夏バテ予防(食事)
- 2018年07月31日
- 健康管理
こんにちは。保健師の宮本です。
過去に例のない気象状況と言われ、40度を超える気温だったり、台風の進路がいつもと逆だったりと不思議な状況です。
相変わらず暑さは続いているので、熱中症対策に水分補給をと、連日言われていますが、水分だけでなく、食事にも注意が必要です。
そこで意識してみたいのは、糖質とビタミンB1です。
この時期にはついついサッパリとした麺類などを食べる機会が多くなっていませんか?
麺類は糖質を多く含む食品です。糖質制限などちょっと悪者になりつつありますが、実は
大切なエネルギー源です。しかし食べるときにはビタミンB1を一緒にとらないとうまくエネルギーに変えることができずに、かえって夏バテしやすくなります。
ビタミンB1というと、すぐに思いつくのは大豆や豚肉です。ウナギや玄米にも多く含まれます。
さらには、それと一緒にネギやにんにく、ニラなどを取るとビタミンB1の吸収がよくなります。
豚肉とニラを炒めたり、冷奴にネギをのせたりと工夫できます。
暑いので食べる量が落ちてしまう方もいらっしゃると思いますが、糖質が少なすぎてもエネルギーが足りなくなってしまい、さらにたんぱく質が少なくなってしまうと、不足を補おうと体の中にあるたんぱく質を使ってしまうので、筋肉量が減ってしまい、疲れやすくなります。
食事量は落ちても、これらの栄養素を効率よく摂って、この時期を乗り越えましょう。