服部産業医事務所の活動

大腸がん検診

こんにちは、保健師の宮本です。

最近、著名人が大腸がんを公表したり、亡くなったなどの報道が続きました。「自分も気を付けた方がいいのかな」と感じた方もいるかもしれません。

大腸がんは日本人に多いがんの一つですが、早期に発見すれば治療できる可能性が高い病気です。そのため、何よりも大切なのは症状が出る前に検診を受けることです。

初期はほとんど症状がありません大腸がんは初期には自覚症状が少なく、血便がない、お腹が痛くない、元気だから大丈夫と思っていても、知らないうちに進行していることがあります。

だからこそ、毎年の便潜血検査が重要です。便潜血検査は、自宅で便を2日分採取するだけの簡単な検査です。肉眼では見えないわずかな出血を調べることができ、早期の大腸がんやポリープを見つけるきっかけになります。「陽性=がん」ではありません。でも、受診が重要です。

便潜血検査で陽性(要精密検査)となると、不安になったり、「痔があるから大丈夫だろう」と自己判断してしまう方もいます。しかし、陽性だからといって必ず大腸がんというわけではありません。一方で、その中には早期の大腸がんや前がん病変である大腸ポリープが見つかる方も少なくありません。

便潜血検査は「異常がある可能性」を知らせるサインです。問題なのは「受診しないこと」です。便潜血検査で要精密検査となっても、全国では約3~4割の方が精密検査を受けていないという報告があります。せっかく検診で異常のサインが見つかっても、そのまま放置してしまっては、検診を受けた意味が十分に生かされません。

大腸がんは、早期であれば内視鏡治療だけで済む場合もありますが、発見が遅れると手術や抗がん剤治療が必要になることもあります。

あなたの未来を守るために、40歳以上の方は毎年大腸がん検診を受けましょう。「要精密検査」と判定されたら、必ず大腸内視鏡検査を受けましょう。

大腸がんは、「早く見つければ治せる可能性が高いがん」です。検診を受けること、そして必要な精密検査まで受けること。この二つが、あなた自身と大切な家族を守ることにつながります。

怪物だよ 高校球児

毎日仕事で外に出ますが、現場の職場巡視はもちろんのこと、事業所に移動するだけでも途上汗がふき出てきます。体力的にとても厳しい季節です。今全国では夏の甲子園高校野球の予選が行われていますが、彼ら高校球児はただ歩くだけでなく、この炎天下、グラウンドで打って、投げて、走り回ってを全力で行っているわけです。どう考えても自分にとって彼らは怪物のような存在です。振り返って自分も高校時代は軟式テニスをしていましたが、当時は今ほど暑くはなかったとはいえ、やはり今考えると元気でしたね。そしてなんとあの当時は、たとえ汗をかいても体がきつくなるから水は飲むなという、今とは真逆の指導を受けていました。遠い昔の話。

早起きしてワールドカップ観戦!その効用は?

こんにちは、保健師の宮本です。

最近、サッカーワールドカップの試合を見るために、いつもより早起きした方もいるのではないでしょうか。

「寝不足になっただけかも…」と思いがちですが、好きなことのために早起きする時間には、意外とよい面もあります。

① 朝から楽しみがある

「試合を見る」という目的があると、普段より起きやすくなります。朝に楽しみな予定があることは、気分の切り替えにもなり、その日を前向きに始めるきっかけになります。

② 気分転換になる

応援したり、ゴールに喜んだり、思わぬ展開に驚いたり。試合に夢中になる時間は、仕事や日常のことから少し離れられる、よいリフレッシュの時間です。

③ 会話のきっかけになる

「今朝の試合、見ましたか?」
「あのプレーはすごかったですね」共通の話題があると、職場での何気ない会話も生まれやすくなります。スポーツ観戦は、人とのつながりをつくるきっかけにもなります。

④ 非日常を楽しめる

ワールドカップは、毎日あるものではありません。少し生活リズムを変えてでも見たいと思えるイベントがあることは、日々の楽しみや生活の張りにもつながります。

ただし、睡眠不足には注意です。数日だけの早起きであれば大きな問題にならないこともありますが、睡眠不足が続くと、日中の眠気、集中力や判断力の低下、だるさ、イライラ、作業ミスなどにつながることがあります。早起きして観戦した日は、できるだけ早めに就寝し、昼休みに短時間目を閉じるなど、睡眠を補う工夫をしましょう。

「早起きして見てよかった」と思える時間は、心の栄養になります。健康管理では、睡眠や食事だけでなく、楽しみや気分転換も大切です。

睡眠不足には気をつけながら、残り少ないワールドカップならではの特別な時間を楽しみましょう。くれぐれも業務に支障のない範囲で……

洗眼器から赤水が

眼に薬品や化学物質を被液した際、眼を洗うため現場に設置されているのが洗眼器ですが、点検やメンテを怠っていると、赤水が出たり、粉じんで目詰まりしていて水が出なかったりして、緊急の際に使用できず無用の長物になっていることが結構あります。職場巡視の際は実際に洗眼器の栓を回して、きれいな水が出るかどうか確認しておくことをお勧めします。実際に被液した際は15分以上流水で眼を洗うのが鉄則になります。

夏でも油断禁物!「冷え対策」で体調を守りましょう

こんにちは、保健師の宮本です。

「冷え」は冬だけの悩みと思われがちですが、実は夏にも多く見られます。冷房の効いた室内で長時間過ごしたり、冷たい飲み物や食べ物を摂り過ぎたりすると、体の深部まで冷えてしまい、自律神経のバランスが乱れやすくなります。その結果、だるさや疲れやすさ、肩こり、頭痛、胃腸の不調などにつながることがあります。

【夏に冷えやすい人の特徴】
・冷房の効いた部屋で長時間過ごす
・冷たい飲み物やアイスをよく口にする
・汗をかいたまま過ごすことが多い
・シャワーだけで済ませることが多い
・運動不足で筋肉量が少ない

【今日からできる夏の冷え対策】
① 冷房は「冷やしすぎない」

外気温との差は5~7℃以内を意識しましょう。冷房の風が直接当たらないよう、風向きの調整も大切です。

② 羽織るものを1枚準備

カーディガンや薄手の上着、ひざ掛けなどを活用し、お腹や首、足元を冷やさないようにしましょう。

③ 冷たいものは摂りすぎない

冷たい飲み物ばかりではなく、温かいお茶やスープを取り入れることで、胃腸への負担を減らすことができます。

④ 汗は早めに拭いて着替える

汗が蒸発するときに体の熱も奪われます。汗をかいたまま冷房の効いた部屋に入ると、体が急激に冷えやすくなるため、タオルで汗を拭き、必要に応じて着替えましょう。

⑤ 筋肉を動かして血流アップ

筋肉は体の熱をつくる大切な器官です。デスクワークの方は1時間に1回程度立ち上がり、肩やふくらはぎのストレッチを行いましょう。

⑥ 湯船につかる習慣を

夏でも38~40℃程度のお湯に10~15分つかると、血行が促進され、自律神経のバランスも整いやすくなります。

熱中症対策だったり、冷え対策だったりと体調管理が大変な時期ですが、いろいろな対策をしつつ暑い夏を乗り越えましょう。

お伊勢参りに行ってきました

先週末3泊4日にて伊勢神宮にお参りに行ってきました。行きは新門司から大阪までフェリー、大阪難波で近鉄線に乗り換えての行程でした。折しもダブル台風が伊勢沖を通過する予報が出ていましたので、半ば行くことを諦めていたのですが、なんとフェリーは欠航することなく、近鉄線も通常通り運行され、予定通り昼前に伊勢にたどり着くことができました。こういう時でもちゃんとお参りにくる覚悟があるのかと、あたかも天照大御神に試されているような気持ちになっていたのですが、事前にフェリーも宿もキャンセルせずに本当に良かったと思いました。その後2日間かけて外宮と内宮をお参りしましたが、雨が降るなかでのお参りは、それはそれで神宮のなかは神々しく、また降る雨に心が洗われるようでした。式年遷宮の奉賛金も納め、最終日にはようやく天候も回復し、お土産を買って帰途につきましたが、清々しい気持ちになれた伊勢神宮での休日でした。

 

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