そろそろ始め時、紫外線対策②
- 2016年05月18日
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こんにちは、保健師の山本です。
今月は紫外線をテーマにお話をしていますが、今回は紫外線対策についてです。
1.日焼け止めの豆知識
自分にあった日焼け止めは、どう選べば良いのでしょうか?
まずは、防御力の強さを確認しましょう。
SPF・・・
紫外線防御指数 SPFは、サン・プロテクション・ファクター(Sun Protection Factor)の略で、UV-Bを防ぐ効果があります。
1SPF=約20分間、肌を紫外線UV-Bから守ってくれる効果があり、SPF30であれば20×30=600分(10時間)肌を紫外線UV-Bから守ってくれます。
ただし、いつも数値が高い物を使っていれば安心、というわけではありません。数値が高いものを使うと、その分肌への負担も大きくなります。
勘違いしやすいのは、日射しの強さに対抗できる値ではないということ。あくまで目安は太陽の光を浴びる“時間”です。
とはいえ、海や山へ行く=長時間になるので、やはりSPF値が高い物を選んだ方が効果はあります。ふだん屋内で仕事をされる方はSPF30程度、屋外でのレジャーやスポーツは50程度、など目的に合わせて選びましょう。
PA・・・
UV-A防御指数 PA値には、PA+~PA++++までの段階があり、+が多いほど効果が高いことを表しています。
ふだんの生活であればPA++くらいで問題ないでしょう。
2.日焼け止めの塗り方
日焼け止めは、戸外に出る前に塗りましょう。
塗る量は、顔では手のひらに取る場合、一円玉を置いたくらいの面積が埋まるようにして、2 回塗ります。 手のひらに取った量を顔の数箇所に分けて置き、そこから伸ばしていきます。 また腕や背中でも同様に数箇所において伸ばして下さい。 最初に何箇所かに分けて皮膚の上に置くことによって塗り忘れや塗りむらを避けることが出来ます。 また太陽光にさらされやすい所(鼻の頭、肩、背中の上部など)は念入りに塗ります。
次回は日焼けと食べ物の関係についてお話ししたいと思います。