレルギー症状や体調不良を訴える人が多くなっています。

1. 黄砂と花粉が健康に与える影響
(1)黄砂による影響
• 呼吸器症状:咳、喉の痛み、気管支炎や喘息の悪化
• アレルギー症状:目のかゆみ、鼻水、皮膚のかゆみ
• その他の影響:肌荒れ、眼の充血、疲労感

(2)花粉症による影響
• 鼻症状:くしゃみ、鼻水、鼻づまり
• 眼の症状:かゆみ、充血、涙目
• 全身症状:頭痛、倦怠感、集中力の低下

特に、黄砂と花粉が同時に飛散する時期は症状が悪化しやすくなります。

2. 社内でできる健康管理対策
(1)職場環境の整備
• 室内の換気は花粉や黄砂の少ない時間帯に行う
• 空気清浄機や加湿器を活用し、室内環境を整える
• マスク・防塵メガネの着用を推奨

(2)屋外作業者の対策
• 花粉や黄砂を防ぐマスクを着用
• 防塵メガネで目を保護
• 作業後は衣服をはたき、顔や手を洗う

(3)在宅勤務の活用

花粉や黄砂が多い日は、リモートワークができる場合はを推奨するのも一つの選択肢です。

3. 花粉症・黄砂対策の健康管理ポイント
(1)こまめな水分補給
喉や粘膜を保護し、異物の排出を促します。

(2)バランスの取れた食事
• ビタミンA・C・Eを含む食品(にんじん、ブロッコリー、ナッツ類)を摂取
• 抗炎症作用のある青魚(DHA・EPA)を取り入れる

(3)薬の活用
• 花粉症の方は、抗ヒスタミン薬などを早めに服用
• 症状が重い場合は、医療機関を受診

(4)ストレス管理と十分な睡眠
• 睡眠不足やストレスはアレルギー症状を悪化させるため、リラックスする時間を確保

黄砂と花粉は、呼吸器やアレルギーの症状を悪化させる要因となります。とくに呼吸器の疾患がある方は注意が必要です。

災害時の服薬管理

災害はいつ起こるかわかりません。災害時の服薬管理についてご紹介します。
以下のポイントを押さえて備えておくと安心です。

1. 事前の備え
• お薬手帳の準備:紙またはスマホアプリで管理し、最新の情報を記録しておく。
• 最低1週間分の薬を確保:災害時に薬の供給が滞る可能性があるため、余裕を持った備蓄を。
• 分割保存:自宅・職場・持ち歩き用に分けて保管しておくと安心。
• ジェネリック名を知る:薬の供給が止まった場合、同じ成分の代替薬を探しやすくなる。

2. 災害時の対応
• 薬が不足したら:
• 避難所や病院で医療支援を受ける
• ドラッグストアや薬局で相談(OTC薬の代用も検討)
• 保険証やお薬手帳がなくても、可能な限り状況を伝える
• 服薬を中断しないために:
• 服薬スケジュールを守る
• 水や食事が不足していても、飲める方法を考える(例えば水なしで飲める薬の準備)

3. 特に注意が必要な薬
• 慢性疾患の薬(高血圧、糖尿病、心疾患など):服薬を中断すると症状が悪化する可能性がある。
• 精神疾患の薬:急な中断で離脱症状が出ることがあるため、医療機関に早めに相談を。
• インスリンや冷蔵保存が必要な薬:保冷剤や保冷バッグを準備し、避難先で冷蔵の確保を。

災害時は薬の確保が難しくなるため、普段からの準備が大切です。普段通院している病院や薬局で、災害時の対応について確認しておくこともお薦めします。

産業医大の卒業式に参加しました

先日産業医大の卒業式が執り行われ、夜の祝賀会まで出席しました。小倉のホテルで行われた祝賀会では、自分の同窓の教授たちから娘の卒業を祝う言葉をいただきました。同窓の各教授の退官前に娘が卒業できたことはとても喜ばしいことであり、そして感慨深いものがありました。これまで指導いただいた教授たちに感謝、感謝です。これからもご指導のほど、よろしくお願いいたします。

喉の老化

こんにちは、保健師の宮本です。
皆さんは、「最近、声がかすれやすい」「食べ物や飲み物が飲み込みにくくなった」と感じることはありませんか? 時には自分の唾液にむせたり……
それは 喉の老化 のサインかもしれません。加齢によって 嚥下機能(飲み込む力) が低下していきます。

喉の老化は 40代頃から始まり、50代以降に症状が出やすい と言われています。
特に 声の変化や飲み込みにくさ は、以下のような原因で起こります。

声の老化の原因
•声帯の萎縮:筋肉が衰え、声帯がしっかり閉じなくなる
•粘膜の乾燥:加齢により喉の潤いが減り、声がかすれやすくなる
•肺活量の低下:息を使う力が弱まり、声が小さくなる

嚥下機能の低下の原因
•喉や舌の筋力低下:食べ物を口から喉へ送る力が弱まる
•反射の低下:食べ物や飲み物が誤って気管に入りやすくなる
•唾液の分泌量の減少:口の中が乾燥し、飲み込みにくくなる

喉の老化が進むと、 誤嚥による肺炎のリスク も高まります。

飲み込みやすさを保つために、今日からできる習慣としては
・ゆっくりよく噛んで食べる(食事中の喉の動きを意識)
・喉を乾燥から守るためにこまめな水分補給(特に就寝前・起床時)、加湿器の活用(湿度50~60%を目安に)、カフェインやアルコールの摂取は控えめに
・栄養と生活習慣の改善
ビタミンA・Eを含む食事を意識(喉の粘膜を守る、適度な運動と睡眠を確保(全身の筋力低下を防ぐ)、食事はしっかり噛む

喉の老化は 40代頃から始まり、50代以降に症状が目立つ ことが多いですが、 日々の習慣で進行を遅らせることが可能 と言われています。お試しください。

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